地球を権益化するためのゲノム編集技術の現代的意味
ジャミロクワイのヴァーチャル・インサニティはゲノム編集技術に警鐘を鳴らす曲だった。めちゃくちゃ有名な曲なのに、これを知っている人に出会ったことがない。したがって、私はこれを世間に伝える活動を一人でやっている。
ゲノム編集技術の裏に潜む意図が、見えてる人にはもう20年以上前から見えていて、ジャミロクワイは必死に警鐘を鳴らしてくれていた。メッセージをメロディにのせて。
それから、いつも言ってるが、ナウシカは遺伝子改変されたミュータントだった。宮崎駿もこの問題を昔から伝えてきた。これも知らない人が殆ど。私の出会った範囲の人で知ってる人は一人もいなかった。だからこれも、世間に伝える活動を一人で勝手にやっている。
重要なメッセージすらエンタメとしてしか消化しない社会に未来はないと思う。ゲノムをいじる危険性を、違和感として感じれない人、論理としても理解できない人ばかり。かなりヤバい時代。ヴァーチャル・インサニティやナウシカについて、皆まるで本質を理解できていない。日本の音楽シーンに物凄い影響を与えた楽曲の意味にも、大人気アニメ映画の主人公の意味にもまるで興味がない人たちばかり。
今は石油メジャーがビッグファーマを支配する世界だが、そもそも、当然のことだが、石油メジャーが化学メーカーを支配する世界でもある。ゲノム編集技術を猛烈に特許化してるのは化学メーカー。この辺りは農薬利権から考えれば理解できる。
現在、石油から製薬、そしてゲノム編集へ、世界支配の方法、構造が急速に変化している。
こういうことを現代思想と絡めて以前から記事にしているが(映画「マトリックス」の評論記事など)、記事をパクられてYouTubeに動画を上げられた。なので、そういう癖のある人は私の記事をそもそも見ないでほしい。
ちょっと脱線。
パクった人は、海外クリエーターが作成した10分そこらのアニメーション映像に、私の記事をまとめものをアフレコして動画投稿している。自分の意見として。その動画は「巨大資本が世界を支配する構造をテーマにしたアニメーション動画」。もし見つけたら文句を言ってほしい。私の記事に興味を持って読んでくれている方ならYouTubeで出くわす可能性は高いと思う。
戻ります。
ゲノム編集技術は自然のモノにちょっと手を加えて自然をバーチャルに置き換えて全て特許化できる技術。
つまり、新しい形の世界支配の手段。そういう構図で捉える必要がある。ゲノム編集の技術についてだけワーワー文句を言ってる人はまだ近視眼だと思う。
現在、生態系(RNAの相互依存関係)という神による世界支配から、石油メジャーによる世界支配へと急速に置き換わっている。
石油メジャーが本当に世界に神になってしまう可能性がある。
要するに、必要もないのに、意図的に多くの動植物が遺伝子改変されて特許化されている。
その過程の中で、皆さんが病気になろうが、脳みそが溶けようが、スポンジになろうが、関係ない。クロイツフェルト・ヤコブ病が多発したってどうせ知らんぷりだろう。
遺伝子改変動植物をばらまくことで世界支配できるんだったら、オリジナルの動植物はどうなるだろう?
当然、意図的に潰そうとするはず。だから毒でもばらまいて殺すか、意図的に交配させることになる。
オリジナルが意図的に消される時代。
YouTubeについても考えてほしい。
私がnoteにオリジナルの記事を上げると、バカが速攻パクって動画として投稿してしまう。SoundCloudなんかもそう。楽曲がパクられてYouTubeに投降さえる。
YouTubeがブラックホールになってる。オリジナルを飲み込む巨大な漆黒の闇。パクる連中ばかりになれば、オリジナルが発表できなくなり、社会からオリジナルが消える。
急速に均一化され記号化される社会。
そのための装置としてのYouTubeではないのか?
つまり、ゲノム編集もYouTubeも、巨大資本がオリジナルを消し去るためのツールではないのか。私はこの観点を持っている。
パクらないでほしい。
フランスの思想家・ボードリャールが主張した「シミュレーション社会」の先にある社会はおそらくこれ。(過去記事で彼の著書「シミュラークルとシミュレーション」の解釈も含め、わかりやすく説明しているので、下に貼っておきます。)
こうやって書くと、皆さんは頭で何となく理解できるだろうけど、実感としては感じられないと思う。もし、私の過去記事を面白いと思ってくれている人が見ているなら、もうちょと想像してほしい。
私は書き溜めたいくつかの記事をパクられるのが嫌でお蔵入りさせた。発表できなくなった。それは当然だが私だけが知っている。つまり、「見ている側」(みなさんの側)には全く分からないうちに、世界からオリジナルが奪われて、均一化されている。
「見せる側」は先にそれが理解できるので警鐘を鳴らすが、いつも見ているだけの人々は、急速にオリジナルが失われている危機的な状況が理解できてないので、実感として危機感がない。
そしてすべては記号化される。
ここ数年特に、企業も個人情報保護法や著作権法をガン無視しているし、軽視している企業が多い。それは、軽視せざるを得ないから。
そもそも日本では、軽視しても余程大それた事案でなければ問題になることがない。だから企業も営利のために余裕で軽視する傾向がある。
でも、その先にあるのはシミュレーション社会。
簡単に言うとセルフ家畜化社会。セルフ記号化社会。
もっと簡単に言うと、資本主義は結局のところ、皆を家畜化し、最終的に家畜ですらない記号=肉の塊にしてしまうということ。
あなたは、為政者にとっては単なる肉の塊です。
皆が営利に走ることで結局は自分を家畜の檻に閉じ込めてしまう。
これを主張してるんだけど、仮に理解のある企業が出てきたとしても、すぐに理解の無い企業が出てくるだけだろうから、結局どうにもならない。
こんな感じで、結局、理解しようとする心すら奪われる。
記号化=心が奪われ肉の塊となること。
私の記事をパクったやつも、記事を上げて数日以内の速さで速攻パクってる。noteをハイエナが巡回しているんです。ハイエナ=資本主義システムのコードまたはプログラム。
自分がパクらないと、誰かほかのやつにパクられてしまう。という感覚があるようだが、どうも、ネットにあるものは自分のモノという「ひろゆき的思想」も蔓延している様子。
つまり、「ひろゆき」も装置。
「ひろゆき」はシミュレーション社会を作り出すための、巨大資本の装置ではないのだろうか。装置としての「ひろゆき」の爆誕。
おそろしい。
今話していることは、ゲノム編集技術の問題とか、個人情報保護法がザル法になってる問題とか、著作権法がザル法になりつつある問題とか、他の様々な問題に共通している。
本来、セーブしなければならないこと、やってはいけないことを、国家がちゃんと管理しないから、企業や個人が我先にと、違法なこと、違法すれすれなことを平気でやるようになる。
日本は巨大資本の人間牧場なので、当然、これを国家が真面目に管理するわけはなく、この問題をどう解決していくか、どうシミュレーション社会から脱するか、という課題は、わたしと、わたしの記事をみているフォロワーさんと、わたしの記事をこっそり見ている隠れファンのみなさんに課せられていると思う。
以上
記事では、ゲノム編集技術と遺伝子組み換え技術を特に区別せずに使っています。本来、言葉の意味として区別するのはおかしいです。
この記事はこの過去記事の内容に加筆して再掲しなおしたものです。
フランスの社会学者・ボードリヤールの思想についてわかりやすく説明した記事はこちら。
ご参考(この記事もこの下の歌詞もパクらないで下さいね)
what we're living in, let me tell And it's a wonder man can eat at all When things are big that should be small Who can tell what magic spells we'll be doing for us And I'm giving all my love to this world Only to be told I can't see, I can't breathe No more will we be And nothing's gonna change the way we live 'Cause we can always take but never give And now that things are changing for the worse See, whoa, it's a crazy world we're living in And I just can't see that half of us immersed in sin Is all we have to give these Futures made of virtual insanity now Always seem to be governed by this love we have for Useless, twisting, of our new technology Oh now there is no sound, for we all live underground
この世界について言わせてほしい マジで不思議なんだよね、食えるやつがいるんだよ、本来は小さいはずのものなのに大きくされてるやつを どんな技術が使われてるのかわかんないから、おれは強制されない限り絶対食べない 理解できないし、息苦しいよね。マジやってらんないわ この世界はこのまま突き進むぜ、俺たちは奪うことばかりで決して妥協しないから マジかなりヤバい状況になってるよね。ほんとに狂ってるぜこの世界 まともな奴らがゴミ連中に従わざるを得ないなんて完全に終わってる これまでも、意味のない歪んだ新しい科学技術を追い求めることで、この狂った幻想の世界が作られてきた そして結局、音のない、地下室のような世界になってしまった
訳:極東対スーパーナチュラル機動特殊部隊アジア・リージョン
※ as for translation, all rights reserved
2022.12.2
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