加賀乙彦『宣告』-読書の途上で-
加賀乙彦の『宣告』を読んでいる。
新潮文庫で上・中・下の3分冊、合計1,462ページの大長編小説である。
長いだけではない。内容もなかなかの難物だ。そのうえで文句なく面白い。
現在、ようやく下巻を読み始めたところで、全巻読了してからなにかしら読書の痕跡を note に残したいと考えていた。
そんな折 note事務局から「連続投稿記録41ケ月」達成に向けた励ましの通知(笑)をもらったので、途中経過というか論点整理というか、そうしたものを綴ってみようかと思いたった。
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