私は山登りが好きで、今年3回目の登山に行ってきた。 偶然か、そのうち二つの山の名前には「神」の文字。 山に入り木々の「根」を見る。 根がしっかりしているから、どんなに幹が太くても倒れず、100年以上そこに存在する。 人間も同じ。根っこの部分が大事なのだと、山の神も教えてくれた。
私は今、あの木のように地面にしっかり「根」を張り、雨にも風にもビクともしない強い人間になろうとしている。 たとえ嵐のような人生だとしても私の「根」がしっかりしていれば、何も案ずることはないと素直に思える。 私に降りかかる何事にも、これからは恐れることはないだろう。
草むしりをしていたら 地上にある姿からは想像出来ないくらい 下にも横にも、根をはっていた ふっと思い出した “何も咲かない寒い日は、下へと下へと根をのばせ” “根は、人には見えないんだなぁ” けして目には見えないけれど 自分は今どれほど根を伸ばせているだろうか
これは私が創った作品です。 「根」 木製パネルにアクリル、14x18cm、2024 https://hive.blog/hive-156509/@yadamaniart/roots-eng-jpn
いつも木を見ている。 大きな木だと、見上げている。 分かっていたはずだけれど、ふと、木は今見ている部分だけじゃない…ということに気がついた。 地中にはすごい根っこがあるのだろう。 けれど、根っこだけではだめなのだろうな。 土の上と下。 両方あって成り立っている。