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#自己対話
【読書まとめ&いろうたの考え】「モヤモヤの正体~迷惑とワガママの呪いを解く~」と「さよなら、男社会」
週末に二度目の読了をし、表題の内容について自分なりの考えが今朝ほど降りてきたので、感じたままをまとめてみたいと思う。
○なぜ「ワガママ」を言ってはいけないのか?
表題の二冊を書いたのは、インタビュアーの尹雄大氏(日本名は中村雄大)。彼は男性だが、男性が作り上げてきた日本社会と、それが作り出す空気感、同調圧力などに疑問を感じ、自身の経験や様々な立場の人を例に挙げながら、それが本当に「迷惑」「ワガ
「今を生きる思想 エーリッヒ・フロム ~孤独を恐れず自由に生きる~」【概要といろうたの考察】
エーリッヒ・フロム自身の著書は、別の訳者のものをいくつか読んでいますが、今回は岸見一郎氏の訳したエーリッヒ・フロムの言葉を中心とした標記の本(エーリッヒ・フロム ~孤独を恐れず自由に生きる~)の概要と、いろうたの考えをまとめていきます。
✅エーリッヒ・フロムについて
この本でははじめに、フロム自身の生い立ちから、なぜ彼が社会心理学者になったのかを詳述しています。彼は代々続くラビ(ユダヤ教の聖職
わたしたちはいつから「心」を置き去りにするようになったのだろう?
子どもの頃からずっと感じていたことがある。電車に乗っている人の、無気力感、とでも言えばいいだろうか。「心、ここにあらず」の人たちが、同じ目的地(少なくとも同じ方面)に向かっている……と、無意識のうちに感じていた。
無論、そこには私自身も含まれる。単純に、電車に乗っている時間そのものが苦痛で仕方がない場合もあるだろうが、自分の感覚を元に考察するならば、彼らが向かおうとしている先にあるものが、おそら
寂しいとき、辛いとき、逃げ出したいとき……。私は自分の書く物語の世界に没頭する
かつてはそうと気づかずに、ただ物語を紡ぐのが好きだから書いているのだと思っていたけれど、色々自己分析をしていく中で、今では「現実逃避」をする目的で物語の世界に入ることもあるなと気づいた。
物語の世界に入っていれば安心。登場人物たちが傷ついていることはあるけれど、私が傷つくことはないからだ。……というより、傷ついた彼らは、実は私自身で、彼らが作品を通して癒やされていく=私の心の傷も癒えていく、が正
答えは自分の内側にあった ~自己分析を通して気づいたこと~
前回、自己対話の記事を書くにあたり、一年前に投稿した記事を見直して気づいたことをシェアしたいと思います。
結論から言うと、「最後まで信じられたのは、自分の内側にあるものだった」と言うことです。詳細を以下に記していきます。
自分を見失っていた2021年
今思うと恥ずかしいくらい、迷子になっていたようです。体調不良に陥ったり、下の子が小学校生活に慣れ、手がかからなくなって、ぽっかり心に隙間ができ
あなたは誰かに「恋」してますか? ~「心の栄養補給」そして「自分を好きになる」ための恋~
最近、ときめいているいろうたです。……といっても、私がお熱を上げているのは「創作キャラ」なんですけどね(^^;)
そうでなくても、恋愛中や、有名人、アイドルなどに夢中になっているときは毎日がワクワクするのは私だけではないはず……! 私は、恋愛物語の執筆を通して彼らの恋を疑似体験しているせいか、気持ちだけは若くいられるような気がしています。映画や、壮大な恋愛小説なんかを読んでもときめきを感じます�
自己対話⑤ 創作キャラが私を支えてくれる『内なる存在』だった
最近、自己対話をする際にも活用(登場?)するのが、私の書いた小説に出てくるキャラクターたちです。
彼らは、いわば私の分身であり、集合無意識の集まりとも言える存在(後者はつい先日気がついたこと、後述します)です。
彼らとの対話は、とても心があたたまると同時に、いつでも勇気づけられます。彼らは、内なる母、と言ってもいいくらい、私のすべてを肯定してくれるからです。幼少期の実母からの愛情が欠如している
自己対話を続けていたら、母親への許しの感情が湧いてきた話
少し前から、インナーチャイルドの癒やしや、過去の記憶を掘り下げる作業を行ってきました。
最近になってまた、真に前向きに生きられるようになる手法と出会い、実践している最中です。
その作業の中で中心になる課題はやはり『母親との過去の記憶』です。
それが事実ではなかったとしても、私の記憶の中にとどまっている母親のイメージは悪いものです。それに対して当時どんな気持ちだったのか、エピソードから感情にフ
自己対話④ 「役に立たなければ価値はない」と思い込んでいたことに気づく
この頃はもっぱら自己洞察(と、小説を書くための下調べ)に時間を割いているいろうたです。
さて、① ② ③と自己対話を続けてきた私ですが、深掘りして行くにつれ、これまでバラバラだったパズルのピースがカチッとハマるような体験をいくつかしました。この体験が、あなたのお役に立つかもしれないとの思いから、記事にまとめてみたいと思います。
私たちは「役に立つ人間であれ」と教え込まれてきた
何を当たり前の