くぼたくみ

仕事や出会う人々、そして自分自身と向き合いながら、等身大の毎日を綴るエッセイ🌿 | 水…

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仕事や出会う人々、そして自分自身と向き合いながら、等身大の毎日を綴るエッセイ🌿 | 水・月曜日の19:00更新中 | エッセイストを夢見る、会社員(27歳)🥚🐣 ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨

マガジン

  • 仕事日報

    社会人6年目。働くこと。

  • 転職活動の記録

    28歳で、未経験業界・職種に転職した記録。

  • 日記のはしきれ

    つらかったこと、嬉しかったこと。自分の価値観。

  • 恋愛や結婚のあれこれ

    過去の恋愛。友人の話を通して感じたこと。

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    📝❥❥ すてきなクリエイターさんたちの共感した記事

最近の記事

他人を真似ることは結局自分の首を絞める

私は、小学校3年生まで まったく言葉を発しない子だった。 3月の末に生まれて、 周りよりも発達が遅かったからか? 保育園出身で、 読み書きが遅かったからか? 末っ子で、すべての行動を姉たちや両親が 先回りしてやってくれていたからか? : : 高学年になって、私と同じように 全く話さない子に出会ったので、 よくあることかと思っていたが。 後に、いろんな人に話す時に 驚かれて、自分が異常であることを知った。 * 一度、この話をしたときに、 「小さい時、よく怒られましたか

    • 「この職場全員の人生を背負うことなんてできないからね」

      一昨年の忘年会で、 職場で1番偉い上司が笑いながら言ったことばだ。 そのときは、 「そうですよね」と話を合わせたものの、 その後2年間のうちに何度も思い出して、 その度違和感が増していった。 人生という表現を使われたから、 大袈裟に感じて、咄嗟に納得したけど。 1日8時間もかけて取り組む仕事を選ぶ際に 人生を考えずに決める人はいるのだろうか? 海外に住みたいから 語学力を身に付けたい。 子どもとの時間を取りながらも、 キャリアを諦めたくない。 ブランドバッグがほしい

      • ふたりが結婚してたこと、そのタイミングで知りたかった

        大学時代、仲良しグループだったひとりに 結婚式の招待のラインを送った。 「久々の連絡なのに、 ご報告で忍びないんだけど、 夏に結婚をするの。よければ、 挙式にもきて欲しいなと思ってて…」 * 彼女とは大学に入学してすぐに仲良くなった。 同じ学部、同じ学科。 出席番号も近かった私たちは 新歓時期をともにして、 いろいろなサークルを回った。 私は大学祭の実行委員会に入り、 彼女は環境活動を行うサークルに入った。 * 彼女は大学1年生のときに、彼氏を作った。 同じ学科

        • 積み上げてきた知識はプライドになる

          転職をして3ヶ月が過ぎた。  27歳にして未経験の企画職へのチャレンジだ。 (転職の経緯については、 別の機会に記そうと思う。) 経営学部でもなかった私は、 企画がどうやって生まれるのか、 そもそもどのように考えたらいいのか、 どう伝えれば理解してもらえるのか、 右も左もわからなかった。し、今も勉強中だ。 * 大大大大嫌いで、 心を擦り減らして出社していた前職とはなにもかもが違っていた。 散々悩まされたお局戦争もないし、 有名無実な上司もいない。 あんな人間になりたく

        他人を真似ることは結局自分の首を絞める

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        記事

          ガラスの家に住む者は、石を投げてはいけない

          近藤さんは、私が赴任したときには パーキンソン病で休職をしていた。 会わずしても、前評判は沢山聞いた。 変わった人だったらしい。 かつては課長だったが、 ものの10年で失脚し、 平社員になったらしい。 女性ばかりの職場の中で、 みんなが"お察しする中年男性"だった。 * そんな近藤さんは、 実際に一緒に働いてみると、 とても優しいおじさんだった。 電話対応はとても上手で、 声を荒げていたお客さんも近藤さんにかかれば 穏やかに切電した。 職場でも、お局さんに囲まれ

          ガラスの家に住む者は、石を投げてはいけない

          もう見捨てられるという恐怖と戦いたくない

          先日、彼から 「あなたは僕の言った言葉を  読み上げられてるようだ」 といわれた。 * 事の発端は、わたしが 彼の家具の組み立てを断ったこと。 これに彼は嫌味で 「俺はあなたの家具の組み立ては  手伝ってあげたのに」と言った。 その言い方に腹を立てた私は、 『そんなことをいってくるなんて  恩着せがましい。そう言われるなら  頼まなかったのに、男性としても  カッコ悪い』と伝えた。 彼は冗談のつもりだったと弁明したが、 私には理解できなかった。 『私はそんな冗談言わ

          もう見捨てられるという恐怖と戦いたくない

          第一次お局戦争の終焉

          「昨年度はどんな一年だったか」と聞かれれば 『お局と戦った一年だった』と答える。 仕事内容に直接関係のないことに悩んだ 悔しい一年だった。 入社5年目の小娘と 入社12年の大ベテランの戦争。 明らかに小娘の負けがみえていた その戦争が一時休戦になった。 * 私が赴任された時、 うかつに 「ここの職場はお子さんがいる方が たくさんいますね」 と言ったことからこの戦争は始まった。 お局さんはお子さんが いらっしゃらなかったのだ。 やっちまった お局さんの契約社員といえ

          第一次お局戦争の終焉

          未来の自分には、少しでも良いバトンを繋いであげたい

          「自分の軸がないのが悩み」 「自分を強く持つのがわからない」 そんな声をよく聞く。 わたしも含めて、 たくさんの人が悩んでいるにも関わらず、 インターネットの海では なかなか良い答えに巡り会えない。 悩みに漬け込んで、 課金させたり、偉そうだったり、 結局モテます自慢かよと思う内容だったり、 わたしの心には響かないものばかり。 だから、 今の自分がたどり着いた 自分なりの「(暫定版)自分軸」について かいてみる。 * 私は昔から、迷っている時 行動指針にすることがある

          未来の自分には、少しでも良いバトンを繋いであげたい

          秋の日に頂いたおくりもの

          すこし冷える日だ。 時期的には春だが、この肌寒さで思い出した。 昨年の秋にいただいた手紙の話。 * 私は、一年ほど文通村という媒体を通して 文通をしている。 自分よりも人生の先輩方が多く、 知らない世界を教えてもらえる上、 自分の書きたいことだけが書けるので ちょうどいい距離が保つことができ、 意外にも続いている趣味の一つだ。 その中に、 元国語の教師、いまは定年退職された ゆうじさんという方がいる。 ゆうじさんは、趣味で短歌を詠んでいて 私にも四季折々のことばをお裾

          秋の日に頂いたおくりもの

          3月31日

          行きの電車では、 持っていた紙袋が 帰りにはすっかりなくなった。 今年の異動は、見送る側。 帰りの電車で 涙が出てしまうくらいには懐いていた 大好きな先輩ばかりが お別れの挨拶をした。 私にはできたのは 聞くことと拍手を送ることだけだった。 * 専門性が必要になることから、 今の職場は、異動があまりない。 働いて10年という先輩方が ざらにいる超お局大国だ。 だから先輩は異動しないと思っていた。 なのに。 * 二年前にこの大国に入った私は しっかり洗礼を受け

          3月31日

          「想ってたのは自分だけだったのか」この切なさは、

          出会いと別れの春。 それを象徴するように、 この春、同期が遠くに異動をする。 * 内定したとき、 共通の友達が多かった私達は すぐに友達になった。 入社すると、 配属は違う課になり、 働く場所も違うので自然と会う頻度が減った。 それでも行動範囲が一緒で、 休みの日に歩いてるとふと会ったり、 仕事上で一緒の委員会になったり、 なにかと縁のある同期だった。 そして3年目、 わたしは同期と同じ課に異動をした。 めでたく同じ職場の同期だ。 女性社会で人間関係が難しいと言われる

          「想ってたのは自分だけだったのか」この切なさは、

          明るい色のアウターが似合わない

          頬にあたる風が少し暖かくなり、 空が水色になって 外のお花が色づいてきた。 もう、春だ。 * 寒い時期は、暗め色で我慢していた分、 春になると、 ちゃんと明るい色を身に纏いたくなる。 パステルカラーのトップス。 水色のリブニットやミモザ色のトレーナー。 試着もせずにウキウキで購入。 わくわく。 ブルベ冬の私でも、 メイクも華やかにしたくなって 似合うかを無視して、 まぶたに、パステルのピンクを仕込む。 わくわく。 ちょっぴり水色のグリッターなんかも試着して見た。

          明るい色のアウターが似合わない

          どうして周りに恵まれてると思う?それはね、

          これは、 「自分は周りに恵まれてる」と 鼻高々に言っていた彼が 私に1年前にくれた言葉だ。 * 1年前、私は失恋がきっかけで、 死にたがりで自暴自棄になっていた。 どうしてうまくいかないんだろう。 もやもや。どうして私だけ。もやもや。 そういえばいつもそうだったな。もくもく。 今までの人生も何もうまくいってない。ぼーー。 ともやもやとした黒い煙に もくもく包まれて、希死念慮が爆発していた。 彼の前でも、ことあれば、 マイナスな発言を繰り返していた。 『どうせ私のこと、

          どうして周りに恵まれてると思う?それはね、

          本命彼女か見極めるためのスタンプラリーをしていた

          「ド本命彼女になるには?」 「本命になるための4つの方法」 「男が本命にだけ見せる仕草」 最近、本屋でもSNSでも この手のものが多すぎる。 じつは私も 少し前までこの考えに取り憑かれていた。 * 前の彼と付き合い始めた時。 私は彼のド本命彼女になったと思い、優越感の絶頂にいた。 だけど、 何気ない彼とのことがただ幸せだったのに、 女友達へのマウントの材料にしてしまったことがある。 そんなことから始まって、 いつしか、彼への感謝は薄れていき、 彼自身のことではなく

          本命彼女か見極めるためのスタンプラリーをしていた

          すぐ隣にあったのに、知らなかった日常を過ごした

          先日、胃腸炎にかかり、 会社を1週間ほどお休みしていた。 予め何をするか決めている有給と違って 病院にいったり、 公園に日向ぼっこにいったり、 普段とは違う平日を過ごした1週間だった。 * 「道に咲くお花に色が増えてきたな」 道端に咲く雑草にも、お花が咲いて色がある。 * 『コケコッコーーーーーー!』 突然聞こえてきて 近くの小学校にはニワトリがいることにきがついた。 「本当にコケコッコーって鳴くんだな」 普段は、こんな時間に家にいることなかったけど 午前中いっぱい

          すぐ隣にあったのに、知らなかった日常を過ごした

          どうせおばさんって思ってるんでしょ

          私は、一般企業で事務として働いている。 女性の多くいる職場で、50人中45人が女性。 そして、その多くは40〜50代のお母さん世代の方々。職場での、その世代の方々は少し腫れ物に触るように扱われることもあり、私も周りからは「やりにくいでしょ」と言われることもある。 しかし私は、自分が3姉妹の末っ子だからなのか、女性のたくさんいるバイトを経験したからなのか、女性の環境に抵抗がなく、その40〜50代の方に全く悪いイメージを持っていない。 むしろ、どの先輩を見ても、こんなふうに歳を

          どうせおばさんって思ってるんでしょ