倉敷美観地区にある旅館鶴形の松です。夜間にライトアップされた姿は徳川幕府の御殿を飾った狩野派のふすま絵のようです。絵の松は絵師によって創造されたものですが、266年の歳月をかけ、何代もの職人の手を経て、リアルふすま絵として再現されました。太平と維新と戦禍をくぐり抜けた奇跡です。
画像1

いいなと思ったら応援しよう!