RUMI

日曜物書き。日々の出来事を綴った「てのひらエッセイ」を書きます。

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マガジン

  • リュクスなnoteたち

    • 2,141本

    大人のオンナの集まるところ。

  • #note珍百景 暇を持て余したnoterたちの遊び

    • 184本

    「せんせー!noteで変な遊びしてる人たちがいますー!」 見て楽しい、やって楽しい、noteの斬新な遊び方。 この人たち何をやっているんだろう…が永遠に楽しめる。 凹んだときに読み返してほしい、ビタミン剤的なマガジンです。

  • 日記という名の短編エッセイたち

    • 62本

    取るに足らない日常の出来事、なんて思うのは本人だけかもしれませぬ。

  • ネリマノフ区立公民館文芸部

    • 2本

    創作のインキュベーター。

  • 日々思うことを記録してみる

    いずれ本にまとめたい。 日記とエッセイのはざま。

最近の記事

好きとやりたいを諦めないことを教えてくれたオーケストラ

友人の加入するアマチュアオーケストラの定期演奏会を鑑賞してきた。 行ってよかった。それが今の感想の全てだ。誘ってくれた友人に感謝したい。 演奏は、控えめに言って、めちゃくちゃすばらしかった。 来週に仕事で大きなイベントを控えていて、それがうまくいくかどうか心配で、今週末はずっとそわそわしている。自宅にいると、職場のサーバーにアクセスして未完了の作業の進捗を確認したり、最悪の結果を妄想したり、月曜日の作業スケジュールを何度もシミュレーションしたり、頭が忙しい。 だから、気分転

    • 多分「楽観」になるってこと #誕生日エントリー

      今日、50歳になった。 まだ自分が「50代」だということが信じられない。アンケート調査で「50代」に〇を付ける自分がまだ想像できない。 24歳で娘(私)を産んだ母は、50歳で娘の結婚式に出た。あのときの母はしっかりと「大人」であり「母親」だった。娘を送り出す母親の任を立派にまっとうしていた。また、家族の介護や看取りも至極、当たり前にこなしていた。 今日私もついに50歳になったが、50歳の母のように「大人」や「母親」の任務を果たす自信は皆無。考えただけでオロオロする。 とり

      • ただのひとりごと #呑みながら書きました

        こんばんは。RUMIと申します。はじめましての方も、いつもましての方も、よろしくお願いも酢、申し上げます。 さて、この規格も、企画も5周年だそうです。 毎回思いますが、ほんとすごい企画です。マリナちゃん、運営に関わる皆様方、いつもありがとうございます。 さて、昨日から大学生の娘が帰省しております。 おかげでふだん二人で、夫婦二人で静かに暮らしているのですが、今日はとてもにぎやかな夜です。 昨日、仕事でイレギュラーなことが発生して、一日対応に追われました。チーム全員初めて

        • 日曜日記(2024.9.1)~淡路島西海岸へ

          「ねえ、今日、どこか行く?」 日曜の朝、夫が唐突に訊ねてきた。 「急に『どこそこに行こう!』と言われるより、先に覚悟して言ったほうがいいと思って。〇〇(私のこと)がつまらなさそうな顔してたし」 特につまらない顔をしていたつもりはない。 「ああ、一日何して過ごそうかなあ」 と、ぼんやりと考えていただけだったのけれど。 この夏は、私は娘と海外旅行をするために、夫は息子とIT系のイベントに参加するために、それぞれが別の日にまとめて夏の休暇を取ったおかげで、例年のように、どこかで2

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        記事

          シンガポール珍道中~4日目~空港へ

          シンガポールの朝は遅い。 目が覚めると、外が暗かった。 「早く目がさめちゃったな・・・・・・」 ゆっくり起き上がって、時計を見る。 「6:50」 数字の意味が理解できず、固まる。 ええと、もしかして、疲れすぎて昼を越して、夕方まで寝てた?! 今日の日程が、全部吹っ飛んだのか!? 頭がパニック。いや、ちょっと、どうしよう! 落ち着け~、落ち着け~。 深呼吸して、よくよく考える。 「6:50」 午前だな。うん、これは午前だ。 朝の6時50分。 そうこうしているうちに、水平線

          シンガポール珍道中~4日目~空港へ

          シンガポール珍道中~3日目~お買い物デー

          シンガポール3日目。 ホテルの朝ごはんが救いの朝。しっかりお腹が空いている。 レッツゴー。 「Good morning! Ma'am.  Tea or Coffee?」 今朝もにこやかに訊ねてくれる。 今日は「Tea,please」 シンガポールでは「Ma'am」と何度か呼びかけられた。 「こういうところイギリスっぽいね」 と娘が喜ぶ。 まずは、昨日から狙っていたワッフルとホットケーキからスタート。 瓶に入っているのは、いちごのヨーグルト。 次は、オープンキッチンでオム

          シンガポール珍道中~3日目~お買い物デー

          シンガポール珍道中~2日目夜~キラキラ光る夜

          シンガポールに夜が来た。 朝、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイに向かう途中、「あとで、あれに乗らない?」と娘から提案されていた。 大観覧車のシンガポール・フライヤー。 出発前にりんくうタウンで乗った観覧車と、形状が違った。(もちろん大きさも) ドラム缶を横に寝かせたようなカプセル状のゴンドラが特徴。 ホテルから観覧車目指して歩く。地図アプリを出さなくても、目印があまりに大きいので迷う心配はない。あと観光客がみんな同じ方向に向かってる。 ググったところによると、高さは最大80メー

          シンガポール珍道中~2日目夜~キラキラ光る夜

          シンガポール珍道中~2日目午後~古き良きもの

          シンガポールの旅、お昼ごはんの時間。 今日のランチは、庶民の台所、ホーカーセンターで食べる。ホーカーセンターとは、簡単に言うと屋台村やフードコートのようなところ。 安くておいしいご飯を求めて、地下鉄に乗った。 駅のホームが見つからなくて苦戦。 マリーナベイ・サンズの地下から乗れるはずなのだけれど、探しても探しても「ホームC」が見つからない。駅員に聞いたら「この下だよ」と地下を指さすのだけど、地下に降りても「ホームD」しかない。広いマリーナベイ・サンズを上がったり降りたり。今度

          シンガポール珍道中~2日目午後~古き良きもの

          シンガポール珍道中~2日目午前~緑と青とピンク色

          スマホのカメラアプリから音が消えた。 シンガポールに着いた途端、カメラアプリのシャッターボタンを押しても、「カシャッ」の音がしなくなった。 娘曰く、スマホのカメラからシャッター音がするのは日本だけだそう。 スマホのGPSや携帯の基地局から位置情報を割り出して、スマホがシャッター音の有り無しを決めているのだそうだ。へえ。 ちなみに、ビデオモードのスイッチの「ポーン」の音も消えた。 さて、いよいよシンガポール観光のスタートである。 まずは朝ごはん。 ホテルの朝食バイキングが予想

          シンガポール珍道中~2日目午前~緑と青とピンク色

          シンガポール珍道中~1日目

          20数年ぶりの海外旅行に行ってきた。行き先はシンガポール。 タイトルは1日目となっているが、実際は前日の夕方徳島を出て、大阪の東岸和田で前泊したので、私自身の旅は2日目。 準備編はこちら。 宿泊先のホテルで、日課の朝ドラ「虎に翼」を見る。 出発前日に塗ったマニキュアとペディキュアが早々に剥がれてしまっていることに気づいて、駅ナカのコンビニに除光液を行く。見当たらないのでレジの女性に尋ねたら、「ここにはないけど、すぐ近くのドラッグストアが朝8時半から開いてますよ」と教えてくれ

          シンガポール珍道中~1日目

          シンガポール珍道中~準備編

          この夏、大学生の娘と海外旅行に行くことになった。 家族で海外に行こうかなあと思い始めたのは今年の春だった。 子どもたちが大学生でいるのもあと2年、幸い私たち夫婦の仕事も落ち着いており、留守を任せる老親たちもまだ元気。休みを合わせて長期で家族旅行に行くなら今しかないのかなと漠然と考えていた。 まずは家族全員がパスポートを取ることが先決。 娘は去年、大学の語学研修のためにパスポートを取得したが、私と夫は新婚旅行以来一度も海外に行っておらず、有効期限が切れ失効してから20年近い。

          シンガポール珍道中~準備編

          夏になると見たくなるドラマ

          今年の夏は暑い。 これまで何十年と、寝る前にエアコンをタイマーを2時間後に切れるように設定にしていたけど、ついに今年は、タイマーの時間を明け方まで延ばしました。 昼間は言わずもがな。「外へ出るな」とスマホの通知が止まらない。 そんな日は、エアコンの効いた部屋でドラマでも見ましょうか。 夏が舞台のドラマで、私が一番好きなのは、NHKのドラマ「京都人の密かな愉しみBlue」の「「祇園さんの来はる夏」の回です。 NHKのドラマってとてもいいものがたくさんあるんですが、意外と知られ

          夏になると見たくなるドラマ

          贅沢な「勉強」というもの

          数年前、子どもたちが大学進学を機に家を出てから、とても暇になりました。 振り返ってみたら、あれは、子育てが終わった親たちがうつっぽい症状になるという「空の巣症候群」の一歩手前だったのかもしれません。 夜中に、真っ暗な子ども部屋を見て悲しくなったり、不必要に自分の内面を掘り返して死にそうなくらいに落ち込んだり、これまでの子育てを振り返って激しく後悔してみたり。 毎日、少しずつ少しずつ自尊感情が削られるような感覚がありました。 このままいけば、SNSにクソリプするような人間にな

          贅沢な「勉強」というもの

          浴衣が欲しいのだけれど

          もう20年近く前になるが、夏になると、大塚国際美術館で「浴衣の日」というイベントが催されていた。その日は、夕方以降に浴衣または甚平などで美術館を訪れると、入場料が無料になるのだ。 大塚国際美術館の入場料は3000円。日本の美術館としてはかなり高額の部類に入ると思う。それがなんと無料になる。なんと大盤振る舞いなイベントだろう。タンスの肥やしになっていた浴衣を引っ張り出して出かけた。 この日の大塚国際美術館は圧巻だった。 展示されている無数の名画の陶板は、いつもどおりすばらしい

          浴衣が欲しいのだけれど

          ラタトゥイユで猛暑をふきとばせ

          「今日の天気は『猛暑』です」 「猛暑」というのは天気なのか? 天気とは、「晴れ」や「雨」や「曇り」を言うのではないのか? このツッコミ、何回目だろう。 朝、仕事に出かけようと、車のスタートスイッチを押すと、カーナビが「今日も猛暑だよ」と知らせてくる。 とにかく、今年の夏は異常に暑い。外でじっとしていたら本当にアイスクリームみたいに溶けそうだ。 ありがたいことに、はやりの感染症にもかからず、割と年中元気に過ごしているほうだと思うのだけれど、この夏の暑さには、体が悲鳴を上げてい

          ラタトゥイユで猛暑をふきとばせ

          今日の晩酌(2024.7.28)

          先週木曜の朝から左肩が痛い。正確には左手を前に伸ばすと、左の肩甲骨の辺りに激痛が走ります。 かかりつけのマッサージ院に駆け込みました。「背中から左の肩甲骨の間の筋肉を傷めている」とのこと。「左側を下にして、腕を頭に敷いて寝たのかもしれませんね」と先生。はい、まさにそうやって寝ていました。先生の推察力に脱帽。 そんなわけで、肩と腕の痛みで、何もやる気が起きず、日曜の午前中は、リビングのソファに寄りかかって屍と化していました。 外を見れば、灼けるような太陽と青空。こんな良い夏空

          今日の晩酌(2024.7.28)