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「まだ見ぬ明日」を語るな、「今」を語れ
「嫌われる勇気」の著者の一人、岸見一郎氏の自著に散見される、「どうして今日と同じ明日が来ると思うのか」という言葉が氣に入っている。詳細は私のプロフィールをご覧いただきたいのだが、肺炎で呼吸困難になって死にかけた時ことを思い出すたび、「もう明日は来ないかもしれない。ならば、今日一日をしっかりと生きよう」と思うのである。
そんなこともあって、このごろの私はあまり先々まで人生設計していない。対する夫は
両親に面と向かって「ありがとう」が言えた話
この週末は、初孫の小学校最後の運動会だからと、両親が埼玉から岡山へ遊びに来ていた。運動会の予定日は一週間前から雨の予報だったが、当日は11時頃から急に晴れ間が出るなど、とにかく幸運に恵まれて無事に観覧することが出来たのだった。
両親は、孫たちと思い思いに遊び、また私や主人とはお酒を酌み交わして昔話に花を咲かせた。
過去に何度か両親と会った時のことは記事にしたが、今回は両親への批判ではなく、良か
あえて、時間のかかることをする贅沢
ようやく暑さも和らぎ、朝晩は少し寒いくらいになった。一つの物語を完成させたこともあり、冬から春にかけて咲く花や野菜を育てる準備や、夏物の家電の片付けを始めている。
こういう仕事は案外、時間がかかる。氣付くと半日過ぎていたりする。衣替えをしたり、大掃除とまではいかなくても氣になる箇所を掃除したり……。こういった地味な作業ほどなかなか氣乗りもしないので、人によっては、掃除だったらお掃除ロボに、洗濯だ
改めて、「今ここを生きる」ことの大切さを思い出す
昨日(九月十三日)に、ペンキ画家のショーゲンさんとライフアーティストのサトケンさんのコラボ講演会に行ってきました!
「誰のために生きる?」と言う本の著者であるショーゲンさんのことは以前にご紹介しましたが、とても素敵なペンキアートを描かれるので、いつかその絵を手に取ってみてみたいなと思っていたところ、その夢が叶いました!!
ショーゲンさんのお話は、ほとんどが本に書かれていることだったのですが、知
【考察】友人との会話は長く続くのに、他の人との会話は続かない理由
先日、遠方に住む短大時代の友人と電話でおしゃべりをした。何を話したか、思い出そうとしても思い出せないくらい他愛ないことなんだけど、もうすっかり恒例になって三ヶ月に一度、三時間ほどの会話を楽しんでいる。
なぜこんなにも続くのか。改めて考えてみると、単に氣があう、考え方が似ているだけではないことに氣付く。
一つは、無言の時間を許容し合える点。
私たちは音声のみで話す。お互いの顔は見ない。もっと言
【脱・報連相】何でもかんでも報告しない、ということ
少なくとも、私の親きょうだいは報告し合う。結婚し、家を出て久しいというのに、である。近況報告することを否定したいわけではない。嬉しい報告ならいくらでもしていいとも思う。しかし、そのような出来事は滅多にないから、氣付けば随分連絡を取っていないなと言うことは、私の場合、良くある。
だからといって、調子が悪いだの病氣になっただのと言った報告をするつもりは一切ない。それには以下のような理由がある。
私
あなたの言葉には力がある ~言霊について再考~
何度も言うが、言葉には特別な力があると思う。優しい言葉をかけてあげれば、人でも植物でも動物でもすくすく育ったり懐いたりする。逆に罵ったり馬鹿にしたりすれば自己肯定感は失われ、関係は悪化する。植物に至っては枯れる。
特に子どもは言葉だけでなく態度も敏感に察する能力がある。真剣に話を聞いてくれる人かどうか、彼らには分かるのだ。
わたしは子どもによく話しかけられる(ちなみに、大人には声をかけられない
子どもの話に耳を傾けられる大人であり続けたい
最近、絵本作家の「のぶみ」さんを応援したくて最新作の「アンとおじいちゃんの妖精図鑑」を購入、また図書館で「うまれるまえにきーめた!」と「胎内記憶図鑑」を図書館で借りて読んでは、子どもの前で涙を流した私です。
のぶみさんはYouTubeで毎日、インスタのDMに送られてきた不思議な話をピックアップして発信されていますが、その話の多くが妖精や予知夢を見た、あるいは生まれる前のことを思い出したという子ど