本日の読書 #016 「日本型雇用」
参考書籍:『働き方2.0vs4.0』橘玲
第二章 前近代的な身分制社会・日本
日本型雇用。
確かに言われてみれば「若い頃の給料を低く抑え、退職金で帳尻を合わせる制度」だな、と共感。
そういう仕組みだからこそ、「会社を辞めたら損」という風潮が根付いてしまった。
でもそもそもこれって高度経済成長期にたまたま利害が一致したから生まれた慣習であって、それ以前の日本における伝統でもなければ、グローバルスタンダードでも決してない。
この文章からも、明らかに時代からは逆行していることが見て取れる。
でも一度この状態になると、打ち壊すのは難しそう。
制度改革できる立場にいる誰も彼もが、「少なくとも私が満額の退職金をもらってから制度改革してくれ」と思っているだろうから。
こんな言葉を思い出した。
日本にもジョブ型の波が早く来るといいな、と思う。
いいなと思ったら応援しよう!
いつもサポートしていただきありがとうございます。
頂いたサポートは全て、近隣の本屋さんで書籍の購入に使わせて頂いております。