【じじい放談Ⅱ 第23会 石の上にも3年】予定
思い込んだら一直線、「石の上にも3年」です。 「厳しい修行に耐えて希望を叶える」例えです。
慣れない仕事も我慢して働けば、次第に慣れて一人前に仕事が出来るようになり、人並みの生活が出来る。 社会を知らない新卒で入った会社で形ばかりの新人研修の後、先輩の仕事を見様見真似で仕事を覚え、3年経ってやっと一人で仕事ができるようになるのが昭和の会社でした。
マニュアルが整備されていない時代は、仕事を覚えるのは3年かかりましたが、仲間意識ができ助け合いながら仕事をする意識も出来上がり、余程の事がない限り、定年(50~55歳)まで務めるのも当然の事でした。
『インドの逸話は、古代インドの僧であるバリシバ尊者が、80歳で出家したにもかかわらず、修行のために三年間も石の上で座禅を組んでいたことを由来とする説です。』
GAFA企業のAmazon,Google(アルファベット),Facebook(メタ),Twitterが突然に大量の従業員(一部の会社は半数)を解雇したことが騒がれています。 この様な会社では、生活設計をすることは出来ません。 会社と従業員の信頼関係を築くことは期待できません。 ネットのニュース記事でマスク氏は「今後は日本型雇用」との報道もありますが、表面的な考えにしか思えません。
「社会から求められる仕事」で「人並な生活できる収入」に巡り会える人はごく一部で「天職」と呼ばれています。 生活のための仕事が機械で代わる時代では、誰でも出来る仕事は自動化され、ホワイトカラー(営業や経理)もいずれAIが代わる事は簡単に想像できます。 「じじい放談Ⅱ 第2会 シンギュラリティー」でも話しました。 「じじい放談Ⅱ 第5会 バカンス」では、いまの働く意義にも話しました。
「サラリーマンが当たり前」の時代に「好きな仕事を求めた」「じいさん」が、「石の上にも3年」はどれだけ強い想いでいられるかで、サラリーマンでは強い想いを持てませんでした。 そんな「じいさん」が「石の上にも3年」について話します。
収録 2022-11-25
配信 2022-12-4
ロケ地 アポガマ@恩納村
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