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日報レスの効果

入社後1ヶ月間は毎日日報をメールで出していた。
マネジャーは毎日返信してくださった。

これが、心強かった。遠くにいても見てくださっている、僕の成長にコミットしてくださっている、そう思えた。

日報レスはPDCAのCとしても機能する。翌日のAにすぐに繋げることができる。

入社後1週目の状況を思い返してみたい。

日報を数日書いてみると、振り返りの内容が冗長すぎることに気がつく。
Good Bad Next のフレームで整理していたとしても、気付いたこと学んだことを全て書こうとすると、なんだかまとまりがない。次に何を活かすかがしっくりこない。

日報の内容から問題を悟ったマネジャーが日報レスで

「目標を定めて、目標との差分を振り返ってみたら?」

と書いてくださった。

僕は目標を定めていなかったがゆえに、振り返りになっていなかった。ただ学んだことを書いていただけだった。つまり、

「感想」

だった。
PDCAのCではなく、Dしてみての感想だった。

その日報レス以降、目標を定めて行動して、目標との差分を振り返る、というシャープで本質的な日報を書けるようになった。
大きな学びを得た経験だった。

日報レスは文として手元に残るので、嬉しさも相まって何度も読み返させられ、その度学びや気付きを深めてくれる。
書き溜めた日報を1ヶ月分読み返してみると、毎週学びや気付きが濃く深くなっていっている(=振り返りの質が高まっていく)ことが分かる。

目標設定と振り返りが習慣化したところで日報を書くことを辞めた。
日報という形に落とさずとも、意識的にPDCAを回すことができたからだ。

日報というコミュニケーションツールを使いこなせると、日報を出す側もレスする側も成長できる。
日報でメンバーのスモールステップを把握して、称賛していきたい。

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