軽いだけでは、風に乗ることはできない。風に乗るには、柔軟で強度のある翼が欠かせないし、風を読む力と風に乗る技術が必要となる。我々が飛翔するには心技体を洗練させ強度を持たせ、風の力を上手に利用すればいい。風は自由な発想で生み出せる。自由な思いを追い風にし、それに乗れば飛翔できる。
強度は柔軟さによって生み出される。固いもの同士がぶつかり合えば砕け散る。しかし、固いものを吸収し柔らかく包み込むこめば、規模も可能性も広げていける。「柔よく剛を制す」は真理の言葉。これまの喜怒哀楽、すべて経験を気付きによって解きほぐし、智慧に変えれば強度のある人生を送っていける。