ホッブスは、個人のエゴイズムに基づいた行動を何らかの手段で規制しない限り、「万人の万人に対する闘争」で全てが破綻すると説いた。 アダム・スミスは、個人のエゴイズムに基づいた行動の総和は、自然的調整機能によって何らかの秩序を形成すると訴えた。 現代を見る限りは前者が正しかった。
ホッブス。近代国家の権力の起源を探求した、学者。その、学問についての一言。 学問は未知なるものを扱うゆえに、その価値は常に不確定だ。だから、学問には、力はない。 学問は役に立つべきだ、と思い込んでいる、すべての人へ。 役に立たないから、大切にしなければならないのです。