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「聴くこと書くこと生きること」学びnote

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書くこと、生きることを学ばせていただくnoteです!
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#エッセイ

書いた量と推敲の量は、裏切らない。

書いた量と推敲の量は、裏切らない。

第三回教養のエチュード賞への応募作品に対して、一通ずつ手紙を書いています。

前回も「読むことは教養のエチュード」と名付けて、全ての作品にコメントを添えて紹介したけれど、今回は一人1000文字ずつだから一段と気合が入っています。「読むこと」を最大化させることは「書くこと」だから、真剣に読むためには書かなきゃいけない。そう、ぼくにとって読むことは教養のエチュードなんです。

回を重ねるとわかってくる

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人生のインプレッション数を上げると、全てがうまく回り出す。

人生のインプレッション数を上げると、全てがうまく回り出す。

WEB広告の概念をはじめて学んだのは、たしか26歳のときで、当時いた会社がこ難しいマーケティング用語を教えてくれた。

研修を担当してくれたのは、会社の先輩上司だったんだけど、なんだか誇らしげな顔で専門用語を口にしていたのを覚えている。

さて、実はこの記事、だいーぶ前に行った福岡出張に向かう飛行機内で書いた。なんとなく思うことをまとめたのだが、ずっと下書きに眠っていた。

主張したいことはタイト

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「ライター」と名乗るのがこわい

「ライター」と名乗るのがこわい

大手出版社が運営するメディアで、連載が始まった。ライター業を始めた約1年前からは考えられない状況にいる。

いつもSNSで「こわい!」「ふるえる!!!」とワーワー騒いでいるように、怖い。今、怖くてたまらない。こんなことを書いたら仕事がなくなるかもしれないけれど、自分のこんがらがった思考をほぐすべく、書きたいと思う。しかも長い。

このnoteをひとしきり書いたあとに拝見した、燃え殻さんのインタビュ

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「エッセイの書き方」について私なりに考えてみた。

「エッセイの書き方」について私なりに考えてみた。

さくらももこさんのエッセイに魅せられた朝井リョウさん。
…のエッセイに魅せられた、moonです。

お二人の紡ぐ文章を読んでいると、まるで文字が、言葉が踊っているように見えます。
こんなにも、可笑しくて、面白くて、生きていると感じられる文章が
他にあるだろうか、と。
大好きな作家さんたちの小説とは別の顔がのぞけるエッセイが私は大好きです。

三浦しをんさん、吉本ばななさん、能町みね子さん、ジェーン

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自分を救う文章は、誰かを救う

自分を救う文章は、誰かを救う

美しい言葉はいらない。強い言葉もいらない。

ただ、自分のための文章を書けばいい。自分の悩みを整理する文章は、似た悩みを持つ誰かの助けになるから。

何かの役に立たなくていい。世界を救わなくていい。自分が知りたいこと、やりたいことに必要な文章を書けばいい。自分のための文章は、誰かのための文章になるから。

自分を救う文章は、誰かを救う。自分のために書くことは、誰かのために書くことにつながっている。

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奴らの文才に僕は嫉妬した【noteクリエイター紹介(1)】

奴らの文才に僕は嫉妬した【noteクリエイター紹介(1)】

口の悪いタイトルで申し訳ございません。

投稿すればだれかしらは「スキ」を押してくれるようになり、フォロワーさんも50人を超え、曲がりなりにも物書きとしての道のりを進んでいます。アルロンです。

noteを始めたのは、「日常生活で自分がしゃべる機会がめっきり減ってしまった」ことがきっかけでした。

あれから1年と4か月。
会社を退職し、実家に戻り、Webライター兼アマチュアエッセイスト(そんな言葉

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ライターとエッセイスト(コラムニスト)。筆力が必要なのは、どちら?

ライターとエッセイスト(コラムニスト)。筆力が必要なのは、どちら?

今から書くことは、ひょっとしたら、物書き業界では自明のことなのかもしれない。おいおい、さとゆみ、今さらそんな話? ってことかもしれない。でも、私が昨年いっちばん驚いたことだったので、書き残しておいていいですか。

拙著、『書く仕事がしたい』にも書いた話だけれど、私はそれほど筆力が高い(つまり原稿が上手い)書き手ではないと思っている。これは謙遜ではなくて、周りの同業者を見渡して、わりとフラットにそう

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編集という仕事は、最終的に「生き方」で差別化するしかない

編集という仕事は、最終的に「生き方」で差別化するしかない

編集者は写真が撮れるわけじゃない。絵が描けるわけでも、美しい文章が書けるわけでもない。

編集者は「なにかの専門家」じゃない。

強いて言えば、企画をする人。そして、それを実現する人だ。誰かに動いてもらって、カタチにしていく人。最近はプロモートすることもそこに入り始めているかもしれない。

どこかで「編集者は、なんにもできないけどなんでもできる職業」と聞いたことがあるが、まさにそのとおりだなと思う

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エッセイを添削していただき、気づいたこと

エッセイを添削していただき、気づいたこと

自分の書いたエッセイを、ある雑誌に載せていただいたことがあります。

そのとき、「加筆修正をいたしますがよろしいですか?」という連絡が来て、もちろん承諾をしました。
作家さんのエッセイが載っているようなものだったので、一般人の私の文章にも添削が必要だったのだと思います。

返ってきた原稿が真っ青で、びっくりしました。さすがに赤で添削されてはいませんでしたが、赤ペン先生にいっぱい直された答案用紙状態

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心を凪にする。―弁護士に聞く「批判」への考え方―

心を凪にする。―弁護士に聞く「批判」への考え方―

Twitterの通知欄にぽこっと数字がついたので、タップする。誰かが私のnoteをシェアしてくれたらしい。添えられた感想を嬉々として読むと、サーッと心臓が冷えていった。

「殺意が沸く」

私の書いたものを読んだせいで、ひどく気分を害されたようだった。

そのツイートをした人のことを、便宜上「彼」と表現する。

彼が読んだのは、私が一年と半年程前に書いた『「学生時代に戻りたい」なんて言う大人になる

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洋服のサブスクが続かない理由

洋服のサブスクが続かない理由

「解約しますか?」
アプリに表示される文字を数秒見つめて、「はい」をタップする。

数ヶ月前から、コーディネートされた洋服をレンタルする「洋服のサブスク」をやっていたのだけれど、今月で解約した。
実は、去年の夏にも同じサービスを数ヶ月利用して、やめたことがあり、今回が2回目の解約である。

自分の好みの、自分に似合う洋服をきちんと選んで送ってくれるし、利用料もそう高くない。気に入って買い取った洋服

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【ブックレビュー】弱火でトロトロ書くように

【ブックレビュー】弱火でトロトロ書くように

末吉さん著の「弱火でトロトロ書くように」のエッセイ集を読了。

私も毎日noteにエッセイを書く者として共感することも多く、考えさせられ、励まされ、勇気づけられました。

「弱火でトロトロ書くように」を読むきっかけとなったのは末吉さんのnoteの記事をたまたま発見したから。

何記事か読むうちに末吉さんの文章の魅力に引き込まれ、その数時間後にはこちらの有料記事もポチッとしていました。

毎日not

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notoに記事を1年8ヶ月毎日投稿した僕が、初心者のあなたに教えたい超~基本

1ヶ月前に、『notoに記事を1年7ヶ月毎日投稿してみて、初日の僕に教えたい8つの知恵』という記事を書きました。

でも、この記事は【中級者】向けだった気がします。

なので超~~~初心者に、「役立つんじゃないかなぁ~」という記事を書きます。

◆前提僕は、このnoteをPCで書いています。
スマホは、外出中に読むだけですね。自宅なら読むのも基本PCです。

なので、スマホやiPhoneで書いてい

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【note】あなたのお店は何屋さん?

【note】あなたのお店は何屋さん?

noteで面白い記事を見つけました。私と同じ、3人のお嬢さんがいらっしゃるパパさんが書いておられます。

日頃は公のためにお仕事をされていらっしゃるようですが、 noteの記事はユーモアたっぷりで楽しい方。しかも今回の記事の通り洞察力も卓越されています。

pv数 → 来客数
スキ数 → 美味しいと言ってくれる人
フォロワー数 → スタンプカード持ってる人
コメント数 → 常連さん

と分析されて

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