「まだ見ぬ明日」を語るな、「今」を語れ
「嫌われる勇気」の著者の一人、岸見一郎氏の自著に散見される、「どうして今日と同じ明日が来ると思うのか」という言葉が氣に入っている。詳細は私のプロフィールをご覧いただきたいのだが、肺炎で呼吸困難になって死にかけた時ことを思い出すたび、「もう明日は来ないかもしれない。ならば、今日一日をしっかりと生きよう」と思うのである。
そんなこともあって、このごろの私はあまり先々まで人生設計していない。対する夫は常々「老後」のことを口にする。サラリーマンとして今の会社に勤め続け、引退後は健康