漫画感想BAN 第十七回「第1123話 ´´空白の二週間´´その2」
第二節 天才の一手
時は遡ること、この事件の二週間前のエッグヘッド。
シャカによって、マザーフレイムが盗まれたことが判明します。
何者かが、データを盗んだことが判明します。その事実を知ったのは、ステラ(以後、ベガパンクの言い方はステラ読みで)である本体、シャカ、ピタゴラスのみ。
最初はリリスを疑うステラでしたが、実際はヨークが犯人であったことを知ります。つまり、最初から全て知っていた訳です。しかし、何故、忘れていたのか?
調べるに連れ、明らかとなっていくヨークの裏切。次第にマザーフレイムを盗んだ音声データすらも、残っており、最早、言い逃れ出来ない状態に。
それまでも、リリスを執拗以上に疑っていたことを詫びるステラの感情は如何ばかりか。これだけ見ても、人間の感情は悪だからって、絶対悪ではなく、寧ろ危険なのは、欲と言う所が透けて見えるのは、何とも心苦しい場面ではありますね。
ルルシア消滅の悲報は、やられっぱなしだったステラに火をつける結果となります。
こうなってしまった以上、ヨークを処分した所で最早、自分達への糾弾は止まることは無く、無駄死になのは、逃れられない運命に。
このままではいけないとエッグヘッドに住まう住人の避難をシャカに命じ、自らはこれまでの研究の粋を結集し、最後のスピーチに挑むことを決意します。
ただで死ぬつもりはないと決め、巻き込まれてしまったシャカとピタゴラスですが、流石同じベガパンク。気持ちは同じだったようです。
その過程で出て来た島雲製造機「雲フト」。これが人類を救う要になると言うこの道具がどう、活かされるのか。これはとんでもないキーアイテム。
世界が沈没しても、最悪の場合、これさえあれば、逃げ場は確保できるし、何より、空島に安全に逃げ込むことも可能ですからね。
これが活躍するのは、間違いないとはいえ、どう活かされるのか、注目と同時に世界沈没は免れないのかしら?
PART3に続く。
また明日。
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