1年前、DaiGoの記事に顔をしかめながら父は「奥田さんは社会的貢献が高い。あんたとは比較にならない」と言いました。私が「あんたもわしもおんなじいのち」というと父は「それは当然だよ。しかしあんたと奥田さんは比較にならない」と言いました。安倍さんの死のニュースを見て思い出しました。
のび太は先生から叱られ、ジャイアンからいじめられて、家に帰ってドラえもんに不平不満を言います。そこでドラえもんはポケットから何か道具を出すわけですが、ドラえもんの真価は道具を出すこと以上に「のび太のぐちを聞いてくれる」「帰ったらドラえもんがいる」ということそのものではないのか。
NHK「こころの時代」に、奥田知志さんが出ていました。とてもいい話がたくさん聞けました。しかし、同時に見ていたはずの両親とは、分かち合いませんでした。懲りているのです。あまりにも両親が理解していないので、ショックを受けることが。これは「求めすぎ」なのでしょう。残念ですが。