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【すてき旅】

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宇都宮めぐり2(栃木県宇都宮市・宇都宮駅/宇都宮美術館「20世紀アートセレクション」展ほか)

宇都宮めぐり2(栃木県宇都宮市・宇都宮駅/宇都宮美術館「20世紀アートセレクション」展ほか)

宇都宮めぐりも折り返し。かなりハードスケジュールである。餃子? 行列がすごくてね・・・

・栃木県立博物館
栃木県の名を冠した博物館だけあって、美術館と同様こちらもかなり広大な規模である栃木県立博物館。栃木県における自然系の資料や歴史や文化といった人文系の資料も含め、あらゆるものをテーマとして網羅している博物館である。ミミズク土偶のみーたんというのが公式キャラクタだそう。可愛さについては個人の好み

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高千穂巡りと幣立神宮

高千穂巡りと幣立神宮

世間の子供たちが夏休みに入った暑い時期に、夫の運転で念願の神話の里高千穂へ出かけた。薩摩半島の我が家から熊本経由で3時間半かけて、高千穂神社の駐車場に着いたのは午前9時30分だった。そこで弟夫婦と待ち合わせをしていたが、彼等は大隅半島から宮崎経由で私たちより30分も早く到着していた。
「ごめんね、途中で持ってきたお弁当を食べて遅くなった」と言い訳をして詫びた。
そこには、既に多くの車が駐車してあり

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北斎訪ねて、いざ小布施(後編)

北斎訪ねて、いざ小布施(後編)

 北斎晩年の最高傑作ともいえる作品を残したもうひとつの場所、岩松院に向かった。

前編はこちら。

🔶岩松院

🔷八方睨み鳳凰図

撮影許可が取れない為、必ず2つのホームページをご覧頂いてから本文をお読みください。

なんといっても、畳21枚分にもなる大きな天井絵だ。
この大作を詳しく画像でお見せ出来なくて残念至極、一緒に味わって頂きたい思いでいっぱいである。

ここから先は、現場で実物を見な

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夏越の祓 下諏訪紀行

夏越の祓 下諏訪紀行

6月30日、諏訪大社へお参りしてきました。

noteでも色んなクリエイターさんが投稿されていた「夏越の祓」

2月に下諏訪を訪れた際に、下社では茅の輪が作られるお社があると知り、それは何としても見に行きたい!と思っていました。

じつは「夏越の祓」という言葉を知ったのもそのとき。
神社好きの割にはそういうことに疎いので、、これから学びます!

この時期、お諏訪さまは秋宮にはいらっしゃいません。

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関東モノレールの旅③ ~東京モノレール中編

関東モノレールの旅③ ~東京モノレール中編

東京モノレール、中編です。
今回は東京モノレールに乗りながら、周辺の人々の歴史を話していこう。
ぜひ東京モノレールに乗りながら、その周辺に目を配っていただければ幸いです。さあ、出発しよう!!

浜松町から羽田まで、東京モノレールに乗る前に、浜松町駅のすぐそばに芝の増上寺、大門である。
徳川家の菩提寺として、上野寛永寺は江戸城の北東の鬼門(丑寅)に置かれ、増上寺は裏鬼門(風水は方角にこだわる)の南の

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海の京都|夕日ヶ浦温泉で夕景を見てきた

海の京都|夕日ヶ浦温泉で夕景を見てきた

夕日ヶ浦温泉は京都府の北西部、京丹後市の日本海沿いの温泉です。最近では海の京都と呼ばれキャンペーンも行われておりました。夕日ヶ浦というその名の通り夕日が美しい場所らしいので宿泊で行ってきました。

京都から車で京都縦貫道を使って約2時間半程度で行ける場所にあります。城崎温泉の方角というと分かりやすいですかね。

興奮したのか朝早く起きてしまったので、マクドナルドで腹ごしらえをして、下道を使ってのん

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デューク東郷

デューク東郷

↑ コレの答えは ↓

百舌鳥耳原中陵(モズミミハラノナカノミササギ)
仁徳天皇陵です
百舌鳥古市古墳群に行ってきました
仁徳天皇陵が目当てとはいえ、いくつ古墳あるのよ
そして大きいねぇ
仁徳天皇は徳のある天皇で
反正天皇は歯並びが良かった
なんて帰りの車の中で話したのですが
そんなお話を教えてくれるのが

トゥーランドブイログ(カナで書くとか、まじか。)
私的には垂仁天皇の所をもっと掘って欲しか

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Y7-6-2. 浦賀・燈明堂と庶民の足・渡船

Y7-6-2. 浦賀・燈明堂と庶民の足・渡船

湾を横切り西浦賀と東浦賀をつなぐ横須賀市営の
渡し船「愛宕丸」。対岸との距離は目と鼻の先だ。

■300年続く渡し船――海の上の横須賀市道
浦賀駅から燈明堂海岸に来るまでのちょうど真ん中あたりに、湾の対岸とむすぶ渡船の乗り場がある。

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世田谷で縄文も楽しむ!とっておきのアート散歩

世田谷で縄文も楽しむ!とっておきのアート散歩

美術館巡りや街歩きがストレスなく楽しめる季節。
魅力的な数々の企画展に加えて、創造性豊かな縄文の遺物もアートとして見逃せないと、アート好きとしては忙しくも嬉しい日々です。

今回は「一人でゆったりアートを」という時にお勧めな、東京都世田谷区の東急世田谷線界隈を歩きます。
画家と彫刻家のかつてのアトリエや郷土資料館を訪ねながら、2~3時間で廻るアート散歩です。

① 向井潤吉アトリエ館

閑静な住宅

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熊野らしいところ・・三重県の熊野②「自然崇拝の熊野」

熊野らしいところ・・三重県の熊野②「自然崇拝の熊野」

前回、三重県の熊野地方の大きな特徴は、下記と紹介しました。

・熊野と伊勢神宮の間にある。

・今も熊野信仰の起源となった自然と信仰が多く残る。

今回は、この地域にある心が動かされる自然崇拝の熊野を紹介します。
明治時代の神仏分離令やその後の神社合祀令で、神仏習合からの仏教の分離、修験道や陰陽道の廃止だけでなく小さな神社や自然を神とする神社が廃止されます。
自然崇拝を起源とし、神道に仏教、修験道

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古代の工場を見学 新池(しんいけ)ハニワ工場公園

古代の工場を見学 新池(しんいけ)ハニワ工場公園

前回投稿した高槻市の今城塚古墳から歩くこと30分、新池ハニワ工場公園に着きました。
この遺跡はマンションや一戸建ての立ち並ぶ住宅地の一角にあります。
現在は公園として整備されています。

古代なのに工場とはどういうことでしょう?
園内を進んでいくと目の前に埴輪を焼く窯が現れました。

公園内に展示された埴輪を見ながら「ハニワ工場館」に入ります。

内部には当時の窯がそのまま展示されていました。

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富山の旅 ふたたび

富山の旅 ふたたび

 いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。
 年度が変はりました。しかし、私の部署は変はらず、今年も苦しい一年になりさうです。

 今回は、観光列車ながらの旅の続編になります。

 どうか、最後までお楽しみください。

 最後までお読みいただき、ありがたうございました。

【料理エッセイ】釧路で発祥グルメを堪能してきた!

【料理エッセイ】釧路で発祥グルメを堪能してきた!

 友だちに会うため、釧路に行ってきた。

 正直、釧路にこれといったイメージはなかったけれど、行くからには楽しみたい。そして、わたしにとって旅行の楽しみは食事だから、あれこれ、事前に調べてみた。

 期待はしていなかったが、意外にも、興味深いフレーズがどんどん出てきた。なんと釧路は炉端焼き発祥の土地なんだとか。その上、ザンギも発祥というから驚きだ。さらに市場などで好きなお刺身を選ぶ勝手丼も釧路発祥

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【参考にならない神戸観光】常宿に別れを告げ、さみしいふりをして結局ただ食べる一人旅

【参考にならない神戸観光】常宿に別れを告げ、さみしいふりをして結局ただ食べる一人旅

旅がはじまる。ライトな旅。

今は兵庫県の田舎でひっそり暮らしているが、2年前は神戸で働いていた。その神戸に繰り出すだけだ。とはいえ、電車で2時間ほどかかるんだし、これはまごうことなき旅だ。

慣れ親しんだ街とはいえ、仕事人ではなく旅人だという面持ちで訪れると、違う街のように旅先めいた表情を見せてくれる。天気も良好。風にブレンドされた花粉量もまだそれなりだ。いつも家でつけている箱入りのマスクではな

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