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人をなめてはいけない~「怒らない」とされる人たち~

人をなめてはいけない~「怒らない」とされる人たち~

 人をなめてはいけない。僕ら人間は、相手によって態度を変えてしまうこともあるけれど、それは愚かな行為だ。「こんなもんでいいか」という想いは、必ずいつか見透かされると思っていて、誰に対しても真摯に向き合うことが大切である。

 しかしそう口では言っていても、なかなか難しいことも事実。

 長年の付き合いから雑駁に扱ってしまう人や、その優しさに甘えて本来ならばあって然るべき感謝を怠っているような人がい

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名前も知らない人のアカウントを2年かけて特定したら人生が確変に入った

名前も知らない人のアカウントを2年かけて特定したら人生が確変に入った

自慢じゃないけどネットストーカーが得意。彼氏の元カノのインスタグラムとか秒速で見つけちゃう。マジで自慢じゃないです。このあいだ、友人がVJをやっているというので1分でそのVJユニットのツイッターアカウントを特定して送り付けたら「ネトスト1級?」と聞かれた。粘着質の賜物ですわよ。

まあそれにしたってアカウント特定にはある程度の手がかりが必要になってくる。名前、居住地、出身大学、エトセトラ。なんらか

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言葉の過激さと影響力の大きさとは別物だということ

言葉の過激さと影響力の大きさとは別物だということ

知人が少し過激な言葉でSNSをするようになりました。

政治や生き方、価値観について自分の意見や主張があることは素敵なことだと私は思います。けれども、インパクトのある表現と、影響力があることとは違うと思うのです。だから周囲を傷つけうる言葉で過激な発言を繰り返すその人に、私は少し悲しくなりました。

確かに過激な表現を使うことでひと目を引くことができるかもしれません。Twitterでも純粋に共感され

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20代最後の春。変わること、変わらないこと。

20代で迎える最後の春が来た。
29歳の私はこの半年で、恋人と別れ長く続けた吹奏楽団を辞め、実家暮らしを卒業して一人暮らしを始めた。
去年の今頃、昔好きだった人と大きな公園で昔話をした日からちょうど一年後の来週は、今好きな人と水族館デートの約束をしている。

1年間なんてあっという間で、私の20代の時間はあと半年も残されていない。
「30までにとうるさくて」にドハマりして1時間ループの「真夜中のド

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何が決め手で彼らは結婚したんだろう。

何が決め手で彼らは結婚したんだろう。

 休憩時間。カバンからスマホを取り出すと、大量の文章で画面が覆われていた。どうやら大学のときの同級生が結婚したらしい。
 性格のあまり良くない僕は、素直におめでとうとは思えなかった。むしろ鬱陶しく思い、グループラインの通知をオフにした。

 大学を卒業してからの2、3年は結婚ラッシュだった。Twitterでもインスタでも開くたびに誰かが結婚を報告していたような気がする。
 大学時代は暇があれば呟い

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自分を愛したら「思い込み」がほどけていった|#思い込みが変わったこと

自分を愛したら「思い込み」がほどけていった|#思い込みが変わったこと

こんにちは、ソウゾウノート編集部です。
3月25日(金)からnoteコンテスト「#思い込みが変わったこと」が開催されています。

今回のnoteコンテスト「#思い込みが変わったこと」では、多様な価値観や生き方・考え方があることを、コンテストを通じてみなさんといっしょに共有しあったり、考えたりしたいと思います。

今回は、フェミニズムの視点でこれからの社会を考える学生団体「imI(イムアイ)」のメン

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「恋人の条件は?」「年収とその使いっぷりかな」

「恋人の条件は?」「年収とその使いっぷりかな」

もし、「恋人の条件は?」と聞いたとき、「年収」と返ってきたらどうだろう。

友達と話をしていて、お金の考え方について発見があったのでそれを書こうと思う。

大学時代の友達と夜ご飯を食べに行った。彼女は、私とお笑いのツボが同じで、会話のテンポが似ている、とても波長があう友達だ。

お互いの近況や、ちょっとした愚痴、これまでの思い出話の花を満開に咲かせたあと、彼女がマッチングアプリをしているという話に

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心のどこかに魚の小骨

心のどこかに魚の小骨

これまでの人生で1番好きだった人が今度結婚するらしい。

何の話からだったか、結婚指輪を決めたという話で察した。恋人の存在はもともと知っていたのだし、というかそもそもわたしを振った理由はその女の人だった訳だし、お付き合いが続いていると聞いていたからいずれは結婚するのだろうと思っていたはずなのに。どうしてか、驚いてしまった。そして具体的にぽんぽん挙げられるジュエリーブランドのなまえにクラクラした。そ

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"焦燥"というエンジンに頼りたくない

"焦燥"というエンジンに頼りたくない

何かを始める、何かを頑張る、いつだって自分を衝き動かしてきたのは「焦燥感」だった。

絶妙なタイミングで湧き上がったあの焦燥感がなければ、今の自分はなかったのかもしれないけれど、僕には焦燥感というエンジンしか搭載されていない。

そんな焦燥感と切っても切り離せないのが、他者との比較だ。

「他者」

一体、誰を思い浮かべているのだろう。誰とそんなに競い合っているのだろう。

不幸中の幸いと言って良

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「自己肯定感を高めよう」に対する違和感と私の毎日の心がけ

「自己肯定感を高めよう」に対する違和感と私の毎日の心がけ

どうも、aiです。今日は私が大切にしている心情についてお話させて頂ければと思います。

最近、「自己肯定感」という言葉が世に蔓延っているように感じます。
実際のところ、自己肯定感という言葉を調べてみると、

だそうです。難しい。。要は、自己否定しないこと、自分を肯定することですね。最近、「自己肯定感が高い方が人生は良い!だから自己否定はやめて、自己肯定感を高めましょう!」なんていう言葉もよく聞くし

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依存してしまっていたのは

依存してしまっていたのは

求めすぎていたんだなあ。我が子ですかと思うほど無性に愛していた彼のことを少しも好きじゃなくなってしまった今となっては、そう思う。

彼が「彼氏」になるまでは、彼は、彼でしかなかった。私のことをとても好きでいてくれて、ちょっと天然で、可愛らしい。そんな彼のことが好きだった。

それなのに、彼が「彼氏」になった途端、私は彼の全てが欲しくなって、私の全てを彼に捧げたくなった。

当時、私の思う「彼氏」と

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