芸術と家庭は両立しないのかもしれない。どちらかに専念すれば片方が疎かになる。「芸」と呼ばれるものはすべて。文芸もしかり。私も家庭を持っていたら、こんな生活は絶対にできない。面白い物語を一日中考えていても、金銭がまったく発生しないのだから。妻子にしたら、たまったものではないだろう。
「芸」と「藝」の意味が真逆だった。「藝」が植え育てることで、「芸」は刈り取るという意。戦後制定された当用漢字で「芸」が正規の字体となり、「藝」があまり使われなくなったらしい。となるとどこまでも育む「藝術」が真意に近い。なるほど刈り取って終わる一発屋の「芸人」が多いわけである。
恋は芸に変えられるけど、芸は恋に変えられない…
桜とともに散る恋か… それもまた芸なり… コブクロ 桜 https://youtu.be/Dsdxxrnz1AQ?si=Zvu7xKgsVS7xDta4