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脳を酸素で満たせ!酸素で脳をフルパワーに!カラダ、メンタルのパフォーマンスを劇的に上げる方法

脳は酸素が命!その理由と私たちが知らない危機

脳は、体重全体のたった2%しかありません。
でも脳の酸素消費量は、なんと20%も占めています。

これだけでも、脳がどれほど酸素を必要とする重要な臓器かがわかります。


酸素は、
脳のエネルギー源であり、
脳が正常に働くために不可欠です。


生きる!
考える、記憶する、感情をコントロールする
さらにはカラダの動きを指示する

すべてのプロセスが、
酸素によって支えられているのです。



しかし、僕たちの生活習慣や環境は、この大切な酸素供給を妨げています。

姿勢の悪化、浅い呼吸、ストレス、睡眠不足、運動不足などが重なると、脳への酸素供給が不足し、僕たちのカラダとココロに深刻な影響を与えるのです。




なぜ脳はこんなに酸素を必要とするのか?

脳が酸素を大量に消費する理由は、
その膨大なエネルギー需要にあります。

脳は全身に指示を出す「司令塔」として、

次のような複雑な働きを担っています。


1. 電気信号のやり取り

脳の神経細胞(ニューロン)は、
常に電氣信号を通じて情報をやり取りしています。
このプロセスには多くのエネルギーが必要で、
酸素がそのエネルギーを生み出す燃料となります。



2. 情報処理の高速化

僕たちが感じたり考えたりするたびに、
脳では無数のニューロンが連携し、
膨大なデータを処理しています。
たとえば、文字を読んで意味を理解するだけでも、
脳は休む間もなく働いています。



3. 身体の維持管理

心臓を動かす、体温を調節する、ホルモンを分泌するなど、無意識のうちに行われる身体の維持機能も、脳が指示を出しています。これらの働きにも酸素が欠かせません。

脳は一瞬たりとも止まることが許されない臓器であり、酸素を切らすことは「エネルギー切れ」もしくは「死」と同じ意味を持ちます。




脳への酸素供給を妨げる生活習慣

本来、酸素は血液によって全身に運ばれ、脳にも十分な供給がなされるはずです。

しかし、私たちの生活習慣や環境要因が、この酸素供給を妨げています。
次のような状況では、脳が酸欠になりやすいです。


1. 姿勢の悪化

長時間のデスクワークやスマホの操作によって、
首が前に突き出た姿勢(ストレートネック)や猫背になりがちです。
この姿勢は、首や肩の筋肉を硬直させ、血流を悪化させます。
その結果、脳への酸素供給が減少します。


ストレートネックについては、こちらで詳しく解説しています。



2. 浅い呼吸

上記、姿勢の悪化により、機能的に呼吸がしづらくなり、浅い呼吸になります。
またストレスや緊張が続くと、僕たちは無意識に呼吸が浅くなりがちです。
特に、胸だけで息をする「胸式呼吸」は、酸素の取り込み効率が低く、結果的に脳が必要とする酸素が不足します。



3. 慢性的なストレス

ストレスは、血管を収縮させる作用を持つホルモンを分泌します。
このストレスホルモンの影響でより、脳への血流が減少し、酸素供給が減少します。



4. 睡眠不足

睡眠中は、脳が酸素を多く必要とします。

なぜなら睡眠中は、脳が疲労を回復し、老廃物を排出し、翌日に備えるための大切な時間です。しかし、睡眠が浅いとこのプロセスが滞り、脳が慢性的に酸素不足に陥ります。



5. 運動不足

運動をしないと、
全身の血流が低下し、酸素不足になります。
特に中高年になると、
筋力低下、筋量減少が、
血液循環をさらに悪化させ、脳への酸素供給が減少します。


運動不足は、百害あって一利なしです。運動は「しなければならない」理由を詳しく解説しています。



6. 喫煙や大氣汚染

タバコの煙や大氣中の有害物質は、
酸素の運搬を担う赤血球の働きを妨げます。
その結果、脳に届く酸素が減り、パフォーマンスが低下します。



7. 飲酒

飲酒は、血液中の酸素運搬能力を低下させます。
アルコールは血管を拡張させ、
一時的にリラックスしたように感じますが、
その後反動で血流が不安定になり、
脳への酸素供給が減少します。


また、アルコールの分解には
大量の酸素が消費されるため、
脳が必要とする酸素が不足しやすくなります。



脳が酸欠になるとどうなるのか?

脳が酸素不足に陥ると、僕たちの日常生活に次のような影響が出ます。

1. 急性の症状

これらは一時的な酸欠でもよく見られる症状です。

めまい・立ちくらみ
脳への酸素供給が一時的に低下すると、バランスを失いやすくなります。

頭痛
酸欠状態が続くと、脳が痛みのシグナルを送り出します。

意識混濁
特に重度の場合、集中力を失い、思考が鈍くなります。



2. 慢性的な症状・影響

これらは、長期間にわたる酸素不足の結果として現れます。

イライラや不安感
酸素不足が自律神経に影響を及ぼし、ストレス反応が増加します。

記憶力や集中力の低下
脳が十分な酸素を得られないことで、思考能力が鈍ります。

眠氣や疲労感
酸欠状態では脳が効率的に働けず、エネルギー不足に。

抑うつ状態
長期間の酸素不足がメンタルヘルスにも影響を及ぼします。



3. 重大な疾患へのリスク

酸素不足が続くと、脳卒中や認知症といった深刻な病氣のリスクが高まります。また、うつ病や不眠症などの精神疾患とも関連があります。

45歳以上になると
これらの症状が生活習慣病や慢性的な健康問題に発展するリスクが高まります。

酸欠は、
高血圧、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞といった重大な疾患とも密接に関連しています。



脳が酸素で満たされるとどうなる?

反対に、脳に十分な酸素が供給されると、次のような良い変化が起こります。

1. 頭がスッキリする

脳がクリアに働くため、思考力、集中力、記憶力が向上し、クリアな思考ができるように。仕事や家事のパフォーマンスが向上します。


2. 氣分が安定

十分な酸素は自律神経を整え、ストレスが軽減され、感情のコントロールがしやすくなります。ストレスに強い心を作ります。


3. 疲労感の軽減

酸素が行き届いた脳はエネルギーを効率よく生み出し、全身の代謝が活性化し、カラダ全体が疲れにくくなります。


4. 病気のリスク軽減

血流と酸素供給が安定することで、高血圧や認知症のリスクが減少します。


5. 免疫力が向上

十分な酸素供給が、免疫細胞の働きをサポートします。


脳が酸素で満たされている状態は、「最高のコンディション」
ハイパフォーマンス状態です。
日常生活の体調、メンタル、パフォーマンスが飛躍的に向上します!



脳を酸素で満たすためのアクションプラン

1. 姿勢を整える

猫背、巻き肩を改善

↑ 筋肉マッチョポーズ ↑

1)筋肉マッチョポーズ(肘を曲げて力こぶを見せるポーズ)
2)肩甲骨を寄せます。
3)そのまま肘を伸ばし、
4)手のひらを内側に回転させる

1)〜4)を行うと、
自然に胸が開き、
背筋が伸びて
巻き肩と猫背が解消された
正しい姿勢が完成します。

姿勢が良くなると、酸素を全身に供給できるようになります。



2. 深い呼吸を意識する

上記の姿勢で、鼻呼吸をゆっくり繰り返します。

鼻呼吸は、口呼吸に比べて、酸素の取り込み効率が約10〜20%高いとされています。鼻が空氣をろ過・加湿・温めることで酸素交換が最適化されます。


3. 簡単な呼吸エクササイズ

「椅子での背伸び呼吸」

椅子に座り、両腕を頭上に伸ばしながら深呼吸を3回


「肩甲骨ほぐし呼吸」

両肩を後ろに回し、胸を広げながら深呼吸を5回。



4. 30分ごとにリマインダーを設定

スマホやPCでアラームを設定し、
上記1.でお伝えした姿勢を再度作り、鼻呼吸をゆっくり3回繰り返す。

・白湯を飲んだら、3回鼻呼吸
・スマホを見るとき、姿勢を正し、鼻呼吸にするなど、
あなたの生活の中に、習慣化しやすい「しかけ」と「しくみ」を組み込む。



5. 運動を取り入れる

・軽い有酸素運動(散歩、ヨガ)を毎日15分以上行う。
筋肉を動かすことで血流が促進され、脳への酸素供給が増えます。



6. 睡眠の質を向上させる

・寝る前に、鼻呼吸をゆっくり1〜3分間行い、副交感神経を優位に。

・部屋の温度・湿度を適切に整える。

睡眠の質向上は、酸素供給向上、脳のパフォーマンス向上です。



SHP(Super High Performer)への道:脳を酸欠から守り、最高の自分へ!

脳はあなたのカラダとココロの「司令塔」です。

その「司令塔」のエネルギーが「酸素」です。
供給しないわけにはいきませんよね!


上記でも沢山お伝えしてきましたが、
脳が酸欠になれば、
カラダもココロもハイパフォーマンスな状態にすることができません。


逆に、脳を酸素で満すことができれば

あなたは、SHP(Super High Performer=超健康体)です!


さあ、今日から呼吸を意識して、
アクションプランを一つでも多く実践し、
脳を酸素で満たす生活を始めましょう!

Just Do It!




Online Program 呼吸と姿勢

運動、栄養、睡眠、生活習慣をトータルで高め、
SHP(Super High Performer=超健康体)を目指す!

もし1人できないと思う方は、僕と一緒にしましょう!

これもSHP(Super High Performer=超健康体)を目指すための「しかけ」と「しくみ」です。



BODY Change ブレスマスター 矢川 純
プロフィール

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BODY Change ブレスマスター 矢川 純
最後まで読んで頂き、有難うございます。チップは必要ありません。これからもあなたがSHP(超健康体)になるための記事を全力で執筆しますので、実践”して超元氣になって下さい!良い記事には「スキ」や「シェア」をお願いします^^

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