TOMMY☆

ArtoMe(アートミー)主宰。アートとファッションについての試論(私論) アヴァンギャルドな創造物と世界観に惹かれる。DADA、装飾美術、マティスやナビ派の「アンティミテ」パリ文化への憧憬と興味が根っこ。ファッションとアート、民藝、旅行好き。岡本太郎とイヴ・サンローランを敬愛。

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ArtoMe(アートミー)主宰。アートとファッションについての試論(私論) アヴァンギャルドな創造物と世界観に惹かれる。DADA、装飾美術、マティスやナビ派の「アンティミテ」パリ文化への憧憬と興味が根っこ。ファッションとアート、民藝、旅行好き。岡本太郎とイヴ・サンローランを敬愛。

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3感=感情、感性、感覚を把握する教育/情感を鍛える

唐突ですが、フランスは文化芸術への国家予算支出が日本の10倍です。 昨年度(2022年度)よりも2023年度は0.1%UPだとしても、お隣の韓国の3分の1でもあります。この日本の文化へ対する予算数字は、特に対フランスと比較すると長らく日本としては非常に残念な数字を維持してしまっている。文化より、教育や産業(製造業)へ重点を置いてきた結果とも言える。アジア圏のシンガポール、香港にも遅れをとり続けている日本。 文化芸術が観光業へも結びつくフランスは、国の主軸な産業でもある理由が

    • 改めてArtoMeについて:ご無沙汰してます

      改めてArtoMe(アートミー)について ご無沙汰してます。最後の記事から、一年ほども経過してしまいました。 ArtoMe主宰のTOMMY☆です。 昨年は、東京六本木にある国立新美術館での展覧会「イヴ・サンローラン」展でのアートツアーを募り、ご参加者様と一緒に展覧会を見て、その後プチ・アートワークを行うということを数回実施しました。ファッションデザイナーのイヴ・サンローランへの尊敬が強すぎて、次の活動が浮かばず記事も止まってしまった次第です。 ArtoMeは、アートを通

      • 【悲報】12月、いよいよ閉幕近いイヴ・サンローラン展

        体感は、冬 そして師走感ゼロ…のアートミー TOMMY☆です! いやぁ、日に日に驚き過ぎる 365という日にちに◯というか 枠があるのが(笑)まだ正月くらいな気分w 皆さま、お元気でお過ごしですか? 筆者、ブリ返し(not魚)もチマチマありつつ やっぱ体感!! 身体もハートも真ん中じゃー! と揺り戻したりしてます(笑) 人様に引っ張られそうになった感覚があったとて 体幹は太ーく 前置き長くなりそうなので本題へ♪ 本日のタイトル通り いよいよ、来日中の亡きイヴ・サンローラン

        • マニア向け:イヴ・サンローラン展とディオール展

          イヴ・サンローラン展へ行ってきました!(2回、もう一度行く予定) 今年初めから5月下旬まで開催されたクリスチャン・ディオール展へも行きました イヴは、プロとして初めてデザイナーになったのが急逝した師匠ディオールの後釜として21歳!デビュー 国の宝※とまで言わしめたディオールの後に後継としてデザイナーデビューは、相当に注目されてプレッシャーだったろうに、大成功のうちにスタートを切ったイヴ ※第二次世界大戦後の敗北したフランスで、世界的にフランスにおけるファッション産業を

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        3感=感情、感性、感覚を把握する教育/情感を鍛える

          イヴ・サンローラン展

          ご無沙汰してしまいました ArtoMe(アートミー)のTOMMY☆です 久しぶりの記事は、既に2回ほど訪れた六本木にある国立新美術館にて開催中の「イヴ・サンローラン展」です。個人的には、昨年12月のアナウンスから待ちに待った今年の超目玉イベント!なんです。 イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル国立新美術館にて2023年9月20日〜12月11日開催。本展はイヴ・サンローラン美術館パリによる全面協力を得て、没後日本で初めて開催される回顧展です。 ysl2023.jp

          イヴ・サンローラン展

          建築、ファッションとカタチ

          ArtoMe(アートミー)主宰のTOMMY☆です! 「森羅万象アート」についての記事でも書いたのですが(PV数が少なく泣)、伝わりにくい内容だったかな。目に見える、見えないにしてもいろんなカタチから成立しているわけで、要素を構成するカタチにとても惹かれています。 身近にある机や椅子も線を結んで出来ていて、家もそうで建築家の人が線を繋ぎ合わせて構築して。線、は猫の如く液体化ではないけれど、自由自在にカタチを形成することができるのが魅力で惹かれている理由の一つでもある。永遠と組

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          見えない情報を「感」で掬い上げる

          ArtoMe(アートミー)主宰のTOMMY☆です! 久しぶりの記事となってしまいました。 見えない情報を「感」で掬い上げる今回のタイトルですが、アートを媒介として当方が何を伝えたいか?何を体験、体感していただきたいか?まさに、このことアートという言葉ではない表現物が持っている(放っているとも言えましょう)「見えない情報を「感」で掬い上げ」ていただきたい!に尽きます。 アートという対象を見たり、実際に見て体験、体感することで個々人が「感」を掬い上げているんです。「感」とは、

          見えない情報を「感」で掬い上げる

          なぜ、アート推しなの?

          なぜ、アートなの? そんなに面白い? 魅力ある? そう問われたならば 私は、こう答えるだろう 結局 人間に興味があるから 人が創造したものと 創造した人に興味をもつから だから面白いし魅力なんだ アートを介して アーティストを介して 自分の小さくて狭い世界から とてつもない広い大海原への旅に 連れて行ってもらえるから 土地、国、国籍 時には ここ地球を飛び出した 宇宙をモチーフとか 作品をみて その世界に入り込むと 我を忘れる 時には時空を超えて 昔の作品や

          なぜ、アート推しなの?

          森羅万象アート②

          ArtoMe(アートミー)主宰のTOMMY☆です! 「森羅万象アート」と題して書いていますが、その②です。 森羅万象(しんらばんしょう、しんらばんぞう、しんらまんぞう)は (沢山の読み方があるんですね!)お馴染み、Wikiによると… あらゆる現象、宇宙に存在する一切のもの 「森羅」は樹木が限りなく茂り並ぶことであり 「万象」は万物やあらゆる現象 なお、「宇宙」はあらゆる存在物を包容する 無限の空間と時間の広がり、及び宇宙空間を指す とのこと。 この「森羅万象」をテー

          森羅万象アート②

          森羅万象アート①

          ArtoMe(アートミー)主宰のTOMMY☆です! 友人のTさんが名付けてくれた「アートミー」ですが、発端は、「アート」と私の名前トミーに掛けてくれた呼び名です。 アート✖️トミー = アートミー すばらしい言葉の発明師!その方の才能ってあって、全然本人はそのネーミングは考えたこともないです笑。そして面白いことに、たまたま「アートミー」を文字に起こしてみたら Art Me! 私をアートする! Art to Me アートから私へ という自分の活動目的にぴったりでした。ま

          森羅万象アート①

          宇宙と「原初火球」蔡國強

          ArtoMe(アートミー)主宰のTOMMY☆です! アートを媒介として、アートを楽しんで知っていただくことは勿論ですが、ご自身の3感(感情・感覚・感性)を知っていただくキッカケになって欲しいと活動しています。私自身、絵を描いたりしています。 写真は『美術手帖』さんから拝借しています。 さて、今回は 現在東京六本木にある新国立美術館で昨日から始まった個展「蔡國強 宇宙遊うちゅうゆう ―〈原初火球げんしょかきゅう〉から始まる」が開催されている中国人でN.Y.在住の世界的な現

          宇宙と「原初火球」蔡國強

          衣という霊力を思い知れ:山口源兵衛さんの言葉

          ArtoMe(アートミー)主宰のTOMMY☆です! ファッションテーマが続きますが、前回の記事「シェイプシフトとファッション」に関連して、今回は「衣」にもう少し踏み込んで書きたいと思いました。 ファッションと言えば、洋服はもとよりアクセサリーやバッグ、靴下などの小物も含めた人が見に纏うもの全般を指すとも言えます。ここでは「衣」洋服や着物などについてフォーカスします。 ファッションが好きな方、きっと靴がやたらと好きとかアクセサリーに目がないとかフェティッシュではないけれど

          衣という霊力を思い知れ:山口源兵衛さんの言葉

          シェイプシフトするファッション、ファッションの三位一体

          ArtoMe(アートミー)主宰のTOMMY☆です! 突然ですが、7/2まで東京の某古着店(アーカイブショップというのか)でコムデギャルソンの初期商品(作品と言える)から近年まで販売されている。 コムデギャルソンは、ファッション好きなくとも街中でハートに目があるTシャツを着ている人を見たことがあるかもしれない。ハートの目のマークのものはギャルソンのポピュラー的なブランドラインと言えようか。 1980年台に「黒の衝撃」と言われる日本人デザイナー・コムデギャルソンの川久保玲、

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          アートの旅

          ArtoMe(アートミー)主宰のTOMMY☆です! アートを「窓」のような媒介として、今いる国や地域に居ながらにして「旅」ができるのもアートの醍醐味や面白さの一つだと思っています。こう書くと、読んでくださっている方の多くの方が、私が何を書こうとしているか想像できるかと思います笑。 表現されているそのアート作品は、海外を舞台にしていたり、国内であってもご自身が馴染みのない場所を舞台にしていたり、モチーフ(題材)にしていたりします。写真や映像もアート表現の一つです。 アート

          アートの旅

          アートの三位一体=エネルギーで繋がるアート

          ArtoMe(アートミー)を主催のTOMMYです☆ アートを通して、ご自身の3感(感情・感覚・感性)の発見しませんか? アートを見ることは、あくまでも「見る方ご自身が主役」です。 「アート」は、ご自身の3感(感情・感覚・感性)を触発してくれる繋ぐメディウム(Medium=媒体(媒介者的な))だからです。 今回は、アートと見る人との関係性についてもう一歩踏み込んで書いていきます。 アート(ここでは作品のことを指します)は、単なる「モノ」ではなく「コト」を起こす役割があり、

          アートの三位一体=エネルギーで繋がるアート

          「アートの処方箋」もしくは「アートのレシピ」

          アートに関する 「ArtoMe」(アートミー)を主宰していますTOMMY☆です。 もし、まだ読んでいらっしゃらなかったら 是非一つ前の記事をお読みいただけると嬉しいです。 アートを通して知るご自身の3感(感情・感覚・感性) アートがまるで、他でもないご自身のためだけの「処方箋」のようなものとも言えると思っています。 処方箋、と書くと病を連想してしまうでしょうか。別で違う言い方にするならば、ご自身のためのアートに関する「レシピ」とでも言いましょうか。 物心ついた頃から持

          「アートの処方箋」もしくは「アートのレシピ」