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健康診断 山中りんたそ

 1年に1度の大イベント、健康診断が本日の午前無事(?)に終了しました。なんといっても採血は何度行っても慣れないもので、1週間前からそれを想像して体調が悪くなる始末であります。山中の血液恐怖症については、エッセイ第2集『赤、青、緑』をお買い求めください。

 採血はオリンピック金メダル級に苦手だが、血圧測定も銀メダル級に苦手である。血液が体外に流出してしまうわけではないので、一聞すると訳なさそうに思えるが大問題である。

 血圧測定ももれなく、体内の血液が意識される。私が苦手なのは、血液を”意識”させられることであるので、それが見えているか見えていないか、体の外なのか中なのかは関係がない。

 血圧測定が質悪いのは、測定機に締め付けられることで、否が応でも己の血液を意識してしまう点である。これによって、私の血圧は通常時よりもぐんぐん上昇していき、140に迫ろうかという高得点を叩き出すのである。

 毎回、血圧高めなので食生活に注意してくださいと言われるが、普段から高いわけではない。血圧を測るから血圧が上がっていることを理解していただきたい。

 再検査で採血が必要になったらたまったもんじゃありません。

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