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強みにフォーカスしたチームづくり【美点凝視】
チームリーダーとしての初めての一週間が怒涛のように過ぎた。
初日のチーム会では、チームとしてこう在りたいというスタンスの話をしてみた。
上から「求める」ものとしてのスタンスではなく、事前にチームメンバーと対話して出てきた「こういうチームにしたい」を改めて言語化して整理したものをプレゼンで伝えてみた。
美点凝視2つの円を見せた。
一つは完全な円だ。もう一つは一部が欠けた不完全な円だ。
「どこに
達成感を裏付ける【原因帰属→成長的マインドセット】
なんの準備もせずに臨んだプレゼンが案外上手くいったり、意識していないのに突然賞を取ったりしても、「ラッキー!」という感情にはなっても達成感は得られない。
達成感を得るには、「決断」「行動」という態度変容が必要だ。
また、仮に達成感を得たとしても、上手くいった理由を正しく捉えられていないと次に繋がらない。
達成感をもとに成長するには、「あのときの決断」「あのときの行動」が理由でうまくいったんだとメ
「管理」しない【責任の移行と自己決定性】
リーダーは細かく管理しない。
仕事の動機付けで大きなファクターとなるのが「自己決定性」(=自律性)だと知っているからだ。
1.メンバー自身が自身の仕事を責任を持って進める環境
2.リーダーからの細かな指示に従って仕事を管理される環境
1と2では、1の方が圧倒的にモチベーションが高まるのだ。
責任の移行「責任の移行」は教育用語だが、仕事に置き換えて捉えると、「リーダーが責任(=ここでは「裁
達成できると言い続ける
「俺は、達成するって言い続けるから」
採用内定後のマネジャー面談で言われた言葉だ。
初対面だったが、その実直さに惚れた。この人にならついていけると思ったことを覚えている。
イメージの力僕が所属した事業部はR社の中でも新規事業を扱っていることもあり、実は業績目標を達成したことがある営業マンの方が少数だった。
つまり、営業マンのほとんどが達成のイメージを持っていなかった。
マネジャーは、達成のイ
達成ルートを因数分解する【足場かけの効果】
R社の3つの風土のうち、2つ目の
目標達成までの行動を因数分解して示されること
について考えてみたい。
参照)R社のモティベーションマネジメント
目標設定ができていざ取り組もうとしても、暗中模索してしまっては達成できない。自信も失いかねない。そこで、リーダーはメンバーに対して次の一歩の「足場かけ」を行う。
足場かけ「足場かけ」とは教育用語だ。
リーダーとメンバーとの関係性において解釈す
フィードバックに腹が立つ理由
フィードバックを受ける、または与える機会があるだろう。
面談やロープレ、営業同行、プレゼンなど、僕も様々な機会で先輩からフィードバックを受けてきた。
あるいは家族から、自分の行動について何か言われることもフィードバックだ。
「スッ」と入ってくるものもあれば、「ムッ」と感情的になってしまい受け入れられないものもあった。
このところ新卒メンバーや1,2年目のメンバーのロープレを1日5本ほど見てお
一日の終わりに Good を振り返ろう
一日を気持ちよく終わるために「今日は良いことなかったな〜」ってそれ本当?
Goodを拾おうとしていないだけだ。本当は小さなGoodがたくさんあったはずだ。それなのに、反省とか辛い体験とか、負の感情の方が強いから上書きされてしまっているのだ。
参照)振り返りの質向上のために
一日は、気持ち良く終わらせた方が良いに決まっている。
日報がある人は、振り返りにGoodの欄を設けて強制的にGoodを記入
振り返りの質向上のために
振り返りのフレーム面談の際、「さあ、振り返ってみて」と言われてもなかなかパッと言語化したり整理したりできるものではない。
目標設定にフレームが必要なように、振り返りにもフレームが必要だ。
参照)目標設定の3ステップ
R社で汎用的に振り返りの際に用いるのが、以下のフレームだ。シンプルだが振り返りの質がグンと上がり、シンプルだからこそ習慣化しやすい。
Good
Bad
Next
Good読
振り返りと目標設定の関係
日報をどのように使うか日報を書く機会があるだろう。
多くは、「今日起きたこと」を書き記すだろう。だが、それは「体験」であって「経験」ではない。
体験は、自分に起きたことだ。
経験は、自分に起きたことを咀嚼し吸収してまた再現できることだ。
経験は、言語化(≒リフレクション)によってもたらされるが、リフレクションの質を高めるためにはただの「振り返り」ではもったいない。
振り返り効果的なリフレク
自分事として目標設定する【1on1の効果】
R社の3つの風土のうち、1つ目の
自分事として目標設定すること
について考えてみたい。
参照)R社のモティベーションマネジメント
上から降りてきた目標を「やれ!」と言われても、なかなか取り組めるものではない。R社には「腹落ち」という言葉があるが、目標設定時に自分事として納得して取り組めるように腹落ちさせるコミュニケーションが取られる。
そもそもR社には、「納得できないうちは、行動しません