- 運営しているクリエイター
#詩
歌詞のあれこれ889 嫌いな互いで
不信と不快が
混じって 混じり合って
お互い嫌いな状態を創る
これって 偶然じゃない 必然でもない
そう、それは 生まれる前からの因縁関係
お互いが嫌いだから
皮肉りあっている
どっちかが 口撃スレば
こっちから 反撃をする
眼には眼を 歯には歯を
いやはや それとこれとは違う
嫌いを表現する 身体で出来るだけ
好きを否定する ココロのマグマを吐き出して
嫌いなのは 嫌い ただそれだけ
20241121 イラストエッセイ「読まずに死ねない本」033 谷川俊太郎詩集
詩人の谷川俊太郎さんが亡くなられました。
天才だと思います。
とても易しい言葉で、深く美しく語ることができる。
若い頃は何を語るかが大切だったけれど、歳をとるとどのように語るかの大切さが分かるようになりました。
谷川俊太郎さんのお父さんは、谷川徹三という哲学者で、法政大学の総長だった方です。でも谷川さんはいわゆる教養には無関心で、学校もサボりがち。プラモデルを組み立てるように言葉を組み
『いのちのかかと』
人に疲れてしんどくなったら
木に触るといい
世界が広くて怖くなったら
土と遊ぶといい
自分の居場所を見失いかけたら
海に浸かるといい
自然は嘘をつかない
まっさらで
単純で
優しくて
烈しい力を秘めている
だからときどき
人は還りたくなる
自分の通ってきた道を
思い出すみたいに
なつかしい手触りに包まれて
息を吹き返す
生命の
かかとをつけて
自由詩|新月ノムコウ
雨が降る 新月の日
見えない月に ふたりで願った
満天の星に 囲まれた
月のように なりたいねと
「夜空ノムコウ」が 流行ってた頃
フェンス越しに夜の風が吹く
公園で 柔らかい手を
握りかえした
そんなことを 思い出す
あれから 僕たちは
見えない月に 願った道を
ふたりで 歩いたね
遠くへ 遠くへ
雨が降る昨日は 新月の日
キミの忘れ形見が
少しだけ 大人の顔をして
出かけた
あの子
詩のご紹介126 神父さんの帽子(小黒恵子作) ~モンキーパズル~
こんにちは。小黒恵子童謡記念館です。
小黒恵子最後の詩集となる「童謡集:モンキーパズル」では、野に咲く小さな草花や虫を歌った詩から、サバンナで繰り広げられる鳥獣の死闘の詩まで、色々な詩が含まれています。
今回は、「神父さんの帽子」~Ⅰ~ です。
「童謡集:モンキーパズル」については、下記をご覧ください。
神父さんの帽子
~モンキーパズル Ⅰより~
小黒恵子 作
紙のお皿(さら)みた
今日からラジオ体操を始めます《詩》
筋肉に聞いてみよう
打倒小島
あと木村も
蚊に噛まれてしまうなんて
いつまでも元カレを引き摺るお婆さんて聞いた事ある?
美味しいお菓子を君と半分こ
だらしない腹を二段三段と積み重ね
たこ焼きって一体いつ焼かれているの
蒸されているのでは