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#高齢者
高齢者は賢人でも人格者でもない、ただの人
年を重ねるほどに色々な知識や経験が増えていく。
年を重ねるほどに人間として厚みが出つつ、柔和にもなっていく。
――― と思っていた時期が私にもあった。
しかし、いざ自分が年を重ねてみて分かったことは、人間としての厚みもなければ柔らかくもなっていないことだ。
確かに生きいる分だけそれなりに知識や経験は増えているが、それが自分の人格に反映されているかと言えば自信がない。
さらに高齢者介護の仕
高齢者に"イラっ"としてしまう理由
高齢者介護サービスのお客さんは、当たり前だが高齢者である。
普通であればお客さんに対して怒鳴ることはない。
しかし、そのお客さん(高齢者)に対して声を荒げる介護スタッフはいる。「何で分からないの!」「もぉ~、早くしてよ」といった感じだ。
忙しいのは分かるが、声を荒げるのはいささか問題である。他の仕事であれば、どんな理由があってもお客さんを怒鳴るなんてあったら大問題になる。
もちろん、介護サ
「介護人材を何とか確保しよう」とするのはもはや現実的ではない。だから、非現実的な解決策を検討(妄想)する
「介護の担い手不足」というのは誰もが知っている話であるが、この問題を根本的に解決することは現状では不可能だと思っている。
それは介護事業を運営している立場からの、現実を見ての感想である。
介護人材における問題はずっと前から出ている話であるが、その解決の糸口すら見えていない。
そもそも、高齢化社会という問題に対して「介護人材を何とかして確保しよう」「介護の担い手を増やしましょう」という発想を見