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男女奢られ論争 山中りんたそ
夏の長期休業が終わり、本格的に仕事モードが到来。我が職場に、「久々だから、ぼちぼちやっていきましょか。」なんて雰囲気はなく、いきなりアクセルベタ踏み。急加速による燃費の悪化もなんのその。高速を走る軽自動車さながら、悲鳴を上げながら1週間を過ごし、ついには土日も休むことなく終えてしまった。
そんな、ヘトヘトの1週間だったので、日曜日の夜に七緒さんと近所のスーパー銭湯へ。束の間のリフレッシュであ
『最後にして最初の人類』の感想 山中りんたそ
読み終えてから1週間。久々に余韻が残る読書体験をした。今回、私が読んだのは『最後
にして最初の人類』という元祖SFものとも呼ばれる叙事詩的小説である。1930年にオラフ・ステープルドンが書いたこの小説は、20億年後の人類が現代(1930年当時)の人類に対して語りかけるという手法を取られている。そこには、20億年後までの人類がどのような社会を築き、栄枯盛衰を経たのかが語られている。
今後の人類
健康診断 山中りんたそ
1年に1度の大イベント、健康診断が本日の午前無事(?)に終了しました。なんといっても採血は何度行っても慣れないもので、1週間前からそれを想像して体調が悪くなる始末であります。山中の血液恐怖症については、エッセイ第2集『赤、青、緑』をお買い求めください。
採血はオリンピック金メダル級に苦手だが、血圧測定も銀メダル級に苦手である。血液が体外に流出してしまうわけではないので、一聞すると訳なさそうに
忘れられないローマ旅 山中りんたそ
犬は歩くと棒に当たるが、山中は旅をすると棒に当たる。
こと、大学生の時に友人U、Hと訪れたローマ旅行では、私を含む3人全員に災難が降り掛かった。
【Hの場合】
彼は、比較的大きな問題にならなかったのだが、出発前にオーバーブッキングが発覚した。オーバーブッキングとは航空会社が空席をつくらないように、予約を定員よりも多めに受け付けることで発生する。しかし、この旅行は安さを求めてJTBなどの大
梅雨の楽しみ方 山中りんたそ
・・・朝、玄関をでると雨が降っている。
「傘をさしますか。」
▶いいえ。多少濡れるのばっちこい。濡れない場所を探しながら歩くのも良い。
・・・自転車に乗っていると水たまりがある。
「水たまりを避けますか。」
▶いいえ。できる限り、深いところを通って大きな飛沫をあげます。
・・・土砂降りの中、帰宅する。
「車から降りますか。」
▶いいえ。車の天井に当たる雨の音を聞きながら
解像度が高い=幸せ?山中りんたそ
私は、料理の味の細やかな違いがよくわからない。
例えば、コーヒー。毎日、豆を挽いてコーヒーを淹れているくらいにはこだわって飲んでいるつもりだが、そこからの解像度があまりにも粗い。淹れる前に豆を蒸らすと深みが出るとか、1グラムでも変わると味が変わるとか、熱湯の温度によって味が違うとか、ドリッパーが円錐か台形かで濃度感が変わるとか言われているが、試したものの正直違いがよくわからない。
さらに、
休日は仕事のためにあるんじゃない 山中りんたそ
世間では仕事がない日のことを一般的に休日と呼ぶ。休む日と書いて休日。つまり、仕事がない日は体力を回復させなさいというわけである。
冷静に考えておかしくないでしょうか。
休日というネーミングでは、まるで仕事をしている状態が通常みたいだ。そして、そのじ状態に戻るために1日を使いなさいというわけだ。この解釈だと、仕事のために休日があるみたいではないか。
しかし、私たち労働者は本来、休日のた
want to do ではなく want to be 山中りんたそ
今年の夏から、山梨県から富士山に登る場合は2000円の通行料の支払いが義務化され、1日の登山上限人数も4000人に制限されるという。富士山の課題になっている、自然環境の保護や弾丸登山問題の解消に、一役を担うことになるだろう。
山中は大学生時代に2回、富士山に山梨県側から登っている。今、考えれば弾丸登山と批難されてもおかしくないが、朝一のシャトルバスで五合目まで行き、体力のポテンシャルのみで昼
貴様は日本のオーロラで満足するのか 山中りんたそ
週末の2日間は太陽フレアの活発化により、世界中の低緯度帯においてオーロラが観測されるという現象がみられた。日本ではTwitterなどのSNS上で北海道や能登半島、東北地方にいる人たちから目撃情報が多数寄せられていた。
車で行ける範囲で観測されたという情報が寄せられたら、高速かっ飛ばして向かうことも考え、21:00頃からしばらくTwitterに張り付いていた。が、願い虚しく空振り。しかし、Tw