山本容子さんの版画をみていると、どんどん世界がひろがるストーリーを感じます。この鳥は何を意味しているのか。謎めいていて、素敵な絵ですね。
早稲田大学国際文学館 村上春樹ライブラリーにて。版画家の山本容子さんの展示会が開催されていましたよ。
これから学習院大学史料館講座「辻邦生――絵画、そして〈永遠〉」に参加する。 『光の大地』新聞連載の様子が分かり、ちょっと嬉しい。 全集未収録の『花のレクイエム』単行本最後の1冊を入手。きょうはいい日だ。
学習院大学史料館講座「辻邦生――絵画、そして〈永遠〉」で銅版画家・山本容子さんの講演をきく。 辻邦生との手紙のやりとり、お互いを思い遣り慈しむ気持ちに何だか胸がいっぱいになる。 『光の大地』原画で、ああ、いいなあと思ったのが『タヒチの三人』。うなじと鮮やかな赤にどきどきする。
小説・辻邦生、銅版画・山本容子『花のレクイエム』を読む。毎月一つの花を主題にした文学と銅版画の交歓。死が分かつ切なさを書いた短篇が多い一方で、銅版画は抑えられた色彩でも華やかさがにじむ。打ち合わせなしで臨むがゆえ起こる共鳴とずれのいずれも心地よい。お気に入りは五月のクレマチス。
講座「辻邦生――絵画、そして〈永遠〉」の後半は大学生による『春の戴冠』朗読劇。とても良かった。 しかし、この日までに小説を読み終えられなかったのが、ちょっと悔しい。考えながら読むと、時間がかかるのだ。でも、それでこそ読書。
大好きな版画家山本容子さんのお皿。もう数十年前に購入したもので、今は販売されてないと思う。使う度(と言っても毎日使用してるんだけど)嬉しくなって、じっと見つめちゃう。大判のハンカチも2,3枚持っていたけど、擦り切れるほど愛用しちゃって。それも絶版なので、今後も大切に使っていこう。