昨日、今日と久しぶりの箱根旅行。 電車の中で、大江健三郎の『個人的な体験』を読みながら帰って来た。タイトルは、障害のある子供の誕生を指しているけれど、主人公の鳥(バード)がその現実から逃避し続けていること、フルシチョフの核実験再開という、社会的な背景があることが興味深い。