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*振り返る*

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過去に思ったこと、過去を思ったもの
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#躁状態

虚ろな心と虚ろな眼で

虚ろな心と虚ろな眼で

私の眼は

一体なにをうつしてるのだろう

私の心は

一体なにを感じているのだろう

今日という日を過ごしていて
なにを感じ、なにを見ていたのか

記憶を遡ることが難しい

私は何をしてるんだろう

生きてることが不思議でならない

求めるものだけ求め願って

自分の足で立っていられてないじゃないか

自分の考えで動けてないじゃないか

自分の必要性も

自分の存在価値も

どこにも見い出せない

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感情障害

感情障害

久々に気が狂うかと思った

感情のコントロールができないことを
理解できてなかった私

というか、忘れてた

悲しみに埋め尽くされて苦しくなって

寂しさに埋め尽くされて切なくなって

不安になって

疑って

疑いは膨らんで

どんどん違う方向へとねじ曲がっていく

タスケテ

クルシイ

ツライ

モウイヤダ

そんな言葉に支配されておかしくなって

自分の感情をコントロールできなくて

「普

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イライラ継続中。

イライラ継続中。

うん。イライラする

なんか薬くれ、って思う

頓服は不安なくしたりするやつとか
気持ち落ち着かせたりとか

そんなやつ

ん?

気持ち落ち着かせたりするやつでいいのかな

でも頓服って持続しないじゃない?

今がイライラmaxなわけではないし
すごーくイライラしてるときに飲みたいけど
そんなときはイライラしてて
それどころじゃない

イライラしたら深呼吸して

とか無理無理
お腹の底からむくむ

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『浮上中』

『浮上中』

やんわりとゆっくりと

なんとなーく浮上中

でもすぐ下がった感じにもなるので微妙なところ

この数日間は辛かった

逃げたい
いなくなりたい
どこかへ行ってしまいたい
飛び出して行きたい衝動に駆られて
抑えることに必死だった

泣いて喚いて
手足をばたつかせ、自分を叩き、髪の毛を引き抜いて
痛みで落ち着かせようとする

ひとしきり泣いて

呼吸の仕方を忘れたように
しばらく呼吸をしなかったことに

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とある日

とある日

混合に疲れ果てちゃった

脳内活動的で身体はぐったりしたり
脳内うつうつしてて身体はソワソワだったり

その繰り返し

で、今は

とにかく眠い

いつもの定位置に座る

そのままちょっと横になる

寝る

いつもの定位置に座る

そのまま座っている状態で

寝る

起きてなくない?

お尻も首も肩も背中も

色んなところが痛いし

それにプラスされて

ひたすら食べてる

いつもの定位置に座って

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躁転、恐るべし

躁転、恐るべし

ここにきて、ハタと気づいた

躁転してたよ

先月から新しい仕事を2つも始めちゃって

これまでの仕事を合わせたら…

5つも仕事してるー((((;゚Д゚)))))))

月に2回の仕事とか

月に1回の仕事も含めてだけど

それにしても仕事しすぎ

なんだかやる気とやれる気と
そんなよくわからないものに突き動かされて

面接行って
面接受かって

働いてた

なんでだろう

年明けて春になる頃、

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双極性障害の混合状態って

双極性障害の混合状態って

先生に聞いてみた

『混合状態って具体的にどんな感じ?』

ざっくりね、ストレートに聞いてみたら

身体は怠いのに脳が覚醒してたり
身体は怠くて動けないのに急に多弁
身体は怠いのに急にイライラしたり
身体は動くのに脳の働きが鈍かったり
身体は動くのに急に悲しくなったり

とにかくね、
躁と鬱の特徴が混ざりあってる感じだね

『・・・・・・・』

それじゃんか、私

『先生、私それ。めちゃめちゃしん

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薬

『なんか調子いいかなー』

診察室に入って「どうですか?」の問に答える

あ、ということは私、上がってるんだ

薬が増えてイライラが少し治まっていたから
躁状態が抑えられていると思ってた

でもよく考えればわかる

だって

友達とのラインの返信が早いし
人との会話でも考えることを整理しなくても話せてる

なにより動ける
動くことが辛くない

景色の色が鮮やかに見える

たぶんスキップもできちゃい

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鏡の中の私

鏡の中の私

子供のころの私

あれは私が何歳くらいの頃だろう

たぶん小学校高学年になるくらいのとき

私の心の逃げ場所は鏡の中だった

鏡の中には「私」がいた

私はいつも鏡の中の「私」に話しかける

楽しかったことも
辛かったことも
嬉しかったことも
苦しかったことも

彼女はいつも聞いてくれた
私のくだらない話を

そして必ず言葉を返してくれた

楽しかったことを伝えれば『よかったね』と

辛かったこと

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妄想のままで

私、過去に人の首を絞めたことがあった

ほとんどが妄想だと思っていたけど

実際に1人いた

もちろん死んではない

3年半付き合った彼だった
すごく真っ直ぐに私を求めてきてくれて
私の冷たい心を溶かしてくれるような人だった

その優しさに甘えて
彼が私の思うようにならないとケンカをした
彼にとっては理不尽な言われようなものばかり

それでも好きだと言ってくれていた彼

愛を確かめるためにぶつかっ

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迫り来る「音」

迫り来る「音」

私はいつの頃からか

極度に「音」を受け入れなくなった

たぶんはじまりは雨

雨の「音」に心地良さを感じた
大雨ではない雨
『サーッ…』
という「音」のみで
他の「音」は雨に飲み込まれてて

すごく落ち着いた

その頃から音楽を聴かなくなった

テレビを観なくなった

「音」が煩わしいものと認識された

そのうち
聞こえてくる「音」すべてが煩わしく感じるようになってしまった

自分が起こす「音」

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睡眠薬による解放

睡眠薬による解放

「睡眠薬」

この病気に関わらず、睡眠薬を服用している人は多いと思う
「睡眠障害」は今のストレス社会では
きっと珍しくはないのだろう

初めての「睡眠薬」は10代のとき
外科手術の前日
『眠れないといけないから』
という理由で渡され
何も考えずに飲んだ

次の日の朝、目が覚めるという感覚がないまま手術に臨んだ
相当強い種類のものだったのだろうか
初めて飲んだからそうなったのか
それとも手術に向かう

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カウンセラーとの関係

カウンセラーとの関係

以前に通っていた病院では診察と同じ日にカウンセリングもお願いしていた

担当してもらったカウンセラーさんには
その病院に通い始めてからカウンセリングを受けなくなるまで3年くらいお世話になった

初対面のとき
私はとても失礼で
とても嫌なやつだった

『私は人を信用しません。無理だと思った相手に対してはすごく冷たい感情を持ちます』

こんなようなことを言った記憶がある

そしてさらけ出すというよりは

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閉鎖的空間の恐怖

閉鎖的空間の恐怖

私が住むところは「都会」とはいえない場所

ほどよく「田舎」の雰囲気を残しつつ
生活するには困らないくらいの発展を遂げた街

子供の頃からあまり電車に乗る機会はなかった
年に数回のその機会は
子供の私にとっては楽しい時間となるもので
乗るたびにわくわくしていたような記憶がある

楽しい時間と思えなくなる「その時」は
ゆっくりと私に近づいてきていたのか
私はそれに気づくことなく思春期を迎えた

初め

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