なぜ日本の労働社会がこんなにも過酷なのかを考えた。 極論をいえば、日本は、敗戦国であるためである。先の大戦での敗北を機に、日本の労働市場・環境は、流動性が失われた。 流動性破壊の後に誕生した日本型雇用はアメリカから押し付けられた負の遺産であると考える。
解雇規制を明文化した労働契約法の条文は、労働市場の健全化を図るために常々廃止するべきだと思っている。 しかし、産業別労働組合が育っていない中で、解雇規制をなくせば、今以上の地獄が待っているかもしれない。
日本型雇用の硬直性を見聞きすると、自分がそのレールに戻れないことが容易に想像でき、鬱屈とする。 年功序列、終身雇用、企業別労働組合の3種の神器は、早々に無くなってほしいものである。
鈴木悠平さんの発言をふまえ今までのこちらの理解をまとめたらこうだ「めんたねさんはどんな相手であれ、自身の望みを満たすための行動を最初から相手が率先して取ってくれるのは当然であり義務だと思っている。義務を100%直ちに満たしてくれない相手は卑怯者だから非難や中傷されても当然なのだ」