谷崎潤一郎『陰翳礼讃』は昭和八年の作ださうだ 西洋には『聖なる淫婦』もしくは『みだらなる貞婦』がゐるが日本の女にはゐないと嘆いてゐる 今は、聖なる淫婦かみだらなる貞婦しかゐない 女は、売春婦にも素人女にも徹することができない どちらかを選ぶとむしろ中途半端だと非難されてしまふ
東京の街中に立っていると 日本の女性というのは とんでもなく美しくて 細っこい胴体、くびれたウエスト これが女というものなら あたしなんかに勝ち目はない でもそれ日本女性だけだよ! モンゴル人とスリランカ人とフィリピン人と働いていると彼女たちは細くないしくびれもないよあたしも女