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振り返りと目標設定の関係

日報をどのように使うか

日報を書く機会があるだろう。

多くは、「今日起きたこと」を書き記すだろう。だが、それは「体験」であって「経験」ではない。

体験は、自分に起きたことだ。
経験は、自分に起きたことを咀嚼し吸収してまた再現できることだ。

経験は、言語化(≒リフレクション)によってもたらされるが、リフレクションの質を高めるためにはただの「振り返り」ではもったいない。

振り返り

効果的なリフレクションとは、起きたことを振り返ることではない。
効果的なリフレクションとは、目標と起きたこととの差分を言語化することだ。

目標を事前に設定しておくことで意図的な行動が生じ、行動することで結果として起きたことが生じる。
今日起きたことについて、目標から見て良かったのか悪かったのかを判断し、その差分から学びを得てネクストアクションを取ることが効果的なリフレクションだ。

PDCAという言葉は知ってはいるが、目標設定しておかないと振り返ることができない(Cが機能しない!DDDDになってしまう!)という事実に気が付いている人は実は多くない。

日報を今一度見返してみて、もし目標の欄が欠けていたら、フォーマットを変更しよう。

その日の朝に目標を設定し、退勤時に目標との差分を振り返りとして記入するようにしよう。

参照)自分事として目標設定する【1on1の効果】

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