なぎさ一番気になったのはルネさんの言葉 わたしは考える ゆえにわたしは存在する 寂雷さんの歌やサティシュさんの本の 君あり 故に我あり とはちがって 向こう岸にあるような言葉のようね でも その間にある川を行ったり来たりしてみたい 今 なぎさはその間で漂いながら過ごしてるみたいね
サティシュさんの君あり故に我あり まず はじめから全ページをめくってみた 心の旅の本らしい それにしてもなぎさの知らない人や言葉だらけ でもね 面白い読み方を発見 章にはじめに時々出てくる誰かの短い言葉だけを読むの なるほど へええ それはなぜ どうして彼はそれを選んだのかなって