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#芸術の秋

新着の記事一覧

【棟方志功】倭絵、倭画(やまとえ)、墨彩画、など 査定 鑑定 買取 致します | 鑑定書について

◎棟方志功の芸術 棟方志功(1903年-1975年)は、日本を代表する板画家であり、独自の肉筆画である「倭絵(やまとえ)」でも知られています。彼は青森県青森市に生まれ、幼少期から絵画に親しみ、独学で油彩画を学びました。1924年に上京し、油彩画家を目指して活動を開始しましたが、1926年に川上澄生の版画作品『初夏の風』に感銘を受け、版画制作に転向しました。その後、彼は自らの肉筆画を「倭絵」と称し、独自の表現を追求しました。 「倭絵」とは、棟方が自ら命名した肉筆画のことで、

【速水御舟】日本画、リトグラフなど版画各種 査定 鑑定 買取 致します

◎速水御舟の芸術 速水御舟(1894年8月2日 - 1935年3月20日)は、大正から昭和初期にかけて活躍した日本画家で、従来の日本画にはなかった徹底した写実と細密描写を追求しました。彼の作品は、精緻な技法と深い精神性が融合したものとして高く評価されています。 御舟は、東京府東京市浅草区に生まれ、14歳で松本楓湖が主宰する「安雅堂画塾」に入門し、画家としての基礎を築きました。その後、従来の日本画の枠にとらわれず、写実的な表現を追求し、独自の画風を確立しました。 代表作と

【森田りえ子】日本画 査定 鑑定 買取 致します

◎森田りえ子の日本画 森田りえ子(1955年生まれ)は、日本画家として卓越した描写力で多彩なテーマを描き出しています。彼女の作品は、四季折々の花々、京都の伝統文化を象徴する舞妓、そしてエキゾチックな女性像など、多岐にわたるモチーフが特徴です。 特に花鳥画においては、春夏秋冬それぞれの季節を彩る花々を精緻かつ生き生きと描写しています。中でも菊の花を題材とした作品は、彼女の代表作として知られています。菊を描く際、森田は下書きをせずに即興で花弁一枚一枚を描き上げ、その躍動感や生

【舟越桂】 ドローイング、各種版画:銅版画、リトグラフ、木版画 査定 鑑定 買取 致します

◎舟越桂の人物画 舟越桂(ふなこし かつら、1951年生まれ)は、楠を素材とした木彫作品で広く知られる日本の彫刻家ですが、その創作活動は彫刻にとどまらず、ドローイングや版画といった平面作品にも積極的に取り組んでいます。これらの平面作品は、彼の彫刻作品と同様に独特の静謐さと神秘性を湛え、観る者に深い印象を与えます。 舟越のドローイングは、主に人物像を中心に描かれています。彼の描く人物は、遠くを見つめるような瞳と中性的な容姿が特徴で、その表情や佇まいからは内省的で哲学的な雰囲

【絹谷幸二】 油彩 / 富士山、ヴェネツィア、薔薇、仏教的モチーフ 人物画 査定 鑑定 買取 致します

◎絹谷幸二の人物画 絹谷幸二(きぬたに こうじ、1943年生まれ)は、日本を代表する洋画家であり、鮮烈な色彩とダイナミックな構図で知られています。彼の油彩画には、多彩なテーマと独特の絵柄が見られます。 まず、絹谷の代表的なモチーフの一つに富士山があります。彼は富士山を題材にした作品を数多く手掛けており、例えば「蒼天富獄双龍飛翔」では、青空の下に双龍が飛翔する姿と富士山を組み合わせ、壮大なスケール感を表現しています。また、「新世紀朝陽富士」では、朝陽に照らされた富士山を鮮や

1933 巨匠たちの革命──メキシコ壁画運動がもたらしたアメリカ芸術の変革

1933年、ニューヨークのロックフェラーセンターにディエゴ・リベラが描いた壁画の中にレーニンの肖像が登場し、これが大々的な騒ぎへと発展した。メキシコ壁画運動はアメリカの各所で公共の政治的壁画作品を創り出し、合衆国の政治的アヴァンギャルドにとっての先例を確立する。 メキシコ壁画運動は1920-30年代、国家の支援を受け、イデオロギーに基づいた前衛的芸術運動であり、植民地化以前のメキシコの過去を基礎としてメキシコのアイデンティティを取り戻し再創造することを第一の目標としていた。

落書きGraffiti ×3

街角の落書き。神奈川県横浜市にて。 昨年の落書きGraffiti 街の落書き30 さまざま 過去に詠んだ短歌 .過去の詩・短歌・俳句・絵など 詩・和歌・絵・夢など|之哲/Yuki Satoru|note詩・和歌・絵・夢などnote.com

【高野三三男】 油彩 査定 鑑定 買取 致します

◎高野三三男の木版画 高野三三男(こうの みさお、1900年3月30日 - 1979年8月15日)は、東京府東京市深川区(現・江東区)出身の洋画家で、アール・デコ様式を取り入れた作品で知られています。彼はエコール・ド・パリの一員として、フランスと日本の両国で活躍しました。 府立一中(現・東京都立日比谷高等学校)を卒業後、東京高等商船学校(現・東京海洋大学)に進学しましたが中退し、1921年に本郷洋画研究所に入所して岡田三郎助に師事しました。翌年、東京美術学校(現・東京藝術

【彼末 宏】油彩 査定 鑑定 買取 致します

◎彼末 宏の芸術 彼末 宏(かのすえ ひろし、1927年8月31日生まれ、1991年10月27日没)は、昭和から平成初期にかけて活躍した日本の洋画家であり、東京芸術大学の名誉教授でもありました。彼の作品は、暗色の地に明るく鮮やかな色点がきらめく独自の画風で知られています。 東京で生まれた彼末は、父親の仕事の関係で小学生の時に北海道小樽市に移り、北海道立小樽中学校を卒業しました。その後、陸軍士官学校に進学しましたが、幼少期からの美術への情熱を捨てきれず、1946年に東京美術

【西田俊英】日本画 査定 鑑定 買取 致します

◎西田俊英の版画作品 西田俊英(にしだ しゅんえい、1953年4月20日生まれ)は、三重県伊勢市出身の日本画家であり、日本美術院同人・理事、日本芸術院会員、武蔵野美術大学日本画学科教授、広島市立大学名誉教授として活躍しています。高校時代には中部春陽会賞を受賞し、当初は油彩画を学んでいましたが、その後日本画に転向しました。1977年に武蔵野美術大学日本画科を卒業し、在学中から院展に初入選するなど、早くからその才能を認められていました。大学では奥村土牛や塩出英雄に師事し、伝統的

【釘町彰】日本画 査定 鑑定 買取 致します

◎釘町彰の芸術 釘町彰(くぎまち あきら、1968年生まれ)は、神奈川県出身の日本画家であり、現在はフランス・パリを拠点に活動しています。幼少期の3歳から8歳までの5年間をベルギーで過ごし、暁星小学校・中学校・高等学校を経て、多摩美術大学絵画学科日本画専攻に進学しました。1993年に同大学を首席で卒業し、国際瀧富士美術賞を受賞、さらに1995年には同大学大学院修士課程を修了しています。 大学在学中、釘町は上野泰郎や松尾敏男に師事し、また千住博の助手も務めました。1995年

【小山 硬】日本画 査定 鑑定 買取 致します

◎小山 硬の芸術 小山 硬(おやま かたし、1934年生まれ)は、熊本県宇土市出身の日本画家であり、前田青邨の最後の弟子として知られています。彼は東京芸術大学日本画科を卒業後、日本美術院を中心に活躍し、特に「天草シリーズ」などの作品で高い評価を得ています。 1951年、東京芸術大学日本画科に入学し、前田青邨に師事しました。在学中の第46回院展で初入選を果たし、その才能を早くから認められました。1961年に大学を卒業し、1963年には専攻科を修了しています。その後、1968

【中根 寛】油彩 査定 鑑定 買取 致します

◎中根 寛の版画作品 中根 寛(なかね ひろし、1925年3月26日 - 2018年1月17日)は、日本の洋画家であり、その繊細で清澄な点描技法を特徴とする作品で知られています。愛知県額田郡豊富村夏山(現・岡崎市夏山町)に生まれ、幼少期を本宿村(現・岡崎市本宿町)で過ごしました。1931年、本宿尋常小学校に入学し、1944年に愛知県岡崎師範学校(現・愛知教育大学)を卒業後、宇都宮陸軍飛行学校に入学しました。戦後は母校である本宿国民学校で教鞭を執りました。 1949年、東京

【吉原治良】版画作品 / シルクスクリーン 査定 鑑定 買取 致します

◎吉原治良のシルクスクリーン 吉原治良(よしはら じろう、1905年–1972年)は、大阪生まれの画家であり、戦後日本の抽象美術運動において重要な役割を果たしました。彼は1954年に前衛美術グループ「具体美術協会」を設立し、そのリーダーとして活動しました。吉原の作品は、独特の抽象表現とシンプルな形態で知られています。 吉原の代表的なモチーフの一つに「円」があります。このシンプルな形状は、彼の作品において頻繁に登場し、独自の美学を表現しています。彼はこの「円」をテーマにした

【ヘンリー・ムーア】版画作品 査定 鑑定 買取 致します

◎ヘンリー・ムーアの版画作品 ヘンリー・ムーア(Henry Moore、1898年–1986年)は、イギリスを代表する彫刻家として広く知られていますが、その創作活動は彫刻にとどまらず、版画の分野でも多彩な作品を残しています。ムーアの版画作品は、彼の彫刻と同様に有機的な形態や人間の身体をテーマにしており、独特の美学と技法が光ります。 ムーアは、リトグラフやエッチング、アクアチントなど、さまざまな版画技法を駆使して作品を制作しました。彼の版画作品は、彫刻作品と同様に、人間の身

【ジョアン・ミロ】版画 / 銅版画作品 査定 鑑定 買取 致します

◎ジョアン・ミロの版画作品 ジョアン・ミロ(1893年–1983年)は、スペイン・カタルーニャ出身の画家であり、20世紀を代表する芸術家の一人です。彼の作品は、シュルレアリスムの影響を受けつつ、独自のスタイルを確立し、絵画、彫刻、陶芸、壁画など多岐にわたる分野で活躍しました。特に版画制作においては、リトグラフや銅版画などの技法を駆使し、独特の表現を追求しました。 ミロは、1948年にパリのラクリエール工房(銅版画)やムルロ工房(リトグラフ)と協力し始めてから、版画制作に深

【青木敏郎】油彩 査定 鑑定 買取 致します

◎青木敏郎の芸術 青木敏郎(あおき としろう、1947年生まれ)は、京都市出身の洋画家であり、リアリズムの作風で知られています。1973年に東京造形大学を卒業後、ベルギーのゲント市にあるロイヤル・アカデミーに在籍し、フェルメールなどの作品を模写することで、ヨーロッパの古典絵画の伝統技法を学びました。 1978年までオーストリアやオランダなどヨーロッパ各地に滞在し、古典技法の研究を続けました。帰国後は、京都市立芸術大学の講師を務めるなど、教育活動にも従事しました。1981年

【渡部 満】油彩 査定 鑑定 買取 致します

◎渡部 満の芸術 渡部 満(わたべ みつる、1953年生まれ)は、青森県出身の洋画家です。1985年、日伯現代美術展において安田火災美術財団奨励賞を受賞し、東京セントラル美術館油絵大賞展にも出品しました。翌年からは日仏現代美術展に継続的に出品し、国内外での活動を展開しています。 1987年には、青森県舞台美術公演「銀河鉄道の夜」の脚本を手掛け、舞台芸術の分野にも貢献しました。1988年には日本国際美術展に出品し、銀座大賞展では画廊奨励賞を受賞しています。その後も、毎日現代

【菅野圭介】油彩画 査定 鑑定 買取 致します

◎菅野圭介の油彩作品 菅野圭介(すがの けいすけ、1909年4月27日生まれ、1963年3月4日没)は、日本の洋画家であり、特に油彩画で知られています。東京府(現在の東京都新宿区)に生まれ、父は早稲田大学で英語文学を教えていました。17歳頃から油絵を描き始め、京都帝国大学に入学しましたが、授業にはほとんど出席せず、下宿で絵を描く日々を送りました。1933年に大学を除籍となった後、本格的に画家としての活動を開始しました。 1935年、菅野はヨーロッパに渡り、フランス南東部の

【今井俊満】版画 / シルクスクリーン作品 査定 鑑定 買取 致します

◎今井俊満のシルクスクリーン 今井俊満(1928年-2002年)は、京都生まれの画家で、戦後日本美術の代表的な存在として知られています。彼は1950年代にフランス・パリでアンフォルメル運動に参加し、抽象画家として国際的に注目を集めました。その後も、具象と抽象を行き来しながら独自の美学を追求し続けましたが、1980年代には日本の伝統美への回帰を図る一方で、革新的な技術を取り入れた作品を多数生み出しました。その中でも、彼のシルクスクリーン作品は、特に注目に値するものです。 シ

【ジョルジュ・ルオー】版画作品 査定 鑑定 買取 致します

◎パブロ・ピカソの版画作品 ジョルジュ・ルオー(1871年-1958年)は、20世紀を代表するフランスの画家であり、特に銅版画の分野で卓越した作品を残しました。彼の銅版画作品は、深い精神性と人間性への洞察が込められており、多くの人々に感動を与えています。 ルオーの代表的な銅版画集として挙げられるのが、『ミセレーレ』です。この作品集は、1912年に父の死と第一次世界大戦の悲劇をきっかけに制作が始まり、約15年の歳月をかけて完成されました。全58点からなるこの連作は、モノクロ

【パブロ・ピカソ】版画作品 査定 鑑定 買取 致します

◎パブロ・ピカソの版画作品 パブロ・ピカソの版画作品には、特に人気の高いシリーズがいくつか存在します。その中でも代表的なものとして、「347シリーズ」「人間喜劇」「リシストラータ」「ゴンゴラの詩」などが挙げられます。 「347シリーズ」は、ピカソが86歳の1968年に、約200日間で347点もの銅版画を制作した驚異的な連作です。このシリーズは、彼の創作意欲と技術の集大成といえ、多様なテーマと表現が特徴となっています。 「人間喜劇」は、1954年に制作されたリトグラフの連

芸術の秋。(2023年9月23日)

こんにちは。急に気温が下がり始めているこの頃。さらに冷え込む前にと札幌芸術の森美術館で開催中の「深堀隆介展 水面のゆらぎの中へ」に行ってまいりました。 試行錯誤を経て現在の形に行き着いた様子が展示されており、見応えのある内容でとても有意義な時間を過ごすことができました。元々何かを語ることが苦手なのですが、自身の語彙力の限界を感じています...すみません(^^;)ただ、描かれる金魚たちの色合いには言葉では表現しきれない魅力があり、ずっと眺めていられるほど大好きです。

水彩絵の具…秋の恋文イベント参加記録

---2023, 9 『9月 恋文イベント記録』 9月11日(月)~9月22日(月)の期間中、チャットピアで1時間以上チャットをしていただいた会員様へ直筆お手紙をお届けする企画に、参加させていただきました。 わたくしの恋文提案は、ミニ色紙に会員様にちなんだ絵を描かせていただき、メッセージとキスマークを添えたものになります。 前回4月の恋文の水彩画鉛筆に加えて、水彩絵の具を重ねてみました。より、立体的に感じられる絵に仕上がったのではないでしょうか。 内容は、おまかせから

秋をたのしむ

こんばんは。 12月もあっという間に後半。 冬の寒さが本格的になってきましたが、皆さまお元気にお過ごしでしょうか? 今回は秋の思い出をnoteに書いてみようと思います。 今年の秋は例年に比べると暖かい日も多くて過ごしやすく、しっかり楽しめたなぁと感じています。 紅葉メインの写真にもしましたが 王子駅からすぐの場所にある飛鳥山公園の紅葉を見に行きました。 飛鳥山公園は桜がとても有名な場所ですが、紅葉もとても綺麗で満喫できました。 朝早めに起きてコーヒーとサンドイッチを持っ

亀山トリエンナーレ鑑賞と街歩き

良い天気につられ山に登って 下山後は伊賀市内に1泊して 関駅近くで喫茶店モーニング☕ 今回はその後の旅路について🍃 ここまでの内容はこちら👇 元々は今回書く内容がメインですが ここまでも満喫し特に足は瀕死なので 歩きはのんびり、頭を使う散策です😅 亀山トリエンナーレ2024三重県亀山市で2014年から3年に1回 開催される芸術祭に今年も行ってきた🙌 全国各地で開催される芸術祭ですが ここは他とは違う魅力を感じて 今回で3回目の訪問となりました🎨 芸術祭の開催が新人作

儚くも散る「読書の秋、味覚の秋、芸術の秋。」を、手遅れの冬に。

かつて、自分の趣味は散歩(休日前の真夜中)でしたが、昨今のご時世と年齢と健康から『許してくれない気配』を感じます。今からその為だけにスポーツウェアを購入し(たとし)ても、時間ばかりは救われないのです。職質には遭いたくないですね……!( ) そんなジャージは睡眠用です。おしまい。冬は寒いので着る毛布に吸い込まれます††† ダイレクトに秋な画像をお借りしました、兎も蛙もかわいいです。フォトギャラリーに共有ありがとうございます……! そしてこちらが冬になってしまった供養note

うさぎ通信*岩見沢高等養護学校芸術鑑賞〜響きあういのちの風

2024.10.24 thu at 岩見沢高等養護学校 ラブフルート奏者の小野昭一さん、馬頭琴奏者の嵯峨治彦さんと三人で、岩見沢高等養護学校の芸術鑑賞会へお邪魔しました。 今回は、ラブフルート(インディアンフルート)の誕生についての伝説がもとになった物語『愛の笛』を小野昭一さんと、馬頭琴の誕生についての伝説がもとになった『スーホの白い馬』を嵯峨治彦さんとのコラボで上演しました。 どちらの演目でもストーリーが佳境を迎えると、固唾を飲んでいる気配が伝わってくるほど、すべての

読み聞かせ絵本 高学年 選書8

『てん』ピーター・レイノルズ 作 谷川俊太郎 訳 あすなろ書房 読み聞かせおすすめ度 低学年 ★★★ 中学年★★★ 高学年★★★ 中学生〇大人〇    早め3分 ゆっくりめ5分 おすすめポイント 低学年から大人まで読める。 読む時期により味わいが変わる本 周りとの違いが気になってくる、中学年から高学年の子にもお勧めできる本 アート。芸術関係の話なので、芸術の秋とかの本紹介にも使える。 気になるポイント 集団で読むには小さい本なので、書写カメラなどを使う場合や少人

「花×ヒロシマ」なアートの意外すぎる視点

花、好きですか? ある日の東京・六本木のアート巡りで、2つの展覧会が特に気になった。偶然、どちらも「広島の花」がテーマだ。 あなたはこれらをどう感じるだろうか? ちなみにこの日の全アート巡りVlogはこちら。 戸田沙也加「東京にカンナの花を添える」KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHYで開催されていたのは、写真展。 カンナの花は、平和の象徴なのだという。広島に原爆が落とされたとき「今後75年間は草木が生えない」と言われていたが、まもなく一輪のカンナの花が

美術部、頑張りました!

 11月15日(金)から19日(火)まで、トーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館)展示室を会場に、第47回岩手県高等学校総合文化祭美術工芸展が開催されました。  この美術工芸展の絵画部門に、本校美術部の生徒も出品しました。  美術工芸展には61校が参加し、絵画部門には483点が出品されました。  美術工芸展の最終日である11月19日、トーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館)中ホールで表彰式が行われました。  美術部の皆さん、おめでとうございます!

アートファクトリー城南島で芸術の秋に相応しい時間を過ごす

どうも、ウクモリ ヒロオです。 土曜日は、アートファクトリー城南島で開催されていた「OPEN STUDIO」に行き、ご縁があるアーティストの方々の作品を観てきました。アートファクトリー城南島は、東横インさんが社会貢献活動のため、利用しなくなった倉庫一棟をリノベーションして開設した、芸術家のインキュベーション施設です。 OPEN STUDIO開催期間中は、入居しているアーティストの方の合同作品展が開催されているだけでなく、アトリエも見学可能なので、アーティストの方々と交流す

依存症の断ち切り方(仮説)

こんにちは。ponogardenです。 今回は、依存性の断ち切り方(仮説)について 話していきたいと思います! 必要な人に、届くと信じて。 ↓ 本来、「依存症」というものは、 「弱くて甘えている人」が、かかりやすいと 世間では思われているのではないでしょうか。 わたしは、そこに関して 「全くの逆理論」であり 「誤解で嘘」だと思っています。 なぜ、そう思うのかということを話していきたいのですが、 わたし自身の性格は、自分では 「極めてストイック、真面目。 嘘や狡

新しいアナログ写真機を携えて。

御無沙汰しております、七瀬です。 もうすっかり冬ですね! こちらは「秋らしくなったなぁ」と思ったらすぐに寒くなりはじめ、ショート丈のジャケットを着る時期がありませんでした。 さて、今回は趣味の写真撮影を再開したお話をと思いました。 きっかけは母校・仙台育英の硬式野球部が宮城県大会決勝で敗れ、2024年の夏に終わりを告げたあとのこと。 早めの秋へと始動するのはいいけど、何の秋にしようかと考えていたところ、写真撮影の趣味を再開することを思い立ちました。 せっかくだから

『芸術の哲学』 -まえがき- (渡邊二郎 著) より 思う

素晴らしい芸術作品に接して、感動を覚えない人はいないだろう。印象派の美しい絵画の多くが、いつも私たちに大きな喜びをもたらすものであることを否定する人は恐らくはいないであろう。ベートーベンの悲痛きわまりない哀切なピアノ・ソナタの数々が、苦しい思いに悩んで眠られぬ夜を過ごす人々にとって、この上ない人生の伴侶であり。殆んど唯一の慰めとなることは、それを実感した人ならば、率直に認めるであろう。数多くの悲歌や絶唱、傑出した詩歌や文学作品が、小さい時から私たちの心の糧になり、大人になって

Svenskt Tenn 100周年記念展 「家の哲学」を見に行ってきた...の巻

短い夏が終わり、日がどんどん短くなり、冷たい風が肌に触れる季節がやってきた。この時期は、特に何か楽しい企画を立てないと、つい気分が沈みがちになる。そんなわけで、職場の同僚たちと一緒に、現在開催中の展示を見に行くことになった。 今回訪れたのは、スウェーデンのテキスタイルデザインで有名な、「スヴェンスクテン」の100周年記念展だ。この展示は、ストックホルムのユールゴーデン(Djurgården)に位置するリリェヴァルクス(Liljevalchs)というアートギャラリーで2025

日本語の美しさとヨルシカにみる世界

日本には、日本語という世界で一番と言っても良いほどの言語がある。 その日本として、言葉としての美しさを感じられるものが古くから伝わっている。 それは、和歌だ。 奈良時代、平安時代などの古くから時を経て伝わる物語や随筆、歌集がたくさんある。 今日はそんな話をしていきたい。 『万葉集』や『古今和歌集』、『新古今和歌集』など有名どころなものがある。 奈良時代、平安時代と時代を超えて、少しずつ詠む背景や歌の特徴・技法も変化しながら愛されてきた。 5・7・5・7・7のたった31語で、

【詩】「また一歩」

どうして不安になるんだろう 先のことは分からないのに 何が起きても死ぬわけではないのに どうして不安になるんだろう アタマで何回シミュレーションしても どんなに経験を重ねても どうして不安になるんだろう 他人のことなのに 自分のことなのに? 不安になってまた落ち着いて 落ち着いてまた不安になって 小さい頃からよく生きてこられたなあ こんな毎日で 窓から曇り空を見上げながら ボーっと貝のようにじっとしながら まるで純文学に出てくる脇役のような考えを

【しまね女子ブログ】秋の草花あそび

こんにちは。大田市五十猛町在住の西原貴美です。 秋が深まり、いよいよ冬がやってきますね。我が家のある大田市五十猛町は、海沿いということもあり冬も比較的温暖な気候です。真冬でもほとんど雪は降りませんし、降っても積もりません。最低気温も0度以上。氷点下まで下がったことは、こちらに引っ越してきて4年間で数回しかありません。 以前住んでいたのが豪雪地帯だったので、本当に暖かく感じます。さらに今年はかなり気温が高くいつまで経っても夏が終わらない気がしていましたが、最近ではようやく植

動く絵画:パリのバスが教えてくれる風景

パリのバス、それは動く絵画のようだ メトロの地下道とは全く異なる、この街の息遣いを感じられる移動手段。 窓から流れる街並みは、まるで絵はがきのように切り取られた風景。 サン=ジェルマン=デ=プレの古書店の看板、セーヌ川に架かる橋、カラフルな建物たち。 季節とともに表情を変えるこの街が、私の目の前をゆっくりと滑り過ぎていく。 車内の劇場 突然、携帯電話で激しく話し始めるフレンチマダム 彼女の鋭い声調に微妙な視線を送る乗客たちも、何事もないように振る舞う フランス

窓越しの詩- 時間を紡ぐパリの美術館

パリの美術館、それは単なる展示空間ではない。それぞれが、歴史と美の息吹が交差する、生きた物語の舞台なのだ。 オルセー美術館の窓から。セーヌ川が銀色に輝き、対岸のチュイルリー公園の緑が揺れる。 印象派の絵画が壁に掛かり、その向こうに広がる景色は、まるでモネやルノワールの作品そのものだ。 大きな時計の向こうに広がるパリの街並み、そこには物語が溢れている。 ロダン美術館。中庭に佇む「考える人」は、パリの静謐な空気を吸い込んでいるかのよう。 窓越しに見えるフランスの国旗、そ

Lovely - Lovely exhibition@Corridor Gallery 26|パークホテル東京26階

Lovely - Lovely exhibition@Corridor Gallery 26|パークホテル東京26階 この度、12月3日よりパークホテル東京26階の Corridor Gallery 26 にて開催される「Lovely - Lovely exhibition」にててHACCKTAG(@hacck_tag)企画「LOVERY Art CONTEST」でオーディエンス賞を選出いただいた【幻日】を会期期間中、原画展示される運びとなりました。 可愛い、楽しい、嬉し

東京ネイルエキスポ2024

昨年、初めて参加して色々な衝撃を受けた 【東京ネイルエキスポ2024】へ今年も 行って来ました。 1年が経ち、当店も1周年を迎え、見る視点も多少変化もありましたがやはり思うことはネイルに関わる全ての皆様、向上心と探究心が半端では無い!! きっとそうゆうものを持っていないとやってはいけない職業なのかな、、と感じました。 本当に毎年、、いや日々新しいものが作られ 現れては消えていくものもたくさん、、 その中でもお客様にとってワクワクしたり ドキドキしたり、癒されたり、お悩みの解

黄金のペットボトル~GOLDEN PET BOTTLE~

先日、東京・日本橋にて行われたACTA+ ART AWARD にて、須賀川市長沼地区出身のアーティスト・木村晃子さんが準グランプリを受賞しました。 全国100組以上の応募者の中から選ばれたという快挙で、地元からもたくさんの祝福の声が届いています。 「黄金のペットボトル」とは、道端に捨てられている〝尿〟入りペットボトルに彼女がつけた名称です。地元である長沼地区の勢至堂峠に捨てられているたくさんの黄金のペットボトルを見て、「なぜだろう」という疑問と違和感がこの活動の発端だとか。

わたしらしく、芸術の秋を堪能:出光美術館/朝倉彫塑館

ふと思い立ち、紅葉が楽しめそうな皇居と上野公園付近を散歩したいなと思い、こちらの2カ所を巡って参りました。 都内の街路樹や公園は豊かで四季を感じられるなとつくづく思います… トプカプ宮殿博物館,出光美術館所蔵:名宝の競演 ご存知でしたでしょうか。 今年は日本とトルコの外交が樹立して100周年の節目だそうです。 両国の友好を記念し、トプカプ宮殿博物館の所蔵品と出光美術館が誇る日本や中国の陶磁の名宝を紹介する展覧会です。 また、出光美術館があるのは帝劇ビル。 個人的に行って

#22【やってみよっ対話型鑑賞】お先真っ暗?未来への不安とどう付き合う?

オンラインで、絵画作品をおしゃべりしながら30分程度じっくりみていきます♪ ※作品情報は鑑賞の最後に紹介します。 メンバー今日のファシリテーターはMahoが担当♪ 鑑賞スタート!それでは、今日はこの作品で一緒に皆さんとお話ししていきたいと思いま~す。よろしくお願いします。それでは1分くらい、この作品をお一人でじっくりとご覧ください。 はーい!(じっくりみる) ではそろそろ一緒に見ていきたいと思いますが、よろしいでしょうか?はいえっと、この作品の第一印象、それから感じた

デザインフェスタvol.60に行ってきた

11月16日(土)にデザフェスに参戦したので、軽くレポ書きました。 デザインフェスタとは 戦利品買った物はこちらです。 もっと買ったらよかったと後悔しました。 行く際に参考にしたポスト

プロがアートについて文章を書く7つのテクニック 〜秋吉風人「Godchildren」展より

アート好きなら、展覧会など鑑賞したらSNSへ投稿することも多いだろう。しかし、アートについて語るのは簡単じゃない。 実際、インスタに投稿されるアート写真に「自分なりの感想」を書いている人は多くない。見かけるのは、サイトの解説文コピペや、展覧会名などの「情報」のみの投稿だ。 何も悪くない。けどもったいないとは思う。 現代アートは「考えるきっかけ」をくれるものだ。見たアートについて書かないのは、考えていないのと同じ。それは「よく鑑賞した」と言えるだろうか?「見た」「撮った」だ

君が思い出になる前に

4 君が思い出になる前に何々したいと書くと、まだ付き合ってもいないのにもうすでに(始まる前から)終わりを予期(意識)して、あらゆることを君としていきたいということになってしまって、それはなんかあまりにも物事を達観しすぎているというか、少し人間味に欠けるように思えてしまってならないのだがどうだろう。 というか、そもそもこんなことを書いている時点で人間味に欠けているだろう。 万物は流転している、よって人間においても生の流動性にみられるように常に変わり続けている。よって何か始まれ

芸術の秋を満喫 〜印象派モネからアメリカへ〜

芸術の秋です。 (いや冬だよ、っていうツッコミは無しでお願いします。) ずっと気になっていた展示に行ってきました。 あべのハルカス美術館で開催されている「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」 東京で開催されているときから「関西に上陸したら絶対に行くぞ!」と決めていました。 もちろん前売り券も購入済。ペアチケットにしようか迷いましたが、一緒に行ってくれる人がいないので一枚だけ購入。 私が行った時間帯は平日の17:00以降だったので全作品が撮影OKでした!