サロンピアノフレンズ
「ひさびさにピアノを弾いてみようかな」と思っているひとたちへ、ぜひお伝えしたいことを綴っていきます。彩りゆたかなピアノライフの扉を開けていきましょう!
音楽の話題に限らず、想うこと、気づくこと、感じることを、綴っていきます。みな、どこかでなにかが繋がっていて、面白いです。
来月初日、コンサートを開きます。ちょうど2週間後です。 昨秋、noteに「ステージをひかえた日々」という記事をいくつか綴りました。今年もなにか綴ろうかな、と思っているうちに、今になってしまいました! 今回、ショパンの「幻想ポロネーズ」をお届けします。ショパンのポロネーズというと「英雄ポロネーズ」が圧倒的に有名です。曲名を知らなくても、メロディを耳にすれば「ああ、この曲」とお気づきになると思います。『題名のない音楽会』の放映中に流れる出光興産さんのCMで、ホールでピアニスト
『祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。 おごれる者も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。 猛き者もつひには亡びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。』 「平家物語」の冒頭の一節です。 中学の頃、古文の授業で、この冒頭を暗記する課題がありました。この4つの文章のあと、盛者必衰の例として、中国の覇者が4名、日本の覇者が4名。中国は「秦の趙高」、日本は「将門、純友」は思い出せますが、あとはまったく思い出せず。。そして、平清盛につながり、清盛
この記事、2013年3月にアメブロに綴ったのですが、長らくご愛読いただいた一稿なのです。 先日、友人に、「音楽って、文系?理系?」と尋ねられました。 どちらだとお思いになります? 私は、「理系ではない」ということはない、と考えています。 なぜならば、「理系ではない」と捉えてしまうと、ところところで行き詰まるところが出てくる、と実感しているためです。 そもそも、「音」「音波」って、小学校の理科、中高の物理で習いますよね! 13個や17個の音符を、拍のなかで均等な間隔
noteを読んでいると、ピアノを話題にしている記事に出会います。 最近、「そうなんだ〜」と思ったのは、youtubeをご覧になって独学で弾いているひとが多いこと! いまさらの気づきなのかもしれませんけれども。 たしかに、「〇〇、弾いてみた」「〇〇の弾き方」という動画、多いですものね〜 今は、動画で弾きかたを身につけていく、それが珍しいことではない時代かもしれません。 かく言う私も、ピアノ鍵盤の端にスマホを置いて撮った動画をチャンネルにあげてみたりしています。どなたかの参考
自身のアメブロ「Welcome to 大人のピアノプラクティス♪」に、2016年5月11日、公開した記事です。今日、なんとなく目に留まったので、こちらに移してみますね。タイトル画像は、期せずして、その7年後の同日に撮った1枚です。 ノスタルジー♪郷愁 「この曲には、作曲家のノスタルジーが込められている」 曲の解説等で、目にすることがある表現です。 しかしながら、私は、この「ノスタルジー」というものがよくわかりませんでした。もちろん、 「ノスタルジー、郷愁:ふるさと、古い
『虎に翼』の放送が終了しました。 脚本家の吉田恵里香さんが、”寅子とその家族と同志たちの物語”と書いていらっしゃるのをネットニュースで拝見しました。そのとおりで、主人公の寅子さんだけではなく、家族や、大学の同期生の人生も描いていましたね。職場で出会うひとたちの人生観も垣間見て取れました。 半年間欠かさず観ていましたけど、振り返ると、主人公の寅子さんのみならず、登場するひとたちのさまざまな生き方を描いていて、その生き方に決して否をとなえない。そこがよかったです。また、主人公
先日、神社を三箇所巡りました。どの神社も初めての参拝です。 海からお出でになる神々、天界から山に降り立った神々、を感じ入る巡りでした。見出し画像は、巡った一社である御岩神社の参道を歩きつつ、撮った1枚です。 撮った写真や動画を見ていて、フィットする響きをしばし思案してみまして。 合うな、と思ったのは、今年の大河ドラマ『光る君へ』のメインテーマです。 この曲は、初夏に開会した発表会で、ご出演の方々の演奏がおわったあと、会のエピローグとしてお届けした1曲です。作曲は冬野ユミさ
突然ですが、みなさまは「やってみたかったこと」ってあります? 私は、ピアノの合宿です。 今は、中高時代から、ひとによっては小学校の頃から、合宿を経験しているひとが少なくないようですが、私の中高時代は身近ではありませんでした。 大学になるとゼミ合宿、サークル合宿というのは聞きましたが、私はなぜか縁がなく。 ピアノをお教えするようになって、気が合うピアノフレンズたちと一泊二日でもピアノに集中できたら楽しいだろな、と思うようになりました。公私ともに多忙な大人のひとたちだからこ
つい最近、あることを申し込みたく、ネットで申し込み作業を進めていました。参加予定のイベントに付随するものの申し込みです。 「ネットならイベントの直前まで申し込み可能」とパンフレットに書いてある太字だけ頭に入っていて、まだ日にちがあるなぁと思いつつ、イベントへの参加費を振り込んだついでに、そのことも申し込んでしまおうと思い立ちまして。 その申し込みには、ハガキ郵送とネット申し込みとのふたつの手段があります。ハガキ郵送の場合は支払いが店頭払いのようで、お店に行く時間もありませ
2017年10月12日にアメブロ(Welcome to 大人のピアノプラクティス♪)に記載した記事です。読み返してみて、「こちらに移しておきたいな」と思う記事を引越しさせています。 今日、引っ越しさせるのは、当時放映されていたNHK Eテレの番組「ららら♪クラシック」を観ていて、ピアノのヒントになるなと感じた話です。 その番組は、ヴァイオリニストの渡辺玲子さんが、ヴァイオリンの魅力を演奏とともに教えてくださるものでした。詳細は、番組のサイトに、丁寧に記されています。今でも
たくさん教本が出ている現在、もしかしたら、今や、指の練習をハノンで行うひとは少なくなっているのかもしれません。 私にとっては、弾かない期間が長かったときには(あるのですよ〜!)、とくに必要な一冊です。というのも、弾かない手指(てゆび)でいきなり曲を弾き始めてしまうと ・心理的には、あまりにも弾けない現実を知ることになり ・手指的には、いきなり動かすことによる痛みの元になり あまり良いことがありません。。。 そこで、ウォーミングアップを兼ねてのハノンタイムとなります。
「こどもの習い事ランキング」などで、いつもベスト10に入っているのが「ピアノ」。時代によってはベスト5入りが続くときもあるくらいで、昭和→平成→令和と、時が流れていっても、不動のポジションです。 ということは、世の中には、ピアノを弾いたことがある人がそれなりに存在する、ということですね〜 では、ひとは、いつからピアノを弾かなくなってしまうのでしょうか? これも、半世紀変わっていないように感じています。たいてい、弾かなくなってしまう最初のきっかけは、学習塾も含めて、ピアノ
2017年1月11日にアメブロ(Welcome to 大人のピアノプラクティス♪)に記載した記事です。現在、アメブロからnoteへ引越し作業中で、noteに引き継ぎたいものをセレクトしてお届けしています。 国立西洋美術館で開催中の(というか今月の15日までなのですが) 「クラーナハ展ー500年後の誘惑」を観ました。 http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2016cranach.html クラーナハさんは、今から500年ぐらい前、そう、5
自身のアメブロ「Welcome to 大人のピアノプラクティス♪」に、2014年1月25日、公開した記事です。10年前に書いたことですが、今、読み返してみて、まったくもって同感するので、そのままnoteへお引っ越しさせますね。 なお、タイトル画像と、下記でご紹介している画家さんやその作品とは、まったく関係ありません。 壁画家シャヴァンヌから学ぶシンプル 現在、東京渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで、 ”シャヴァンヌ展 水辺のアルカディア ピュヴィス・
今日のタイトルは「70%の力で”極め”て」です。なので、7分咲きにように見える白梅の写真を飾ってみますね。 12年前、自身のアメブロ[Welcome to 大人のピアノプラクティス♪]に、力加減について記しました。ご紹介します。 若人は120%、大人は70%の力で、”極め”て 40代後半となって日々確信しつつあることは、『70%のパワーでいいのではないか』ということです。これは何事にも当てはまるのでは?とひそかに考えていますが、まずは、ピアノの練習に例えてみましょう。
自身のアメブロ「Welcome to 大人のピアノプラクティス♪」に、2016年3月7日、公開した記事です。読み返してみて、今もまったく同感することばかりだったので、そのままnoteへお引っ越しさせますね。 なお、タイトル画像と、下記でご紹介している画家さんやその作品とは、まったく関係ありません。 ひとの手 先日、SMAPの稲垣吾郎さんが進める番組を見ていたら、 ボディペインティングを専門とするアーティストさんが 出演していました。 女性の美術大学生さんです。 彼女の