入江玄 アートライター

関西の展覧会、最新情報をお届け! ときには、アーティストの背景や展示をより深く楽しむための書籍もご紹介📚 アート初心者から愛好者まで、誰でも楽しめる内容を提供します。いつもあなたのそばに、アート体験を🎨✨

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マガジン

  • 11月23、24日に行ける!関西で注目の展覧会

    関西圏、特に京都市で開催中の展覧会情報を詳しくご紹介します。週に一度の更新で、最新の展覧会情報をお届け! 週末の予定に迷ったら、ぜひこのマガジンをチェックしてみてください。

  • アート本のエッセンス

    展示をより楽しむためのアート本のエッセンスをお届けします。アート初心者から愛好者まで、誰でも楽しめる内容です。アートの世界をもっと身近に感じてみませんか?

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プロフィール

数ある記事の中から、私のプロフィールをご覧いただきありがとうございます。 最新の展覧会情報をお届け!  関西圏、特に京都市で開催中の展覧会を詳しくご紹介。まるで会場にいるかのような臨場感をお届けするため、さまざまな工夫を凝らしてお伝えします。 アートをもっと楽しみたい方へ  月に一度、展示をより楽しむためのアート本のエッセンスをお届けします。アート初心者から愛好者まで、誰でも楽しめる内容です。まるで100円ショップでお宝を見つけるような感覚で、気軽にお読みいただけます

    • アートをセンスよく飾る方法:初心者が犯した失敗とその解決策

      【約2,000文字、写真8枚】  センスよく飾るコツをネット検索すると、色々でてきます。今回は、私がやってしまった失敗もレポートします。 流れ  購入したアートを飾りたいと思います。購入の記事はこちらです↓  アートの飾り方は、ケースバイケース。ですから、大きな流れと、もっておきたい思考法をお伝えします。  まずはアートを飾る際の、全体の流れです。①場所を決めて、②位置を絞り、③フレームを購入して、④飾り、離れてみて感動するという流れです。 ①場所探し  もっておき

      • 初めてのアート購入体験:京都のヌーヌキョウトで見つけたセクシーな一枚

        【約2,400文字、写真8枚】 初めてアートを購入してみた!  芸術の秋。アートをもっと楽しみたくて、人生で初めて買ってみました。今回はそのレポートです。 ユニークな店内の魅力  ヌーヌキョウトさんは、画廊やギャラリーというよりも、まるでレコード屋さんのような雰囲気。高島屋の新館として昨年オープンしたT8の四階にあります。  ギャラリーが併設されている蔦屋書店さんは一度記事にさせてもらっています。  ヌーヌキョウトさんのお隣は「サブカル」分野のグッズを取り扱う巨大

        • 展覧会レポ:【関西文化の日】無料で楽しむ京都国立近代美術館のファッションと内面の秘密

          【約2,000文字、写真13枚】 関西文化の日「無料開放日」  関西文化の日に参加中の京都国立近代美術館では、いつもなら有料の常設展を無料で楽しめます。この機会にぜひ訪れてみてください。  11月16〜17日を中心に、美術館・博物館など400もの施設が入場無料です。(詳細は上記リンクをご覧ください) 京都国立近代美術館のコレクション展(常設展)  この記事は、京都国立近代美術館で開催中のコレクション展のレポートです。  服や自画像を通じて内面の世界を探る体験をしてき

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        • 11月23、24日に行ける!関西で注目の展覧会
          6本
        • アート本のエッセンス
          6本
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        記事

          美術史を変えた1冊『奇想の系譜』なぜ50年も売れ続けるのか?

          【約6,000文字】  50年以上、売れ続ける日本美術の名著がある。辻惟雄著『奇想の系譜』だ!  伊藤若冲をはじめとする「奇想の画家」たちの再評価に大きく貢献しました。絵画史を書き換え「若冲ブーム」の火付け役にもなった本書。一体何が書かれているのでしょうか?  本が売れないと言われます。近年のベストセラーは、三宅香帆著『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』だとか。  それなら、短時間で効率よく名著の読書をしてみてはどうでしょう。  この記事は、要約やダイジェストに近い

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          美術史を変えた1冊『奇想の系譜』なぜ50年も売れ続けるのか?

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          展覧会レポ:浮世絵の巨匠たちが描く美しい春画 - 北斎と歌麿の名作を堪能

          【約2,400文字、写真16枚】  細見美術館で開催中の「美しい春画」展。正直に言って、公共の場で春画を見ることに抵抗がありました。北斎や歌麿のタブーに触れているような気がして。  でも、興味は抑えられません。実際に足を運んで確かめてきました! 春画ってなんだ?  春画とは、つまり性の営みを描いた絵画です。  平穏な日常生活を続けている私が見ていいものなのでしょうか。  展示の解説ツアーがあるというので、まるで秘密のパーティーに招かれたような気持ちで扉を開きました。禁断

          展覧会レポ:浮世絵の巨匠たちが描く美しい春画 - 北斎と歌麿の名作を堪能

          展覧会レポ;京都嵐山で出会う伊藤若冲:福田美術館で初公開の巻物を体験!

          【約2,000文字、写真18枚】  日本史上最大の奇想絵師、伊藤若冲(じゃくちゅう)。  この秋、彼の初期から晩年までの優れた作品が一堂に展示された福田美術館。若冲とは一体どんな人物だったのでしょうか。 若冲の振り幅  紅葉の京都、嵐山。混雑する街の裏手に、静かに佇む美術館があります。遠くに賑わう声が響きつつ、川のせせらぎや鳥の鳴き声も聞こえてきそうな場所です。  ただ、展覧会のタイトルは『京都の嵐山に舞い降りた奇跡!! 伊藤若冲の激レアな巻物が世界初公開されるってマ

          展覧会レポ;京都嵐山で出会う伊藤若冲:福田美術館で初公開の巻物を体験!

          展覧会レポ:落合陽一×手ぬぐい≒京都で体験する現実と仮想の境界

          【約1,600文字、写真18枚】  メディアアーティストの落合陽一氏が、京都の手ぬぐい専門美術館で展覧会を開催中です。現実と仮想の境界を探るため、一歩踏み出してきました。 手ぬぐい×落合陽一  日本最古の木綿商手である永楽屋の歴史をリサーチした落合陽一氏が、十四代目の細辻伊兵衛氏とコラボした展示内容です。  「伝統的な日用品である手ぬぐいに、割れた液晶の亀裂を染め込むという一見奇異な作品群。しかし、その背後には計算機自然が紡ぐ反実仮想の世界が広がって〜」¹いました。

          展覧会レポ:落合陽一×手ぬぐい≒京都で体験する現実と仮想の境界

          エリートが実践する美意識の磨き方:アートでビジネスに差をつける秘訣

          【約4,000文字】 最近、美術館に行ったのはいつですか?  美術館での体験は、あなたの人生を豊かにする素晴らしい機会です。ニューヨークやロンドンの美術館では、来場者の顔ぶれが変わりつつあります。社会人向けのプログラムに参加する人数が増えているのです。  社会人向けのプログラムは単なる作品解説にとどまらず、美意識を鍛える教育の一環となっています。特にエリート層が多く参加しているのが特徴です。では、なぜ世界のエリートは「美意識」を鍛えるのでしょうか? この記事を読むメリ

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          エリートが実践する美意識の磨き方:アートでビジネスに差をつける秘訣

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          展覧会レポ:生と死を糸で紡ぐ塩田千春、大阪中之島美術館で12月まで!

          【約1,600文字、写真19枚】  場所やものに宿る記憶を糸で紡ぐ塩田千春氏。「存在とはなにか」をテーマにした展覧会で、私も絡まってきました。 いきなりっ!  会場に足を踏み入れると、蜘蛛も驚くほどの糸が張り巡らされたインスタレーション。これは過去に誰かが見た視線の痕跡でしょうか。  ポタポタと水滴が落ちる演出は、現実と幻想の境界を曖昧にします。水は立ちのぼって、戻ってくる、そんな「つながり」を感じさせます。  大阪出身のアーティスト、塩田千春氏が16年ぶりに故郷で

          展覧会レポ:生と死を糸で紡ぐ塩田千春、大阪中之島美術館で12月まで!

          展覧会レポ:京都・福寿園のアートスペースで行われる完全予約制の展覧会とは?

          【約1,200文字、写真13枚】  京都の福寿園で開催されている完全予約制の展覧会に行ってきました。茶葉や枝を素材としたインスタレーション作品が展示されており、まるで森の中にいるかのような感覚を味わえます。 茶室でつなぐ  エレベーターでアートスペースに到着すると、優しくも力強い香りが広がっていました。  今年オープンしたばかりのこのスペースでは、木工芸職人・アーティストの中川周士氏による『茶の杜に惑ふ ‐ 個細胞が見る夢 ‐ 』が開催中です。  今回の展示は、森や

          展覧会レポ:京都・福寿園のアートスペースで行われる完全予約制の展覧会とは?

          展覧会レポ:「聞く/聴く:探究のふるまい」聞く力を試すアート展?

          【約800文字、写真17枚】  「聞く力」が大事といいますが、その先には何があるのでしょうか。一歩深く入ってきました。 服をかえっこする  壁一面にスナップ写真が並び、映像が流れています。革ジャンを着た外国の方が、日本の街角で道行く人に声をかけ、相手の声に耳を傾けています。  見ず知らずの人に「数分のお時間ありませんか?」と片言の日本語で声をかけ、「着ている服を交換して写真を撮らせてください」とお願いしているんです。  ほとんどの人が断りますが、それでも挑戦し続ける姿

          展覧会レポ:「聞く/聴く:探究のふるまい」聞く力を試すアート展?

          展覧会レポ:「ブラック・ジャック展」手塚治虫の原画に残る修正の意味とは?

          【約1,200文字、写真10枚】  「それでも私は 人をなおすんだっ」手塚治虫『ブラック・ジャック展』。手塚先生の原画には、印刷直前まで考え抜かれた修正の跡が!  美術館「えき」KYOTOで開催中の『ブラック・ジャック展』に、小学5年生の娘と行ってきました。会場内での写真撮影は禁止されているため、周辺の様子をお伝えします。 手塚治虫『ブラック・ジャック』とは  会場は伊勢丹の七階にあり、エレベーターやエスカレーターでアクセスできます。入口までのパネル展示には懐かしいシ

          展覧会レポ:「ブラック・ジャック展」手塚治虫の原画に残る修正の意味とは?

          展覧会レポ:中谷芙二子「霧の彫刻」姫路市立美術館で体験する幻想的なアート

          【約1,200文字、写真13枚】  アートに興味がない人さえも魅了する作品があります。展示された前庭では、手を伸ばし、作品の世界に浸る人たち。私もその魅力に触れてきました。 霧がアート?  この作品は、考えるのではなく、感じさせてくれます。身体の全感覚を使って体験するアートです。現代アートの世界は歴史や文脈を理解するとより楽しめると言われますが、この作品はとても幻想的な気持ちにさせてくれます。 「子供はもちろん若い人も老人も、そして犬もみんな大変喜んでくれた。それぞれ思

          展覧会レポ:中谷芙二子「霧の彫刻」姫路市立美術館で体験する幻想的なアート

          地蔵盆の思い出:京都の夏祭りが消えゆく理由

          【1,800文字】  そういえば最近、地蔵盆を見かけなくなった。  私が小学生だった頃、夏休みの終わりが近づくと町内会の役員さんから「提灯を出してね」と声がかかるのが恒例だった。京都市内の子どもたちは、みんな自分の名前が書かれた提灯を持っていたものだ。  地蔵菩薩の縁日である8月24日前後の土日に行われる地蔵盆。この行事が終わると、二学期が始まる。夏休みの宿題を忘れ、公式に楽しめる最後の行事だ。  地蔵盆の朝は早い。役員さんたちは、まず町内のお地蔵さんを飾り付ける。お地蔵

          地蔵盆の思い出:京都の夏祭りが消えゆく理由

          夏休み特別レポ:東京国立博物館の常設展(総合文化展)を家族で楽しむ

          【約1,000文字、写真12枚】  夏休み、子ども(小5と年長)を連れて東京国立博物館の常設展(総合文化展)へ行ってきました。今回は関西を飛び出しての特別レポートです。 お猿さんだよ  きっかけはこの動画でした。  東京国立博物館に行ってみたい。でも、関西人にはちょっと遠い。ということで夏休みに家族で行ってきました。子どもが興味を持ったものを中心に見て回ることにしました。  まず、年長の息子が興味を持ったのは、高村光雲の《老猿》です。  「おさるさんだねー、動物園の

          夏休み特別レポ:東京国立博物館の常設展(総合文化展)を家族で楽しむ