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教養としての夫婦学🤝|夫がみるみる進化していく話。
「あれ、体調悪いの?」
ある日、夫が妻にそう声をかけた。
思わず目を見開く。
だって、私は体調が悪い。言葉にも表情にも出していないつもりだったが、夫がみずから勘付く。
よく気が付く旦那さん。
実際、夫は妻に関心があるし、よく気にかけてくれる。
だが、こちらが言葉にしてはじめて、というのが今までの”常識”だった。
「もうすぐ生理だから狂気じみた動きするかも」
「下半身お化けに取り憑かれてて
5行思考文(338) - 内緒の目線 -
「綺麗になったね」美容室から帰ってきた妻に声を掛けた。妻は照れくさそうに手で顔を扇ぐ、妻の癖だ。僕はコレを見たくて時々妻に照れてもらう。
「はい、ビール」夕飯の食卓についた夫に缶ビールを渡す。夫はプルタブに指を掛け、上手に片手で缶を開ける。私はコレを見たくて開けずに渡す。
相手に言ったら意識しちゃうだろうから。密かな楽しみ、内緒のキュン。
表彰式でチューニングをした話
3月4日。
「第39回 日産 童話と絵本のグランプリ」の表彰式に出席してまいりました。
会場は大阪府立中央図書館。
最寄りの荒本駅は初めて降り立つ駅でした。
方向音痴なので心配でしたが、矢印の通りにしばらく歩くと、
ありましたありました!
中央図書館、立派な建物です。
おどおどしながら受付を済ますと、
「受賞おめでとうございます」の言葉とともに、名前入りのコサージュと入選作品集をいただきまし
今年はスイカを沢山食べようね
某月某日
部屋を掃除するため、息子(4歳)が散らかした秘密基地用の段ボールを高く積みあげて場所をあける。そのてっぺんに息子が作った折り紙のお弁当を乗せて置いたら、夫が、「おお!おべん塔だ!」と言っていた。
某月某日
なんとなくアレクサに、「アレクサばんざーい」と話しかけたら、アレクサが「イエーイ!」と返してくれた。自分と同じノリのひとが近くにいると嬉しいことをアレクサが教えてくれた。
某月