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私の人生-About My Life

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私が書いてきた記事のうち「私の人生」にまつわる記事をまとめています。
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#北海道

【自己紹介】私の人生のもくじ

【自己紹介】私の人生のもくじ

〈最終更新日:2024年5月3日〉
※筆者は現在33歳

この記事は、私の自己紹介+もくじ記事であり、フォロワーさんが100名を超えた時に書いた記念記事です。31歳札幌の男性会社員がどんな人生を歩んできたかについてまとめています。

記事内には、私の人生のターニングポイント記事のリンクをいくつか貼っていますので、目次代わりにも使ってみてくださいね。

[0]まずは圧倒的感謝2022年7月2日時点で

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最終面接をすっぽかす女子アナ候補。

最終面接をすっぽかす女子アナ候補。

北海道のローカルテレビを見ていると、綺麗な女子アナががんばって笑顔をふりまいている。彼女たちはいつも「北海道のみなさーん!」と言っていて、その表情は美しい作り笑顔だ。とても好感が持てる。

ある女子アナをテレビで初めて見たときに「お、この人はだれだろう」と私は必ず検索する。ローカル局のアナウンサーがどこの出身なのかをたしかめるためだ。

テレビの向こうの彼女たちは北海道LOVE、さもありなんみたい

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大学からの帰り道を快適にする独創的アイデア。

大学からの帰り道を快適にする独創的アイデア。

私が通っていた大学は、北海道の小樽市の山の上にある。小樽駅からならバスで15分。タクシーなら7分。徒歩なら35分ほどの距離にある大学だった。

小樽というのは街の構造が長崎市に似ていて(行ったことないけど)、まずは海があり、そして山があり、少しの陸地が広がる。

陸地は明治〜大正期に海を埋め立てして作ったような場所もあり、有名な小樽運河はその埋め立ての名残りを確認できるスポットだ。でも、それを意識

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いつか大学を卒業してみたい。

いつか大学を卒業してみたい。

北海道の外で暮らした経験が私にはない。高校も札幌市内の高校で、大学は小樽に通った。

数年後、この大学を学費未納で除籍になる。

何度か書いたが、本当はアメリカだとか都内、関東関西に行きたかった。とりあえず北海道を出たかった。

北海道に残るとしても、とにかく意志がなかった。やりたいこともないし、目指すものもない。とにかく惰性でなんとなく。真剣に人生を考えていなかった。

小樽で何が学べるのかも知

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ころがらない雪だるま。

ころがらない雪だるま。

私が暮らす街は雪が積もる。

小さなころ、冬の朝に布団からドタドタと勢いよく出て、リビングの大きな窓から外をみると、世界は雪でマッシロになっていて、私たち兄妹は「わぁ〜!」と大興奮だった。

冬のとても寒い日の雪を手でさわると、まるで砂のようにサラサラしている。よくわからないけど、雪の中の水分が凍っているのか、とにかくサラサラしている。こういう日に雪玉を作っても、うまく固まらない。サラサラしている

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8才が鳥を孵化させる話。

8才が鳥を孵化させる話。

「車庫を作る」と父が言い出したのは、
私が小学校2年生くらいのときだったと思う。

北海道の田舎で暮らしていた我が家では、たいていの物を私の父が作った。

それは例えば、自宅の裏の大きな物置や、リビングに物を飾り付けるための棚、庭の柵だったりで、多くは父が図面を作り、木材を仕入れ、電動ノコギリで加工し、ネジを取り付け、長い時間をかけて作ったものだった。

「車庫を作る」と父が言ったものの、どんな車

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カブトムシが見つからない。

カブトムシが見つからない。

「北海道にはカブトムシがいない」という説を聞いたのは小学生のときで、それを証明するかのように、私は野生のカブトムシを見たことがない。田舎で育ったにもかかわらず。

代わりにクワガタは大量にいた。

コクワガタ、ミヤマクワガタ、ノコギリクワガタ。

しょっちゅう見たのはコクワガタで、たまにミヤマクワガタ。ミヤマクワガタは割と大きな体をしているのだが、すぐに死んでしまうイメージ。

ミヤマクワガタが死

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黄色いワンピースの女性。

黄色いワンピースの女性。

大学を除籍になりハローワークに行った。
よく分からないまま仕事を探しにハローワークに行った。たしか24歳のときだったと思う。

ハローワークに行くと、高齢者が多い。
おじいさん、おばあさんの中に20代の私が混ざり、パソコンをカチカチやって仕事を探す。

とは思わなかった。
むしろ、ここからだ、と思った。



なんやかんや、広告代理店から内定が出た。小規模の昔ながらの広告代理店。新聞広告の営業の

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私の大学生活と除籍と居候。

私の大学生活と除籍と居候。

私は大学を除籍になっている。

除籍とは「あなたはこの大学に、そもそもいませんでしたよ」という意味合いのものらしく「中退」よりも重い。私は履歴書上は高卒である。

大学を除籍になる方法は主に2つ。

私は、[2]学費未納である。

どこにある、どんな大学を除籍になったか。

北海道の小樽市にある、1910年創立の小樽商科大学。北海道では、北海道大学に次ぐ、自称北の名門で、国内唯一の単科大学であり商

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26歳の時、2週間の横浜出張で感じた東京・横浜と札幌のギャップ。

26歳の時、2週間の横浜出張で感じた東京・横浜と札幌のギャップ。

「ねぇ、2週間くらいなんだけど、本社がある横浜で生活してもらえる?」

前職時代、女性上司からこう言われた私は、少し迷って「はい」と答えた。少し迷ったのは、私が札幌を離れたくなかったから。私は生まれてこの方、今日に至るまで札幌で暮らしている。

「2週間かぁ」

2週間と言えども、なんやかんや数ヶ月に延長されて、それでなし崩し的に札幌を離れさせられるんじゃないかと疑った。「クリスマスまでには帰るか

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最初の一歩を踏み出すために必要な考え方を早大生から教わった。

最初の一歩を踏み出すために必要な考え方を早大生から教わった。

今から数えること6年前(たぶん)。私は、とある若手経営者と、夜の札幌はススキノでご飯を食べた。初対面で。

彼は私と同い年で当時26歳。東京の出身で大学は早稲田大だった。大学卒業と同時に起業したらしい。

私はといえば、東京の1/10の規模の札幌出身で、大学は小樽商科大学なんていう地方”国立”大学ってことだけを鼻にかけていて、1回目の転職をして人材系ベンチャーにいた。サラリーマンだ。

同い年だけ

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夏らしいことを始めた瞬間、人生が変わり出した【Ep.4/全4回】

夏らしいことを始めた瞬間、人生が変わり出した【Ep.4/全4回】

全4回にわたってお送りする
私が体験したある夏の1日のエピソード。
本日が最終日。Ep.4を書こうと思う。

▶︎Ep.3がまだの方はこちら

2013年の夏、私たち男女4人のグループは青い池を目指し、すっかり暗くなった美瑛の山の中をタクシーで移動していた。

「何でこんな時間、夜に青い池まで?」

タクシードライバーの女性からそう質問された。助手席には友だちのユウヘイが座り、私とタマちんとコウス

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夏らしいことを始めた瞬間、人生が変わり始めた【Ep.3/全4回】

夏らしいことを始めた瞬間、人生が変わり始めた【Ep.3/全4回】

全4回にわたってお送りする
私が体験したある夏の1日のエピソード。
本日はEp.3を書こうと思う。

▶︎Ep.2がまだの方はこちら 

2013年の夏。

公共交通機関のみを使って、美瑛町の青い池を目指す旅。「とにかく夏らしく」というコンセプトで集まった男女4人。「青い池は本当に青いのか」を確かめるため、一団はまず、札幌駅から滝川駅行きの電車に乗ることにした。時間はすでに午前10時を超えていただ

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夏らしいことを始めた瞬間、人生が変わり始めた【Ep.2/全4回】

夏らしいことを始めた瞬間、人生が変わり始めた【Ep.2/全4回】

全4回にわたってお送りする
私が体験したある夏の1日のエピソード。
本日はEp.2を書こうと思う。

▶︎Ep.1がまだの方はこちら 

週末の土曜日9時くらいに、札幌駅北口のドトールに来た。友だちの「夏らしいことはしたか?」のひと言が頭に残ってる。何か夏らしいことをするんだな、それなら写真も撮るだろうから何かアイテムを持っていこう、と思って、私はなぜかドラゴンボールの3巻を持って行った。天下一武

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