昨日の読売新聞日曜版 旅を旅しては納豆汁だった。宇能鴻一郎氏の「さながら最上川そのものを腹中におさめたおもいがあった」とその美味しさを書いた一文が見出しに。『味な旅 舌の旅』からの引用。官能小説の婉曲表現かと思った…『姫君を喰う話』があまりにも…だったからなぁ(途中放棄した)。
『姫君を喰う話 宇能鴻一郎傑作短編集』を読む。筆者の芥川賞受賞作「鯨神」をはじめ多くの作品を収める。多くは筆者の代表的な官能性を感じさせる短編が多い。