ボクシング界のレジェンドであるマイク・タイソンがYoutuberのジェイク・ポールと試合を行う。 タイソンは58歳でポールは27歳。 いくらヘビー級の元世界チャンピオンといえど年齢による肉体的な衰えには勝てない。 技術や経験でどうにかなる範疇を完全に超えているこのマッチアップは無謀としか言いようがないだろう。 27歳の若い肉体はあらゆる面で58歳の老いた元世界チャンピオンを凌駕していくに違いない。 タイソンのパンチが当たればKO出来るといった見方もあるが、これは希望
メインイベント:ヘビー級タイトルマッチ ●(C)アナトリー・マリキンVS.○オマール・ケイン ※ケインの5Rスプリット判定勝ち。新王者誕生。 ONE169のメインイベントに据えられたヘビー級のタイトルマッチ。 結果はオマール・ケインのスプリット判定勝利で新チャンピオンが誕生ことになった。 これでキャリア初黒星となったアナトリー・マリキンは3階級の内の一つを落とすことに。 スプリットの判定なのでもちろん惨敗というわけではなかったが、ディフェンシブなケインのスタイルを崩
○(1)アドリアーノ・モラエスVS.●(3)ダニー・キンガッド ※モラエスの2R一本勝ち。(ギロチンチョーク) 空位の王座を求めて再び動き始めたフライ級。 トップランカー同士の戦いは1Rで意外な動きを見せた。 モラエスがラウンド早々にテイクダウンを仕掛けてキンガッドを寝かせることに成功したが、キンガッドは早い段階で抜け出し、逆にモラエスを寝かせてを上を取っていく。 この段階では、下からも得意なモラエスが攻撃を仕掛けていくためにあえてすんなりと背中を付けたかのように見え
ONEフライ級ムエタイ世界チャンピオンであるロッタン・ジットムアンノンがONE169の前日軽量に失敗し王座を剥奪されることになった。 ロッタンはこれで2試合連続の計量失敗となる。 これはタイトルマッチを楽しみにしていた観客や対戦相手のジェイコブ・スミスに対して敬意を欠く行為であり、ファイターとして不誠実な姿勢を見せていると言っていい。 ONEの世界王者、そして看板選手として活躍を見せてきたロッタンがプロ意識に欠けるとしか思えない計量の失敗を2試合連続で犯しているというの
RIZINフェザー級王者の鈴木千裕が大晦日にクレベル・コイケを挑戦者に迎えてタイトル戦を行うことになった。 このカードは以前にも組まれており、その時はクレベルが鈴木を圧倒した。 しかし、クレベルが体重超過を犯していた為、王座を剥奪された上に試合はノーコンテストとして記録されている。 その後、失ったタイトルを求めて再び動き出したクレベルは、金原正徳との試合に臨んだが、クレベルはここで久しく負けていなかった対日本人との試合を落とすことになる。 その一方で鈴木千裕はクレベル
現在P4Pのランキング1位はライト級王者のイスラム・マカチェフ。 ハビブ・ヌルマゴメドフの後を継ぐような形でライト級の王座を獲得すると、圧倒的なパフォーマンスでそのベルトを堅持している。 次戦で予定されているアルマン・ツァルキヤンとのタイトルマッチをクリアすれば、ライト級に敵はいなくなってしまうと言ってもいいだろう。 そういった強敵不在の状況になってしまうと、さらなる評価を得るための勝利を生み出すことが難しくなってしまうため、階級を上げるなどのアクションを取らなければ、
ONE Championshipフライ級の王座は現在、王者デメトリアス・ジョンソンが引退したことで空位となっている。 そんな空となった王座を求めて再びONEのフライ級は動き出す。 (1)アドリアーノ・モラエスVS.(3)ダニー・キンガッド 11月9日に開催されるONE169の中で組まれているこのフライ級の一戦は、今後の王座決定戦に関わる重要な試合となる。 モラエスにとって今回の一戦は、ジョンソンとのラバーマッチに敗れた後に行う最初の試合となっており、再び王座に復帰する
運動量が非常に多く、「跳ぶ」という動作が頻繁に繰り返されるバスケットボールという競技を、39という年齢になっても主力レベルで行うことが出来る選手というのは稀な存在である。 “キング”ことレブロン・ジェームズがあまりにも凄すぎるので見落としそうになってしまうが、スパーズでヘッドコーチのようにコート上を管理するベテランPGも未だにハイクオリティを維持しており、彼もまた異次元なプレイヤーであると言えるだろう。 過去にはサンダーやサンズといった若手の再建チームを育て上げ、プレーオ
今回のファイトナイトのメインイベントで行われたブランドン・モレノとアミル・アルバジのフライ級トップランカー同士の一戦。 戦前予想としてはアミル・アルバジが3-0で判定勝利を収めると考えていたが、結果はモレノの完勝。 予想していた展開も結果も大きく外れる試合内容となった。 強かったモレノ、その一方で… 序盤からジャブでリズムを作っていったモレノは飛び込みのタイミングを掴み、ボクシングの展開を良い形で築くことに成功しており、カーフに対する反応もしっかりと出来ていた。 な
ONE Championshipを主戦場とする和田竜光は前戦でシェ・ウェイとの戦いを制した後にストロー級への転向を宣言している。 ストロー級は箕輪ひろばや山北渓人といった日本人選手も名を連ねている階級である。 これについて和田本人はフライ級に戦いと思う相手がいなくなったことやフライ級ではほとんど減量という減量をしておらず、そもそもフライ級じゃなくても戦うことが出来る状態にあるという旨の説明をしていた。 また、ストロー級の方がベルトに近づきやすいのではないかという考えも述
UFCフライ級2位のブランドン・モレノと3位のアミル・アルバジが今週末のイベントで対戦する。 モレノは王者であるパントーハとランキング1位のロイバルに敗れて2連敗中となっており、再び王座に挑戦するためにもここで勝って次に繋げていきたいところ。 対するアルバジはUFC5連勝中でUFCでの負けはなく、タイトル挑戦権を有していたが、怪我によって戦線を離脱したことでその機会を逃してしまった上にランキングも下がってしまっている。 また、アルバジが離脱前にUFCで行った最後の試合は
ロサンゼルス・ドジャースとニューヨーク・ヤンキースによるワールドシリーズは、チーム一丸となって機能したドジャーズが4勝1敗で勝利し、世界一の栄冠を手にすることになった。 今シーズンからドジャースに加入している大谷翔平と山本由伸は移籍したその年でWS初制覇を達成したことになる。 大谷翔平はレギュラーシーズンで54HR59盗塁を記録し、40-40をも超える前人未到の50-50を達成するという歴史的な活躍を見せ、チームをポストシーズンへと導く働きを見せた。 また打点130を記
日本MMA団体のRIZINに参戦しているラジャブアリ・シェイドゥラエフは、屈強なファイターを輩出するキルギスの出身であり、カザフスタンやウズベキスタンなどと同様にフィジカルやそれに伴うパワーに優れた強い肉体を持っていることが一つの長所として挙げられる。 それを活かしたハイレベルなグラップリング技術は脅威的な武器となって各団体で猛威を振るっている。 また、それらの選手たちに共通して言えることはMMAファイターとしての嗅覚やファイトIQが高く、戦いの中で効果的な一手を繰り出し
ボストン・セルティックスに119-108で敗れたバックスはこれで3連敗となった。 ヤニス・アデトクンボとデイミアン・リラードという得点力のある選手を擁しながらも、全体的なバランスを欠くバックスは強力な得点力を活かし切れず、厳しいスタートダッシュとなっている。 ブルズ・ネッツ・セルティックスの3チームとのゲームを10点差以上離される形で敗戦し、上記の主力2選手の得点力だけが目立っているバックスは、ゲームの最後まで強度を維持することが出来ていない印象。 かつての再建チームや
プレリムカードの個人的ベストバウトであるマテウシュ・レベツキVS.ムフトベク・オロルバイの一戦。 19-2のレベツキと13-1のオロルバイはお互いに経験値が豊富で、とても勝率が高い力強さを持ったファイターだ。 前戦を落としたレベツキは今回の復帰戦で前回の厳しい敗戦を払拭し、再び勢いに乗っていきたいところだが、そこで当てられたのが若きキルギスのファイターであるムフベクト・オロルバイ。 スタミナ・タフネス・パワー・フィジカルと広い範囲で非常に優れているオロルバイは、総合力で
UFCフェザー級タイトルマッチで王者イリア・トプリアが挑戦者のマックス・ホロウェイをKOで下して王座の防衛に成功した。 ホロウェイはこれがキャリア初のKO負けとなり、時代の波が新たな1ページを刻み始めていることが分かる。 トプリアはこれでヴォルカノフスキーとホロウェイをKOで沈めたことになるので、現フェザー級で圧倒的な実力を示した王者になったと言えるだろう。 またスタンドのプレッシャーでケージ際まで追い込み、強い打撃をまとめてフィニッシュするという倒し方も共通しており、