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最近モテなくなったと感じる人に奨める国際恋愛とは

外国人男性と恋愛した方がいいか診断」は、国際恋愛の適性をはかるチェックである。まだなら一度お試しを。

前回まで「男を立てるのにウンザリしている」「 職場のセクハラに辟易している」「 気が強いという印象を与えないよう気をつけている」「会話貧乏な日本人男子と盛り上がれるか」「男性に対し知性、能力など優れた点を隠すのに疲れている」について考えた。

今回は◆ 最近モテなくなったと感じる人は、国際恋愛の可能性を考えた方がいいという話をする。

生まれてこの方もてたことがないという人もいれば、以前はもてたけど今はもう一つという人もいるだろう。最近もてないという人は、年齢のせいと思っているかも知れない。しかし、そうではないかも知れない。もてた経験のない人は、自分はイマイチと思っているかもしれないが、そうとも限らない。

恋愛の機会に長く恵まれていないなら、環境を見直しは行った方がいい。自分がウケない環境にいたら、相手をみつけるのは難しくなる。自分の魅力と、それが評価される場所を理解するのがモテる早道だ。

学生時代に会ったある女性は、今昔物語絵巻に出てくる醜女のモデルかというような人品だった。画像を検索したがちょっと見つからない。まあ色白ぽっちゃり、横に延したような平たい顔立ちで、もうひとつ垢抜けないタイプと思って頂きたい。日本では美人の部類に入りにくいタイプだったが、イラン人男性の間で絶大な支持を誇っていた。

別のある女性は、これも私の好みではなかったが、エジプトへ行くと困惑するくらいもてると言っていた。

日本ではフツーの女性であっても、どこかの国・地域の美意識では大変な美女、という可能性はある。グローバル化の進展著しいこんにちでも、審美感の地域差は、あなたの想像以上に大きい。

そして、外国人であるがゆえの強みもある。価値は希少なものに宿る。日本にいればあなたも私も7000万人いる日本女性の一人に過ぎない。ここでは1/7000万として埋もれてしまう人も、日本人がほとんどいない地域へ行けば、パンダくらいの値打ちが出る。あなたが外国人男性に興味を持つように、向こうも出会う機会の少ない日本人女性に関心を持つ。

どんな女性でも、次のような集団に所属すると俄然もてるようになる。

・女性が一人しかいない集団
・女性の中で自分が一番若い集団
・自分が一番美人な集団
・自分が他と比べて特別な価値を持っている集団

反対だと戦いは厳しくなる。つまり、自分より若く美しく独自の価値を持つ女性が大量にいる集団。戦場の撰択で勝敗は8割決まる。

外見のことだけではない。前回、前々回も書いたが、日本人男性一般には独自の好尚がある。つまり、あどけなく、大人しく、控えめで、聞き役に徹し、か弱そうで、頭が良さそうに見えない、一言で言えば男性に脅威を感じさせないような女性がことのほか好かれる。あなたがこのような女性像に自分を押しこめることが出来ないせいでモテないのだとしたら。別の市場では大ウケする可能性は大いにある。

あなたは多分一言言いたいだろう。外人男性たちが愛するのはあなた自身ではなく、日本女性としてのイメージ、つまりステレオタイプであると。

これは一考を要する問題である。日本人女性が従順で、行儀良く、男を立て、その上優雅でいつまでも老けないことは世界に知られている。そういうイメージに憧れるだけならまだ許せる。これに加えて、日本のAVを観て、日本女性の性について、現実離れのした下品な想像を膨らませている輩も少なくないから始末に困る。日本人を直接知らない多くの人は、噂やアニメやテレビドラマやAVやその他雑多な材料からこしらえた、勝手なファンタジーを日本女性について抱いている。一人の人間としてのその人を見るのでなく、自分の頭の中の虚像を見ているわけだ。

しかし勿論、日本人女性とも人間同士の関係を築いている人もいる。また、日本人女性と交際経験があり、「リピーター」になる人たちもいる。イメージでなく、経験から日本人女性のファンになった人たちだ。そのへんをどう見分けるか。基本は、「日本女性とつきあいたいんだ」と公言している人は避けることだ。

自分をステレオタイプ化してくる人とつきあいたくはないものだが、我々自身は人を類型化する誘惑から完全に自由だろうか。「外国人」とつきあおう、と考えた時点で、人を「日本人」と「日本人以外」という類型に分けていることになる。同国人に魅力を感じる場合でも、その人の属する階層、職業、経済状態、グループ内で占める位置、外見、出身地や居住地、教育など、その人自身というより、その「属性」に影響を全く受けないのは難しいのではないか。

日本人であるということは我々の一部である。それが歓迎され、魅力と感じられるならば、それは強みというかウリというかアピールポイントのひとつではあるのだから、それとして受容れれば良いと私は考えている。人間同士としてどう関わるかは、つき合ってみなければわからない。表面だけに惹かれていたとわかることもあれば、深くつながれることもある。水に呼ばれたら、私は飛び込む方である。

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