糸川英夫博士 2024年10月29日 | 雑記帳 糸川英夫博士は、東大生産技術研究所でロケットの研究に従事し、1955(昭和30)年に日本初の固体燃料ロケット「ペンシルロケット」の発射実験に成功させました。 1964(昭和39)年東大宇宙航空研究所に移り、各種ロケットの開発を行い「日本宇宙工学の父」と呼ばれた人物です。 有名な科学者である糸川博士は、聖書の勉強会を開いていたことでも有名です。 彼にとって科学と宗教は相反するものではなく融合するものであると考えていたようです
頭を撫でる 2024年10月28日 | 感謝の会, 雑記帳 日本では「頭をポンポンする」「頭を撫でる」行為は、その人を褒めてあげたい時の愛情表現とされています。 ところが同じアジアの国々では、頭を触ることすら御法度と言うところもあるようです。 タイやインドネシア、インド、シンガポール、マレーシアやベトナムなど多くの国々でやってはいけない事の一つとされています。 なぜ同じアジアの国で、同じ行為がこうも意味合いが違って来るのか… 少なくとも近い地域の民族は、同じような習慣や
非科学的なことこそ科学的 2024年10月27日 | カウンセリング 企業の実力や将来性を測る時に、株価や経営指標を参考にしますが、本当の意味でその企業の実態を知りたいと思ったならば「その会社のトップと会い、会社の雰囲気や従業員と話をしてみるのが一番良い」と有名なアナリストが仰っておりました。 「根性論はもはや経営においては化石」と言われていたのに、結局のところ会社の発展の有無は「トップと従業員の心持ちから始まる。」と言うことが常識の様になっています。 「心持ち」こそ、
威張らない 2024年10月26日 | カウンセリング 「本当に偉い人は威張らない。謙虚な人が多い」と皆様も何処かで聞かれたことでしょう。 私もバイオの研究員を経て、経営者となって「どんな分野においても中身が偉い人ほど謙虚な人が多いなぁ」とつくづく感じます。 研究者時代は「有名大学の教授で、テレビにもよく出ている超有名な先生だから、なかなか会えないのにラッキーだね」と言われて会った先生が、こちらの質問や話には一切耳を貸さず、ご自分の持論だけを話して終わったこともありまし
使命を発見するには 2024年10月25日 | カウンセリング 人には使命(命の使い方)があります。 天命と言う人もいるけれど、天命は「天から与えられた使命」と言う意味があり、この天命については凡そ殆どの人に変わりはありません。 多くの人の天命は 「他人を助けること」 「世の中を良くする為に生きる」 この二つの範疇に入るようです。 何故なら先ほどお話しした通り、天命は神様から与えられた使命なので「あなたの魂を創った理由」が天命になるからです。 ですので、殆どの人の天命は
初志 2024年10月24日 | 雑記帳 日本を代表する小説家、司馬遼太郎氏が歴史小説を書き始めたキッカケがとても素晴らしいと思いました。 司馬氏が従軍していたある日、彼は日本軍の戦車をヤスリで削ってみたそうです。 そしたら、簡単に戦車に傷がつきました。 その時彼は「こんな戦車を作っているようでは日本軍は必ず負ける。」と確信したそうです。 その後司馬さんが上官にこんな質問をします。「空襲から逃れて東京からやってくる民間人と、東京へ向かう我々戦車部隊が街道で鉢合わせしたら
幸せの波 2024年10月23日 | カウンセリング 「人生は糾える縄の如し」とはよく言ったもので、幸不幸は波のように交互にやって来るようです。 私もそうですが、人は誰しも「幸福なことばかり続けば良い」と思いがちですが、幸福な事ばかり続いていたら、きっと幸福に鈍感になり、側から見れば幸せな事も、その人にとっては何も幸せを感じなくなってしまうことでしょう。 そうなったらある意味不幸の始まりかも知れません。 幸せの麻痺状態の人にとっては、人生は味気なくつまらないものとなって
偶然と必然 2024年10月22日 | イベント, カウンセリング 私達は幸運については「偶然でも起きてくれる」事を願います。 他人の不幸な出来事については客観視出来るので「ああなったのは自業自得だ。必然だよな。」と言う事が多いかと思います。 でも本当はその逆なんです。 幸運は必然によって生まれ、不運は偶然によって生まれます。 「は〜何言ってんの?」と言われてしまいそうですが、ご自分の幸不幸をよくよく思い返してみると分かる人には分かるかと思います。 いつも幸運に恵まれて
トイレの神様 2024年10月21日 | 雑記帳 「トイレの神様」と聞くと植村花菜さんの歌を思い出す方が多いかも知れませんね。 または烏蒭渋麼明王(うすさまみょうおう)様の事だと言う人もいるでしょう。 日本ではトイレの事を厠(かわや)とか雪隠(せっちん)とか便所や「はばかり」と呼んでいました。 どちらかと言うと不浄所と言う考え方があったようです。 それが故に「トイレには神様がいるんだよ」と教えて、綺麗にする様に言い伝えて来たのだと言われています。 「不浄を祓う」為に、日
相談しない 2024年10月20日 | カウンセリング 日本では年間2万人以上の人達が、自らの手でこの世を去っています。 自殺とは発見されてから24時間以内に亡くなった方の死因となりますが、24時間を過ぎて亡くなった場合は自殺とはならないそうです。 となると実際のところは、もっと多くの方々が自ら命を絶っている事になります。 また高齢者の孤独死も年間7万人近くにもなっていると推定されているそうです。 私の72才だった叔父も脳溢血で亡くなってから3日後に発見されました。 い
人としての器 2024年10月19日 | カウンセリング 「心の中で考えることは、自分自身の事なのか、それとも自分以外のことなのか?」をよくよく考えてみると、自分の器が分かると言います。 自分のことが8割以上ですと大体が自己中の器。 あまり他人の事は考えていないからそうなりますよね。 5割以下ならば、他の人から「良い人」と言われている方が多いそうです。 人は願いごとをする時には、大抵は自分の事を願いますが、中には家族や他人様の事を願う方々もいらっしゃいます。 どちらが良
宇宙のスイッチ 2024年10月18日 | カウンセリング 「はじめに言葉ありき」とは新約聖書「ヨハネによる福音書」第1章の言葉ですが、松下幸之助翁は良くこの言葉を引用されました。 何事にも最初はあります。 初めて行う事業。 初めて出逢う人。 初めて経験する事柄。 その時には、大きな緊張、止めどない不安もある事でしょう。 それでも 「とにかくやってみよう!」 「はじめまして!宜しくお願い致します。」 「チャレンジしてみよう!」 と頑張ってみようと、上記のような言葉を発し
大きい者ほど 2024年10月17日 | カウンセリング 世の中には、自分の素晴らしさを上手に自慢出来る人達が数多くいらっしゃいます。 「私はこんなにお金持ちなの」 「私はこんな有名人と知り合いなの」 「私が命令すれば数千人、数万人の人達が動く」 など、その自慢に際限はありません。 また、そうした人達を批難批評する達も沢山いらっしゃいます。 「親から受け継いだ地位や名誉じゃないか。所詮、自分で勝ち取ったものじゃないだろ。」 「どうせ他人を泣かせ、苦しめて手に入れた財産だろ
教科書通り 2024年10月16日 | 雑記帳 何かを新しく学ぶためには、それまでの流れや法則やルールを、教科書やマニュアルを通して学ぶことが出来るようになり、とても便利な世の中になりました。 しかしながらその反面、教科書通りに実行する事が良しとされ、新たな発明や発見が無くなってきてもいるようです。 いわゆる秀才と言われる人達は教科書通りに行動する事に長けております。 ですから指導する側からすると、失礼な言い方ですが「扱い易い人」となります。 でも、そう言う人達の中から
でくのぼう 2024年10月15日 | カウンセリング, 自分史 日本人の多くが利口な人になってきたようです。 利口な人は、頭の回転が早いし、仕事も早い、情報収集能力にも長けていて色んな事を知っている… でも、いつでも自分本位、他人は他人。 所詮自分のことは分からないし、分かろうとしない… そんな一見賢い人が増えてきている気がします。 宮沢賢治の中に出てくる「でくのぼう」は全く反対の人物です。 欲はなく、いつも静かに笑っていて、自分を勘定に入れず、病気の子供がいれば行っ
数学 2024年10月14日 | 雑記帳 「この宇宙はとても整然としている。まるで神が作られた数式のように。」と、ある宇宙飛行士が語ったと言われております。 まさに、全てが重なり合い、全てが作られたように、きちっとした数字で出来上がっています。 月と太陽の大きさと距離は次のとおりです。 太陽の直径は約140万km、月の直径は約3500kmで、太陽は月の約400倍大きい。 地球からの距離は、太陽が約1億5千万km、月が約38万kmで、太陽は月よりも約400倍遠くにあります