日本型テレワークとは?
今日はこの記事を読んで
何をもって『日本型テレワーク』と言うのか具体的には記事にないが、要するに日本人は集団行動と時間的制約があると安心して仕事ができると言うことだろうか。
確かに、新入社員として入社するとまずは研修として、同期で行動する。
そしてそれが終わり、各部署に配属されると、先輩や上司が様々なルールを教えてくれる。
時間通りに出社し、与えられた仕事をこなして行く。
そして翌年、後輩が配属されれば、昨年自分が体験した様に指導する。
業務以外でも、食事や飲み会などもある。
もしかしたら社員旅行などに行く企業もあるだろう。
会社は大きな家族という意識なのだ。
皆んなで一緒に苦楽を共にし、一喜一憂する幸せ。
これが今まで日本人が暮らしてきた世界だろう。
しかし、テレワーク環境となり、一変してしまった。
出社もできず。
顔を合わせての仕事もできず。
もちろん食事会や飲み会なども開催できない。
仕事の仕方も、メールやSNSでのやり取りがメインで時間の管理も自己責任。
入社してこれまで経験したことの無い経験をしている方も多いことだろう。
ストレスも過度にかかる。
孤独感も募る。
気持ちも落ち込み生産性が低下する。
もちろんモチベーションも下がる。
結局は、ムリにテレワークを続けること自体企業的にも危機状態になる。
そもそもテレワークの仕組み自体、欧米の「ジョブ型雇用」と言われる「プロジェクトや事業ごとの雇用」なのだが、日本の雇用はそうではない。
なのでどうしても丸々は導入できないのである。
面と向かって仕事をして、チームで業務にあたる日本型の働き方に準ずるなら、やはりシフト出勤を加味した「ハイブリッドテレワーク」=『ゆるワーク』こそ、日本人向けのテレワークではないだろうか。