人類が英雄譚にときめくのは、物語の三段構成「出立・葛藤・帰還」に対応する情報「出自・討伐・富の獲得」を入力すると、「勧善懲悪」や「冒険譚」に置換する心的機構が具わっているからだ。 同様に人類は、何らかの情報から「エロ」を感じる回路を持っている。これはどうしようもない性(さが)だ。