#俳句幼稚園 木犀の命短し銀の雨 (もくせい) 秋澄むや徒然なりし野辺の花 笹垣のヒヨドリ雛に赤き一実 秋の七草を探しに出掛けてみたくなりました。鰯雲を仰ぎ 赤とんぼの歌を口ずさみながら ひと時の秋を楽しみたい。
『涅槃にも木犀の香のありぬべし』亀山こうき 庭の金木犀が咲いた。素晴らしい匂いである。花の中でも金木犀の匂いは際立っているように思う。もし涅槃があるのであれば、木犀の香りで満ちていて欲しい。そして心穏やかに過ごすのだ。まあ、涅槃に行けたらの話だが。 (季語木犀・仲秋)