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介護施設の経営者。 【キャリア】訪問介護の管理者、サービス提供責任者、ヘルパー、介護タクシーの運転手、介護施設の廃止経験あり。

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  • 成長・学習・教育

    仕事または日常における成長や学習に関する私見をまとめました。

  • 働き方

    介護現場も含めた世の中の「働き方」への問題および疑問をまとめました。

  • 介護

    介護業界・現場・運営に関する問題や疑問などの記事をまとめております。

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    人間関係やコミュニケーションの悩みや問題について私見をまとめました。

最近の記事

受講や資格、経験や肩書ばかり重視しているから介護業界は発展しないと思う

介護サービス事業は、介護保険制度という国の定める法令や基準によって運営されている。そのため、国の指針によって介護業界は右往左往される。 国の定める法令や基準を見ていて思うことは、何をするにしても「〇〇を受講(修了)していること」「✕年以上の経験があること」「△△という資格を有していること」といったことだ。 何かするには事業所内にそれなりの経験やスキルをもった者がいたほうが、適切な事業運営ができるということは分かる。 しかし、この変化の激しい時代において、受講や資格やらとい

    • 他人のフォローしても、見返りも感謝の言葉もないこともある。 でも、フォローすることでしか得られない経験やスキルもある。 「情けは人のためならず」とはよく言ったものだと思う。

      • 「それは自分の仕事ではありません」と言ってもよいが、そのうち自分ができる仕事がなくなってしまう

        仕事をお願いすると「それは自分の仕事ではありません」という人がいる。あるいは頼まれた仕事内容に対して面倒くさそうな態度をとったり、露骨に嫌そうな表情をしたりする人もいる。 予めお断りしておくが、仕事をお願いするにあたっては雇用契約や労働条件などを踏まえてお願いしている。 しかし、このような書面にはちょっとした雑務まで網羅していないし、職場の状況によっては一時的に範囲外の対応を頼まざるをえないこともある。 本来であればこのような事態にならないのが適切であるが、そうは言ってい

        • 物事の悪いところばかりに目がいってしまうのは 心のどこかで「きっと良いところがあるはず」と 期待していることでもあると思う。 悪いところ探しは、良いところ探しでもある。

        • 受講や資格、経験や肩書ばかり重視しているから介護業界は発展しないと思う

        • 他人のフォローしても、見返りも感謝の言葉もないこともある。 でも、フォローすることでしか得られない経験やスキルもある。 「情けは人のためならず」とはよく言ったものだと思う。

        • 「それは自分の仕事ではありません」と言ってもよいが、そのうち自分ができる仕事がなくなってしまう

        • 物事の悪いところばかりに目がいってしまうのは 心のどこかで「きっと良いところがあるはず」と 期待していることでもあると思う。 悪いところ探しは、良いところ探しでもある。

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        記事

          介護の仕事を長期的に続けるには、高齢者との距離感を保つことも大切

          「介護は高齢者に寄り添う仕事」というイメージがある。 それは間違いではないが、「寄り添いすぎ」は問題だと思う。 確かに介護は高齢者の身体に触れる仕事であるため、物理的な意味で距離感が近くなる。また、ご本人を知りつつ生活環境に足を踏み入れることから、精神的な意味でも距離感が近くなる。 しかし、この距離感が近くなるほどに「寄り添いすぎ」という状態になってしまうことがある。では、「寄り添いすぎ」つまり高齢者との距離感が近くなりすぎる問題は何だろうか? 物質および事象はその対

          介護の仕事を長期的に続けるには、高齢者との距離感を保つことも大切

          理想や憧れはずっと同じままでなくてもいい。 時代や環境に合わせて変えてもいい。 知らず知らずに変わっていることもあれば、 自ら手放すこともある。 でも、その理想や憧れを抱いていた思い出は 決してなくならない。

          理想や憧れはずっと同じままでなくてもいい。 時代や環境に合わせて変えてもいい。 知らず知らずに変わっていることもあれば、 自ら手放すこともある。 でも、その理想や憧れを抱いていた思い出は 決してなくならない。

          AIとの付き合い方。人間は「発展」「創造」を忘れてはいけない

          AIはどんどん進化している。 実際、人間がやっている仕事の一部は代行できる見通しが立っている。 もちろん、人間のもつ曖昧さやニュアンス、感情や心理的なものを数字や傾向として学習していくには時間がかかるだろうが、それでもすでに、既存の情報から「それなりの回答」は出せるレベルになっている。 AIが学習して賢くなっている横で「AIってすごいなぁ」って感心している場合ではない。安穏としている暇があれば、人間もまた学習して賢くなる努力すべきだ。 「AIができることを人間は学ぶ必要

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          人材育成のため、上司は部下の仕事に手を出さず 忍耐強く見守るもの。 しかし、それをしている場合でない状況もある。 もしも上司に「それは自分がやっておくから!」 と言われても、落ち込まなくていい。 それは上司が部下を信用していないのではなく、 そういう状況だというだけの話。

          人材育成のため、上司は部下の仕事に手を出さず 忍耐強く見守るもの。 しかし、それをしている場合でない状況もある。 もしも上司に「それは自分がやっておくから!」 と言われても、落ち込まなくていい。 それは上司が部下を信用していないのではなく、 そういう状況だというだけの話。

          「何を勉強すればいいか?」への回答

          多くの人は「勉強」と聞くと渋い顔をする。 でも、そんな人たちだって勉強をしたほうが良いのは分かっている。 しかし、「何を勉強すればいいの?」という疑問で立ち止まってしまう。 このような相談を時々されることがあるわけだが、このようなときに興味があることが定まっているならば回答しやすいが、多くの場合は自分が今何に興味をもっているのか分からないもの。 そこで、そのような人たちに伝えることがあるとすれば 「あなたが今、困っていることは何ですか? それを勉強してください」 と

          「何を勉強すればいいか?」への回答

          「お客様は神様です」という言葉がある。 これは売り手が信条とするのは構わないが 買い手(客側)が主張することではない。 このあたりを勘違いした結果がおそらく カスタマーハラスメントだと思う。 もしも客側が「自分は神様」と言うならば それ相応の振る舞いをしてから主張しよう。

          「お客様は神様です」という言葉がある。 これは売り手が信条とするのは構わないが 買い手(客側)が主張することではない。 このあたりを勘違いした結果がおそらく カスタマーハラスメントだと思う。 もしも客側が「自分は神様」と言うならば それ相応の振る舞いをしてから主張しよう。

          ハラスメントとは何か? ハラスメントをする人の心理とは? どう身を守るべきか?

          いつの時代からか「ハラスメント」という言葉が生まれた。 最初の頃はパワーハラスメント(パワハラ)やセクシャルハラスメント(セクハラ)のような気がするが、現代では数多の種類のハラスメントが存在している。 ――― そもそも、ハラスメントとは何か? それは「ただの価値観の押し付け」である。 ――― なぜハラスメントをする人がいるのか? それは「当人の精神的不安の解消」である。 これらは社会心理学といった知識のない、私の個人的な勝手な考えであるので真に受けないでいただきた

          ハラスメントとは何か? ハラスメントをする人の心理とは? どう身を守るべきか?

          興味があるからそれを追求することもあるけれど、 何となくやっているうちに興味が湧いてくることもある。 今は興味がないことでも、もしかしたら自分の可能性の 範囲にあるかもしれない。 興味がないことこそ、未来につながるかもしれない。

          興味があるからそれを追求することもあるけれど、 何となくやっているうちに興味が湧いてくることもある。 今は興味がないことでも、もしかしたら自分の可能性の 範囲にあるかもしれない。 興味がないことこそ、未来につながるかもしれない。

          他人の仕事を安易に引き受けすぎないほうが良い理由

          他人の仕事を安易に引き受ける人がいる。 それは他人の頼みを断れない性格だったり、その後の人間関係を気にして引き受けてしまうなど色々な理由が挙げられる。 しかし、他人の仕事は安易に引き受けすぎないほうが良い。 予めお伝えしておくが、何も「他人の仕事を引き受けるな!」と言う意味ではない。「引き受けすぎないほうが良い」くらいの話である。 本記事では、その理由を簡単にお伝えしたいと思う。      ① 自分の仕事のパフォーマンスが落ちる 人間誰しも1日24時間の持ち時間

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          読書って何かを期待せずに読まないほうがいい 「何かに活かそう」「新しいことを覚えよう」と力まない。 とりあえず、まずは眺める。 1冊の本の中で1行でも発見があれば御の字としよう。

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          具体性に欠けるケアプランでは、誰も見ないしプランナーの立場もない

          介護サービスを提供するうえで介護支援計画書(ケアプラン)は重要だ。 ケアプランとは、利用者たる高齢者およびその家族の現状や課題を聞き取りして、その人に立ったサービス内容を検討するためのものだ。 そこには現状において適切と思われる介護サービスや社会資源を提供した結果、どのような変化が望ましいか長期目標と短期目標によって定めている。 しかし、ケアプランについてよく思うのは「具体性に欠けること」だ。 例えば「よりよい暮らし」「〇〇に配慮する」「できるかぎり自分のことは自分で

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          赤ん坊は、理由がなくても泣くことがあるらしい。 言われてみれば、大人だって理由なく感情的になる。 認知症の問題行動には理由があると言われているが 実はそこまでの理由はないのかもしれない。 ――― 理由のない理由を求めるほどに迷宮入りする。

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