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マガジン5 #エッセイ#呟き#ぼやき#随想#哲学

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#毎日投稿

その人の人生だから 自己決定の罠

その人の人生だから 自己決定の罠

「その人の人生だから」

割りとよく聞くフレーズです。

タバコ。
不倫。
安楽死。

ライトなものからヘビーなものまで、
色んな所で耳にしますね。

自己決定、自己責任。

自分の人生なんだから、自分で責任取らないといけないんだから、
好きにさせておけば良いじゃない。

この論法。
ちょっと待ったなのです。

人と人が、完全に全員が独立した存在で、
関わり合いが無いのであれば、
「その人の人生だ

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ルール化、法制化しても考えることを辞めるな!

ルール化、法制化しても考えることを辞めるな!

今回は
「ルールとして一度決まっても、その議題について考えることを辞めてはいけない」
というお話です。

ライトなものから話すと、
学校の校則で
「長髪はいけない!」
と決まったからといって、
「学校に長髪はふさわしいか否か」という議論について考えることを辞めてはいけないということです。

ヘビーなもので言えば、
たとえば「死刑廃止」や「安楽死法の成立」。
これらが可決され、法制化されたとしても、

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人間関係「切る」「切らない」について

人間関係「切る」「切らない」について

人間関係を切る、という表現を聞いたことがあるでしょうか。

例を挙げてみましょう。

「大学のサークルの友達は社会人になってから切った」
「合コンでいいなと思って連絡先交換したけど連絡しつこいから切った」

こんな感じでしょうか。

きっと誰しも「切った」「切られた」人間関係があることでしょう。

自分が切った、切られた。
それぞれが入り組んで存在しており、
「自分は切られた人間関係の方が多いな」

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悶ベル 悶々として動けない時に脳内に鳴り響くベル

悶ベル 悶々として動けない時に脳内に鳴り響くベル

悶ベル。
あの有名なアウトドア・登山用品メーカーではありません。

こうしたいけどできない。
どうすればいいか迷って動けない。

悶々とした状態でアラートのベルが鳴っている状態のことを言います(僕だけ)。

具体的にどんな時にこの悶ベルが僕の脳内に鳴り響くかと言いますと、
駅の券売機でキョロキョロして困り顔をしている観光客らしき人がいるのに、
自分の乗る電車の発射時刻が迫っている、
といった時です

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旅のパノラマとジオラマ 僕が歩き旅にハマった理由

旅のパノラマとジオラマ 僕が歩き旅にハマった理由

僕の友人・知人、そして僕の以前の記事をたまたま読んでくれた方ならご存知かと思いますが、

僕は学生時代、少し変わった1人旅をしていました。

「歩き旅」です。

飛行機、船、電車、車、自転車、ヒッチハイクなど。
旅の手段は様々ありますが、
僕が選んだのは「歩き」のみの旅でした。

昔から人と同じことが大嫌いで、
小さい頃は「あまのじゃく」と言われて育ちました。

そんな僕が「聞いたことの無いやり方

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「コミュ力無い」で悩んでいるあなたへ

「コミュ力無い」で悩んでいるあなたへ

「コミュ力」
ここ何年かでよく聞く言葉です。

コミュニケーション能力の略称とされ、
無いよりは有るほうが良い、とされているように思います。

最近は就職活動においてもこの言葉を聞くようになり、
面接でコミュニケーション能力を測って採用を行う、なんて話もよく聞きます。

果たして、この「コミュ力」とは何なのか。
そして、「コミュ力」は果たして必要なものなのか、「コミュ力」があることがそんなに偉いも

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今日のことば 『孤独は一人ではない』

今日のことば 『孤独は一人ではない』

今日のことばは、星野源(feat.PUNPEE)の『さらしもの』より、

もしかすると
孤独は一人ではないって
いえる!

こちらの歌詞です。

今この記事を書いているこの時にも、
孤独を抱えて過ごしている人はたくさんいると思います。

もちろん孤独は独りです。

しかし、孤独を抱えている人は1人じゃない。

線で繋がることのできない、点だけの孤独がたくさん存在するだけであって、

それを結ぶ線さ

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本当は必要の無いものが不可欠になっている現代

本当は必要の無いものが不可欠になっている現代

一見しただけでは意味のわからないタイトルになってしまいました。

「本当は必要の無いものが不可欠になっている現代」

今日はこれがどういうことなのか、説明していきたいと思います。

言い換えれば、不可欠ではないものが不可欠になっている、ということです。

これでもまだわかりづらいと思うので、
代表例を出してみましょう。

スマートフォン。
これでグッとわかりやすくなったでしょうか。

現代の僕たち

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今日の1冊 『レイシズムとは何か』

今日の1冊 『レイシズムとは何か』

今週の1冊
 『レイシズムとは何か』 梁英聖

BLM運動に代表されるように、近頃頻繁に耳にするようになった『レイシズム』という言葉。

日本に住む皆さんはこう思ってませんか?
『日本は単一民族だから』
『日本には人種差別は無いから』
『対岸の火事でしょ』

それは違います。
日本には見えにくい、隠されたレイシズムが社会にこびりついています。
そして、欧米に見られるような『反レイシズム』のメカニズ

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今日のことば 

今日のことば 

死はわれわれにとって なにものでもない
われわれが存在するときには 死は存在せず
死が現に存在するときには われわれは存在しないからである
                            哲学者・エピクロス

今回は古代ギリシアの哲学者、エピクロスの言葉を紹介します。

これは、哲学用語では「死の経験不可能性」と言ったりしますが、
これは簡単に言うと「死は誰にも経験できない」という極めて当

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「貧しく生まれるのは君のせいじゃないが、貧しく死ぬようなら君のせいだ。」ふざけんなビル・ゲイツ

「貧しく生まれるのは君のせいじゃないが、貧しく死ぬようなら君のせいだ。」ふざけんなビル・ゲイツ

僕はこの言葉が嫌いです。
こんなことを言えるこの人も嫌いです。

おそらくこういうことが言いたいのでしょう。

生まれる環境は選べないけれど、環境を言い訳に、いつまでも成長することや挑戦から逃げていては、よりよい人生や成功は掴めない、と。

確かにこれだけ聞けば、そりゃそうだよなあ。
ビル・ゲイツ、流石だなあ、と思えるような気もします。

しかし、これは徹底的な実力主義の中を勝ち抜いた者が言えるこ

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今日の1冊 『漂泊のアーレント、戦場のヨナス』

今日の1冊 『漂泊のアーレント、戦場のヨナス』

『漂泊のアーレント 戦場のヨナス』
戸谷洋志、百木漠
慶應義塾大学出版会

学生時代親友であった2人の哲学者の人生とその思想、そして2人の間の友情を記した1冊です。

ナチス政権下のドイツを脱出し、
アメリカで再会し、欧米の哲学史、世界の戦争認識に大きな影響を与えた、
ハンナ・アーレントとハンス・ヨナス。

ナチスの幹部、ヒトラーの側近を戦後に裁いた「アイヒマン裁判」における
「凡庸悪」の分析や、

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今日のことば 『教育とは、大人が楽しく勉強しているところを、子どもたちに見せつけることなのだ』

今日のことば 『教育とは、大人が楽しく勉強しているところを、子どもたちに見せつけることなのだ』

今日のことばは、森博嗣さんの言葉です。

教育とは、大人が楽しく勉強しているところを、
子どもたちに見せつけることなのだ

ここで森さんが言う勉強とは、資格の勉強、学校の勉強などといった
『明確な答え』のある勉強ではなく

自分の好きなこと、知りたいこと
答えのないことを追究していく
研究や求道に近いものです。

誰かが楽しそうにしてたら、
人はそれが何故楽しいのか、
知りたくなり、その後には自分

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本当に「可能性は無限大」だったら実は困ること、有限だからこそ得られるもの

本当に「可能性は無限大」だったら実は困ること、有限だからこそ得られるもの

可能性は無限大。
自分に限界を作るな。

よく聞くフレーズですね。
僕はこれらのフレーズはあまり好きではありません。
嘘っぱちだからです。

ニヒリストでもペシミストでもありません。

ネガティブな考え方をしているわけでもありません。

「可能性が有限であること」の方がよっぽどポジティブになれることを、

この記事を通して証明してみせましょう。

ヒントを貰ったのは、またもやV.E.フランクルさん

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