予備校生が出てくる小説
混乱を極める昨今の受験事情ですが、今回は予備校生が登場する小説を紹介します。
何らかの糧になれば、望外の喜びです。
①中上健次「十九歳の地図」
近隣住民に爆破予告の電話を掛けまくる、主人公の予備校生。何がしたいのか、よく分かりません。でも、それが予備校生。
②大江健三郎『個人的な体験』
主人公は予備校講師。教室での嘔吐シーンが壮絶。既視感すら覚えます。いろんなタイプの予備校生が出てきて、それぞれの個性が感じられます。
③宮本輝「星々の悲しみ」
現実では、たいていの予備校生にはドラマチックなことは起こりません。でも、そこは小説。登場人物と同化して、ドラマチックな世界に浸りましょう!
コロナに負けるな、予備校生!!