【謹賀新年】卯(うさぎ)のパブリックアート
こんにちは、@ARTです。
新年あけましておめでとうございます。皆様はどんな年越しを過ごしましたか?
今年2023年は「卯(うさぎ)年」ということで、本年1回目の投稿はウサギにちなんだパブリックアートを紹介します!
【春日部】藤原吉志子 / おでかけ
藤原吉志子は、金属を型に流し込んで作品を作る鋳造彫刻家です。様々な動物が登場し、絵本の中の物語から飛び出してきたような造形が特徴です。藤原氏の作品にはウサギが登場するものも多く存在します。
「おでかけ」と題したこの作品は、綺麗な正装をしたウサギの紳士が家から出てくる様子が表現されています。このウサギはこれからどこにおでかけするのか、想像力が掻き立てられますね。
ちなみに本作品の設置されている春日部駅西口エリアでは、この作品以外にもたくさんの彫刻作品を鑑賞することができる隠れたパブリックアートスポットです。
また、藤原氏のウサギ作品は、他にも立川や越後妻有にもを見ることができます。
【越後妻有】藤原吉志子 / レイチェル・カーソンに捧ぐ~4つの小さな物語
【代々木上原】高野辰之 / おぼろ月夜
代々木上原駅南口を出た壁面に描かれたこの鮮やかな壁画は、作詞家・高野辰之氏の童謡『おぼろ月夜』の舞台が、かつて一帯が菜の花畑だったこの地であることにちなみ描かれたものです。
菜の花畑を数羽のウサギのシルエットが跳び回る様子を見ることができます。
ちなみに童謡『春の小川』も、かつてこの地に流れていた小川がモチーフになっています。
【新宿三丁目】山本容子 / Hop, Step, Hop, Step
東京メトロ新宿三丁目駅B2Fの新宿三丁目交差点方面改札に設置された鮮やかなステンドグラス。画家・山本容子氏の原画を元に、愛くるしい1匹のウサギが、Hop, Step, Hop, Step,,,と歩きながら、日常の時間から離れて異次元へ誘う様子が表現されています。
本作品は過去に放送された「マツコの知らない世界」でも紹介されました。
以上、今年の干支にちなんでウサギのパブリックアートを紹介しました。
この他にも街なかには動物をモチーフにしたパブリックアート作品がたくさんあります。ぜひ他の干支もPublic Art Databaseから探してみて下さい。
というわけで本年も@ARTを宜しくお願い致します!
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